機械11 誘導機の滑り

三相誘導電動機では、同期速度の方が回転子の速度よりも速い。このときの、同期速度に対する同期速度と回転子の回転速度の差を「滑り」といい、以下の公式で求められる。

 s=(Nₛ-N)/Nₛ

 s:滑り
 Nₛ:同期速度[1/min]
 N:回転子の回転速度[1/min]

この速度差(滑り)があることによりトルクが生じ、電動機として働くことができる。

これも具体的な使い方は過去問により練習する。

なお、同期速度と滑りの公式から回転速度の公式を導くことができるが、簡単に道べけるのでここでは割愛する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?