H25 機械 問3 三相誘導機の回転磁界

(1)
三相誘導電動機の一次側とは固定子のこと。
固定子に三相交流が流れると、回転磁界が発生する。
三相同期電動機についてはまだ触れてないけれど、電機子巻線が回転磁界をつくる。
ということでこの設問は正しい。

(2)
三相電源のいずれか2線を入れ替えると磁界の回転方向は逆転する。
詳しい理由は説明できないけれど、直感的にはわかる。なのでこれも正しい。(いずれ理解できるだろう。。)

(3)
正転と反転の回転磁界を合成すると交番磁界になるのは、円の周りを逆方向に回る二つのベクトルの合成をイメージすればわかる。
三相電源のうち1線が破断すると、単相の交番磁界となる。
交番磁界では磁界の向きが交互に入れ替わるのでトルクは発生せず、静止時には負荷の大きさに関わらず回転しない。
なのでこれが誤り。

(4)
回転磁界の磁極間の角度は、360°を磁極数で割れば良い。
角度は設問の通りで正しい。

(5)
回転磁界の回転速度を同期速度といい、同期速度をNₛ、周波数をf、極数をpとすると、

 Nₛ=120f/p

とあらわせ、極数数が多くなればそれだけ回転速度を遅くすることができる。
なのでこれも正しい。

ということで(3)が正解。

誘導機の文章を色々見てきたけれど、まだピンと来てないことが多い。
言葉だけではやはりイメージが湧かないので、流石に参考書が見たくなってきた。

誘導機の問題は文章題と計算問題が出る。
あまり長々とやっていても仕方ないので、次からは計算問題に進むことにする。

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