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なぜ、からだの通訳者のトレードマークが「亀」なのか?

もう8年くらい前かなー。
セミナー中に私のメンターがタッキー先生は
「スキップする亀」だねって。

なんじゃそりゃ?

っていうことで理由を聞いたら
「いつもスキップして意気揚々と進んでいるけど
その歩みは亀のようにゆっくりだ」だって。

もうちょっとかっこいい理由がないのか!って
自分で探してみた。

そしたら出てきた出てきた。

私は小さいころから六甲山を背に育ってきたのだが
そこにはくくり姫という神様が鎮座しておられる。
そのくくり姫は
淡路島の伊弉諾(いざなぎ)の尊と伊弉冉(いざなみ)の尊を
取り持った神様。
現世にいる伊弉諾(いざなぎ)の尊が
焼かれて死んでしまった伊弉冉(いざなみ)の尊に会いたくて、
禁止されているにも関わらず
黄泉の国に伊弉冉(いざなみ)の尊に会いに行こうとして、
どろどろになってしまった伊弉冉(いざなみ)の尊に
「見たなー」とばかりに追いかけられ
命からがら現世に帰ってきたという神話。

ご存じですか?
結果、汚物をかけられて命からがら現世に戻った
伊弉諾(いざなぎ)の尊が海でその汚れを禊いだ時に
右目から生まれたのが「天照大神」
左目から生まれたのが「月読みの尊」
鼻から生まれたのが「素戔嗚(すさのお)の尊」

とここからの神話の主人公たちがたくさん生まれてくるわけです。

話はもとに戻りますが
くくり姫はこの現世の伊弉諾(いざなぎ)の尊と
黄泉の伊弉冉(いざなみ)の尊を仲裁した神様として
現世と黄泉のつなぎ手
見える世界と見えない世界のつなぎ手として
祀られているわけです。

やっとタッキー先生の話に戻ってきた。
なんで?って?
私、見えるからだと見えないからだをつなぐ人だから。

そしてそのくくり姫が祀られている六甲山は
6つの甲羅=亀の甲羅の形をしているところから
六甲山と呼ばれるようになったそうな。

だからタッキー先生のあたまの上の亀は
見えるからだと見えないからだのつなぎ手
つまり「からだの通訳者」というわけなんです。

ということで
タッキー先生のトレードマークは「亀」
覚えておいてください。
宜しくです(^^♪

今日もスタエフで音声配信


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