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バルサ今季2023-2024の展望と、昨季予想「優勝を決めたチャビバルサの問題点と、今後の展望」の答え合わせ。

移籍市場が閉じました。
今夏もまあ本当に色々ありましたが、とりあえず予想を書いた訳ですので、今回は答え合わせをしたいと思います。
その上で、さらに今季がどうなるかという展望を書いてみようと思います。
興味のある方はお付き合い下さいませ。

バルサ移籍の最終確認

goal.comさんより抜粋します。

加入選手

  • オリオル・ロメウ[ジローナ]

  • イニゴ・マルティネス[ビルバオ/フリー移籍]

  • イルカイ・ギュンドアン[マンチェスター・シティ/フリー移籍]

  • ジョアン・カンセロ[マンチェスター・シティ/ローン移籍]

  • ジョアン・フェリックス[アトレティコ/ローン移籍]

放出選手

  • ウスマヌ・デンベレ[パリ・サンジェルマン]

  • フランク・ケシエ[アル・アハリ]

  • ニコ・ゴンザレス[ポルト]

  • アブデ・エザルズーリ[ベティス]

  • フランシスコ・トリンコン[スポルティング]

  • ジョルディ・アルバ[インテル・マイアミ/フリー移籍]

  • セルヒオ・ブスケツ[インテル・マイアミ/フリー移籍]

  • サミュエル・ウムティティ[リール/フリー移籍]

  • アレックス・コジャド[ベティス/フリー移籍]

  • シャディ・リアド[ベティス/ローン移籍]

  • ユリアン・アラウホ[ラス・パルマス/ローン移籍]

  • パブロ・トーレ[ジローナ/ローン移籍]

  • エリック・ガルシア[ジローナ/ローン移籍]

  • アンス・ファティ[ブライトン/ローン移籍]

  • セルジーノ・デスト[PSVアイントホーフェン/ローン移籍]

  • アレックス・バジェ[レバンテ/ローン移籍]

  • エスタニス・ペドローラ[サンプドリア/ローン移籍]

  • クレマン・ラングレ[アストンヴィラ/ローン移籍]

全体的に移籍の結果は良い

まず放出が上手く行きました。
レジェンドクラスの高給選手を放出し、戦力外選手も何とか全員レンタル移籍させる事ができたので、バルトメウ時代の膨れ上がった給与総額が、3年かけてようやく大幅削減されました。
今季のバルサの給与削減額は、4億ユーロ近いという話です。
まあピケブスケアルバで半額近く行ってた訳ですが、リーグ優勝を決めつつ給与も大幅削減するという、理想的なシーズンとなりました。
戦力外選手については、まだ給与の一部を払わなければならないのですが、それでも全員を有望なチームにレンタルできたのは大きいでしょう。
ただ戦力として数えていたエリックとアブデが出場機会を求めて出ていき、そしてチャビがあれだけ目を掛けていた主力のデンベレが、あっさり移籍要求して出ていってしまったのは誤算でしょうね。

一方で獲得の方も、最後の最後までかかりましたが上手く行きました。
まず一番の穴であるデンベレ放出の穴は、何と本当にラミン・ヤマル(16歳になったばかり!)が出てきて、数々の最年少記録を更新しながら見事に埋めています。これは大きいですね。
本来なら1億ユーロ程度かけないと取れないレベルの崩しの選手なので、本当に助かりました。
また懸案だったブスケの後釜ピボーテと右SBですが、まずピボーテには、まさかのオリオール・ロメウの復帰が超格安で実現し、しかも期待を遥かに上回る高パフォーマンスを見せています。
ロメウは若手時代からピボーテの星と騒がれていましたが、ブスケの壁が超えられずにチェルシーに行き、ずっと苦労していました。それでも努力が報われてバルサに帰って来たのは嬉しいですね。
右SBは、昨季からチャビが欲しがっていたカンセロが、ついにレンタルでバルサに到着です。アウベスと同じような特徴を持ちスピードもある彼なら、右からチャンスを量産してくれるでしょう。攻撃力不足のラフィーニャを補佐もできそうです。
そして予想外のフェリックス登場です。
彼はアブデとちょっと違う特徴を持つクラックですが、実はアブデよりバルサに合う可能性もあります。
その辺りは後で解説したいと思います。

前回の予想と結果、答え合わせ

答え合わせルール

点数制にしたいと思います。
完全に正解と思われる物は+5点。まあ合ってるで+3点。ギリ合ってるで+1点とします。
逆に完全に間違ってると思われる物は-5点。まあ間違いで-3点。どっちかっていうと間違いで-1点とします。
一応判断の中間として±2と±4もあり得るという形にします。

間違い!マイナス評価

・メッシ帰還! -5点
のっけから-5点ですね。アメリカに行ってしまいました。確信を持って来るって言ってましたので完全にハズレです。
正直これは痛いです。メッシの存在で攻撃力が激増するのは間違いないですから。デンベレが去った今となっては、ますます痛いです。
一週間ほど泣き崩れましたが仕方ないです。前を向きます。
ブスケの後釜にはスビメンディ -3点
これはまあ普通にハズレですが、誰が来るかなルーレットでのハズレなので、-3点とします。
・デンベレはチャビLOVEなので契約更新に落ち着きそう -5点
あっさりエンバペからの誘いに乗ってしまいました。
最後までバルサとはしっくり来ない選手でしたね。
才能に疑いは無いので、PSGでも頑張って下さい。
しかし、チャビの元を離れた事をいずれ後悔するでしょう。ネイになっちゃえ~!
・アレマニー+デコでやっていく事になる -1点
アレマニーが辞めてしまったので、デコの独壇場となりました。
辞める辞めないやっぱ辞めた!となり、混乱させられましたので、-1点くらいかなと。
デコとは合わないというより、どちらも交渉事が得意なディレクターなので、船頭二人は無理という事ですかね。残念ですが仕方ない。
アレマニーがいなければ、バルサの今はありませんでした。ありがとうございました。
・右SB補強は無いと見ている -2点
ハズレはしましたが、結局ギリギリで来たという事で-2点です。
カンセロが来てくれたのは本当に嬉しいですね。
・合計 -16点

正解!プラス評価

・守備陣はほぼそのまま、アルバの代わりにイニゴ、右SBに誰か取れれば来る +3点
右SB予想は、ここでは取れれば来るとしてますね。
エリックレンタル放出がありましたが、大体予想通りと言えるでしょう。
・ケシエは放出 +5点
シンプルな結果なので、シンプルに正解とします。
・パブロトーレはレンタルになりそう +4点
これもそのままですね。言い方が弱かったので、ちょっと減点。
・アブデ、フェラン、ファティのうち1人もしくは2人が去る +5点
これは完全に予想通りでした。アブデファティが去った分はフェリックスと、ロケが1月から来てフェランがスライドして埋める形になるでしょう。
・ラミン・ヤマルが早々に上がって来る可能性 +2点
可能性の話としてたので、ちょっと減点します。
・合計 +19点

答え合わせ結果

結果、+3点となりました。プラスで良かった。
メッシ、デンベレ、スビメンディの予想が外れました。
カンセロは来る来ないで悲観的になってましたが、最後はバルサを選んでくれたので、嬉しいマイナス点です。
ロメウは完全に予想外でしたね。こんないい選手が近くにいたなんて。
フェリックスも視界外でしたが、期待はできます。まず1年頑張って。
最終的にはメッシが来ずデンベレが出ていったものの、代わりにフェリックスが来てヤマルが登場し、帳尻は合ったという感じでした。

昨季の問題点

問題点解決度合い

まず前回を書き連ねていった問題点が、上手く解決できたかを見ていきましょう。

問題点1:控えの攻撃力が無い!
→解決策:控えの良い選手が必要、特にペドリとデンベレの控え
現実:
まずギュンドアンが予定通り取れました。ここは解決です。
次にデンベレの控えを取るどころか、デンベレ自身が放出となりました。
しかしラミン・ヤマルが16歳ながら別格の結果を残してるので、とりあえず現状維持となりそうです。
アブデとファティはいなくなりましたが、フェランがかなり好調で点を取りまくっています。
さらにフェリックスの加入と1月のロケの加入により、ギリギリ現状維持はできそうです。あとはレンタル組が来季成長して帰ってくる事を願いましょう。
 
問題点2:右SBがいない!
→解決策:連れてくるしかない
現実:
カンセロが来てくれましたね。解決です。
もう一人控えが欲しいですが、しばらくはアラウホとセルジで我慢です。

問題点3:守備偏重から抜け出せない!
→解決策:攻撃力改善するしかない
現実:
メッシは来ませんでしたが、ギュンドアンとフェリックスとカンセロが来ました。
これにより、ラフィーニャの単独突破は無理でも、連携による突破で攻撃力が増す可能性が出てきました。
ラフィーニャが目覚めれば、一人で何でもできそうなヤマルをオプションとして使えるので、かなり攻撃力は改善してると言えます。

問題点4:ミドルシュートが無い!

→解決策:ギュンドアンとメッシ
現実:
メッシは来ませんでしたが、ギュンドアンは来ました。
またロメウは結構ミドルを打ち、フレンキーも上がってシュートを打てていて、フェリックスも正確なミドルを持っています。
さらに若手のフェルミンもマドリ戦で素晴らしいミドルを決めているので、昨季よりは期待できるのではないでしょうか。

問題点5:直接FKを決められない!
→解決策:メッシ
現実:
これは解決してませんね。
ギュンドアンやフェリックス、そしてバルサ若手陣の成長に期待します。
ペドリもいずれは。

問題点6:左から崩せるウィングがいない!
→解決策:アブデ、ファティ、フェラン、もしくは補強
現実:
現状はフェリックスしかいない形ですね。
フェランかヤマルが左に回る形も作れますが、基本形はガビとフェリックスによるインサイドウィングの形になると思います。
先述の「フェリックスがアブデよりバルサに合うかも」という話の根拠が、このインサイドウィングというポジションです。
インサイドウィングというのは、4-3-3フォメであるバルサで左右のサイドいっぱいに広げるべきウィングを、左のウィングだけイニエスタやガビのようなMFに任せて内に絞らせ、代わりに左SBを思い切り上げて本来の外に張った崩しウィングを任せる形の事を言ってます。
つまり、実際のウィングとしての崩しはバルデがやる事になり、インサイドウィングはその補助をしたり連携したりする事になります。
そしてフェリックスはこのインサイドウィングがぴったり合う選手だと思っています。
彼の特徴であるテクニックやセンスは、単独突破させるよりも連携の中で活かすべきです。
またフェリックスには決定力もあるので、相手からすればパスかシュートかドリブルか、何が来るか分からなくなり、狭い中でも十分な攻撃力を発揮できそうなのです。
しかしバルデが上がってくるまでの時間を稼いだり、時には左に張って相手の守備を広げたり、また苦手そうな守備もガビのように頑張ったりと、覚える事は多いでしょう。
この辺はチャビの教育にかかっていますが、かつてイニエスタがやっていたポジションでもあるので、教材はあります。
本来のトップ下のポジションは用意できませんが、フェリックスにはここで頑張ってもらいたいですね。

問題点7:決定力が無い!
→解決策:控えにビトール・ロケ、決定機創出増加
現実:
ロケは1月までお預けになりましたので、レヴィに任せましょう。
それまでのレヴィの控えは、好調フェランが務める事になるでしょうね。
決定機創出については、昨季よりは良くなると思っています。

問題点8:ブスケとアルバ引退!
→解決策:ブスケの後釜を連れてくる
現実:
ロメウが来て、期待以上の働きをしてくれています。
しかし控えにもう一人必要という話が出てきています。
エリックがいないため、現状ではBからカサドを連れてくる事になります。
ロメウの年齢もあり、来季また補強話が出そうです。
一方問題無いと思っていた、マルコスアロンソが少し微妙な所を見せていますね。
バルデがメインとは言え、来季は補強が必要かもしれません。

ピッチ外問題点1:お金がない!
→解決策:お金は作るしかない
現実:
メッシが来てくれなかった事もあり、かなり資金繰りに苦しんでいます。
特にバルサスタジオ売却の未払いにより、移籍市場の最後までゴタゴタしてしまいました。
1月のロケの登録も怪しいらしく、ラポルタがもう一働きしないとならないかもしれません。
ですが最悪の事態は免れており、選手登録も無事終了し、若手の契約更新も進んでいます。
このまま今季でテバスが辞めて、7億赤字によるサラリーキャップ制限も終わり、カンプノウ工事が成功してエスパイ・バルサ計画が成功すれば、経済的に世界一クラスのバルサが帰ってくるでしょう。
そう上手くは行かないと思いつつ、話半分くらいは成功して欲しいですね。

ピッチ外問題点2:給料が高い!
→解決策:ピケアルバブスケで大体解決。
現実:
これは解決しましたね。
今季は4億ユーロ近い給料削減に成功というニュースが入ってきています。
実はテア・シュテーゲンも結構な額(2000万ユーロとか)を貰っていたようでしたが、契約更新と共に解決したようです。
4億ユーロの削減というのは凄まじい成果であり、バルトメウ時代の悪夢がようやく払拭されたニュースに喜んでいます。

ピッチ外問題点3:カンプノウが使えない!
→解決策:我慢。
現実:
色々モンジュイックで問題は起きてますが、想定の範囲内でしょう。
我慢です。

ピッチ外問題点4:ネグレイラ事件!?
→解決策:ほぼ済。
現実:
政権のクラブが検察使って悪あがきしてますが、ニュースに火が付きませんし、このまま問題なく消えるでしょうね。

問題点解決についての結論

昨季は、攻撃がこれじゃ全然足りない!という感じでした。
今季の補強後は、まだ足りない部分がある!という感じに落ち着いています。
ウノゼロバルサは返上し、点取りバルサに向かう準備はできていると言えますね。
今季一番の問題点は、おそらくデンベレの穴という事になるでしょう。
しかしヤマルの台頭により、その不安も半減しています。
むしろ絶好調デンベレより、出たばかりのヤマルのが良いんじゃないかという気すらしているので、ヤマルの才能の素晴らしさには驚嘆するばかりです。
後はラフィーニャが機能してフェリックスがハマれば、攻撃力はかなりの物になるでしょう。
守備はケガがちアラウホが不安ですが、ベテランイニゴが普通にいければ問題ないでしょう。
ピッチ外問題は、お金の問題は相変わらずですが、今季さえ我慢すればエスパイ・バルサがやってきます。
エスパイ・バルサはもう成功すると信じるしかありません。頑張ってもらいましょう。

今季の問題点

ここでは新たに生み出された問題点、引き継いだ問題点を羅列していきます。

問題点1:右SBの控えとカンセロ維持!

これは前回の「右SBがいない!」よりランクダウンしてるので、解決に向かってると言えます。
しかし完成ではない上に、来季カンセロを買い取らなければならないという問題も抱えています。
とはいえ来季バルサのサラリーキャップ状況は7億ユーロ赤字から解放されるため、カンセロと代理人メンデスが味方に付けられれば、シティとも有利な交渉ができるでしょう。
後は控えをもう一人探すか、来季デストかピンクアラウホが超覚醒するのを期待するか、カンテラ上がりに期待するかですね。

問題点2:ロメウの控え!

ブスケの後釜としてロメウが来てくれましたので、誰もいない最悪状況からは解放されましたが、原則各ポジションに2枚揃えるのがチャビの理想なので、控えが必要となります。
現状では、フレンキーかギュンドアンかBからのカサドとなりますね。
ここはとりあえずカサドに期待しつつ、きっちり揃えるのは来季になりそうです。
実はカサドは結構有望なので、じっくり待ちましょう。

問題点3:中盤不足!

各ポジション2枚の原則で考えると、ピボーテのロメウ、インテリオルのフレンキー、ギュンドアン、ペドリ、セルジ、インサイドウィングのガビ、フェリックスと、ポジション4つに対して7枚と、やや足りていません。
ここにカサドとフェルミンとガリードの若手3人を加えて中盤10人となりますが、信頼できるスタメンクラスはロメウ、フレンキー、ギュンドアン、ペドリ、ガビの5人です。
フェリックスは半分FWで適応がまだ不安ですし、セルジはやはりスタメンとするには不安で、若手3人もギャンブルに近いとなると、戦力的には不安が残ります。
CL優勝を目指すには、スタメンクラスがもう一人二人くらいは欲しい所です。

問題点4:直接FKを決められない!

現状ギュンドアンやペドリがCKキッカーですが、直接FKを沈められる選手となると、いないと言わざるを得ません。
ヤマルやペドリの成長に期待するしか無さそうです。
今季は一回くらいは直接FKで叫びたいですね。メッシの時は毎回期待してましたが…

問題点5:左から崩せるウィングがいない!

アブデがいなくなった事により、もう今季はバルデ頼みしかなくなりました。
もしくはフェリックスがやってくれるかですが、彼はドリブラーではないので、あまり期待はしません。
右をラフィーニャに任せ、ヤマルが左行く事もありそうですが、基本はガビとフェリックスのインサイドウィングとなるでしょう。

問題点6:ラフィーニャで大丈夫か!?

ラフィーニャの単独突破はもう諦めています。
突破ドリブルはもう才能であり、相手の気配を読み一瞬のスキを突いて抜くというスキルは、ラフィーニャにはありません。
なのでそこはもう捨てて、連携裏抜けに期待します。
バルサのインサイドにはパスの得意な選手が揃ってますし、右SBに器用で色々できるカンセロが来たので、ラフィーニャの可能性は膨らんでいます。いるはずです。いるんじゃないかな…。
とにかく無理に突破せずとも、かわして左足クロスか、または味方を利用したワンツーや抜け出しに活路を見いだせれば、狭い中でもきっと何かはできます。
期待しましょう。

問題点7:崩し力が足りない!

デンベレが去った事により、崩しの力は確かに減りました。
ラミン・ヤマルが才能を見せつけているとはいえ、16歳に頼りきりにはできません。
しかし今季はお金が無いです。現状維持するしかないですね。
そして来季に頑張って、もう一人二人の大型補強が必要になるでしょう。
もちろん来季からの経済的展望次第ですが、私はもう、タダで取れるエンバペ狙っても良いんじゃないかと思ってます。
4億ユーロの給与削減とサラリーキャップ7億赤字の消滅があれば、そろそろ高額スーパースターに期待しても良いのではないかと。
まあそこまでは無理としても、前回も言ってた三笘や久保等の次世代クラックを狙う必要はあるでしょう。彼らは日本人だけに比較的安価に獲得できますし、お勧めです。
とにかくCL優勝を狙うのであれば、崩しのウィングクラックがさらに一人か二人は必要になるでしょう。

ピッチ外問題点1:お金がない!

冬にもう一度試練があるようですが、もう80%は解決してるといえるでしょう。
残り20%、頑張ってもらいましょう。
今季を乗り切れば、経済的には余裕ができるはずですから。

今季の展望

今季は行ける!

今季の補強はかなり良い結果となったと思っています。
補強の結果はギュンドアンとカンセロが何より大きく、戦力は整理された上で、カンテラからヤマルを始めとして良い選手が上がってきています。
それにフェランの復調、ロメウやフレンキーの好調、相変わらずのテア神と、ピッチ内は希望に溢れています。
ケガだけが心配であり、ペドリ、アラウホのケガは本当に止めてほしいですが、彼ら無しでも戦える所を見せています。
また上層部では、アレマニー体制が終わったのは残念でしたが、デコ新体制は良い出だしを見せられました。
久々のチャビデコ+ボージャンによる運営です。頑張ってもらいましょう。

今季のCLは、優勝とまでは行かずとも、GL組み合わせは昨季ほど悪くなく、グループリーグ突破は堅そうです。ベスト4が目標だと思っています。
リーガは、マドリが出だし好調ですが、どうも新加入ベリンガム頼りでヴィニシウスが不調という危うさが見え隠れするので、今季も普通にバルサが行けてしまいそうに思えます。むしろ復調アトレティコの方が怖いかもしれません。
全体的に今季は戦えそうですが、怖いのはやはりケガです。
今のバルサの層が薄い所である、カンセロ、ロメウ、フレンキー、レヴィ、そしてヤマルがケガした場合、かなり致命的な状況になるでしょう。
ペドリとギュンドアンも二人共に欠けてしまうとかなり厳しく、今季は早々にその試練がやってきています。
そういう不幸が無く、あっても上手く乗り越えていければ、楽しいバルサが見れそうです。

まとめ

今季のバルサには結構な期待をしています。
それは結果を得られるというより、バルサらしい楽しいサッカーに近づけるという意味においてです。
昨季は結果は得られましたが、試合内容は非常にストレスの溜まる物でした。
今季は攻撃力が増して安定しそうで、かなり得点が増えると思っています。
そんな楽しくなりそうな時に、5万人しか入らないモンジュイックをホームとしなければならないのが、まあバルサらしいドタバタ感なのですが。
我慢の時期も終わりに近づいてはいますが、まだまだ我慢は必要なようです。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。
今季のチャビバルサも楽しんで参りましょう。



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