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冥王星がもたらす外科手術的時代の変化と免疫・阪神淡路大震災が教えてくれたこと~全壊を経験して~

1995年1月17日午前5時46分
近年の大震災の始まりのような阪神淡路大震災で神戸は崩壊した。

私は前日、長野の佐久での家族スキーから帰ってきたばかりだった。
前日というけれど夜中の1時30分ごろだったので、震災の4時間前ということになる。帰宅は夜中で、さらに3連休最終日だったので朝になれば出勤や登校という忙しいスケジュールだった。

全員、スキーウェアを脱ぎ捨てるようにすぐにパジャマに着替えて就寝。

ところがその4時間後に下から突き上げられ、ベッドから振り落とされる勢いで何が起こったのか理解できない事態に。
子どもたちは寝相が悪かったおかげでタンスの下敷きを免れ、とりあえず
家の中の一番広い部屋、リビングに集まった。窓の外には火の手が上がりどうやら地震だと気が付いた。


しかも床が相当傾いている。
あぶない。

数時間前に脱ぎ捨てたスキーウェアとスノーブーツをもう一度身に付けて、戸外へ。5階建てのマンションの5階端部屋に住んでいた私たちは、恐る恐る非常階段を降りて行った。2階にたどり着いたときには、そこが地面だった。一瞬何が起こったかわからなかったが、1階の駐車場部分が倒壊していたのだ。我が家のマイカーはナンバープレートしか見えなかった。

多分とても短い間の出来事だったと思うが、すごく長い時間をかけて、その時、自分の家が倒壊したことを理解したような時間だった。

その日のホロスコープがこれだ。

阪神淡路大震災

まず、大きな特徴は2点。
ホロスコープの左側に星たちが偏っている。これは自分自身の思考や行動によって、成長できるという配置。
さらに「冥王星」が「さそり座」から「いて座」にちょうど入るタイミングだったこと。

「冥王星」は太陽を1周するのに248年もかかる惑星で、破壊と再生をつかさどる星。それが動いたのだ!
1983年~1994年までの「さそり座冥王星」時代から
1995年~2007年までの「いて座冥王星」時代の境目。

「さそり座冥王星」時代は「デスノート」や「進撃の巨人」などが生まれた、何かに向けて攻撃を繰り返す時代。何も信じず、誰の言葉も信用しないポーカーフェイスが主流だったころ。そして阪神淡路大震災が起こった26年前の今日は、その「冥王星」が「いて座」に入り、もっと自由でいいんだ。本当にやりたいことを見つけろよ。理想を語っていいんだよ。そんな時代背景からのメッセージだった。

地震を表す「土星」火事を表す「火星」が対面にあって火花を散らし、それをそれぞれの90度の角度から拡大・発展を促す「木星」がレフリーのように目を光らせているような配置。

自分の人生を振り返るとそのころ、私は専業主婦を卒業してドラッグストア管理薬剤師としてパート勤めをしていたが、この震災をきっかけに、今の仕事の基礎となる18万件の事例を集めることとなった本格的な薬剤師への復帰を果たしたのだった。

子育ては楽しく、全力で毎日一緒に遊んでいたが、長い間に蓄積してきた薬剤師の知識をどこかで活かしたいと思っていたころと合致する。

しかも私は自分の生まれた日の天空図に、この冥王星が入った「いて座」の場所に困難を乗り越え、それが将来の種まきとなる「土星」を持っている。

家が全壊し、本格的なドラッグストア薬剤師時代に突入したことは、星々や環境からの私自身の道しるべだったのだと確信する。
当時、様々なことを失ったしまったときに勇気をもらったことばが、
「人は乗り越えられない試練は与えられない」だった。
このことをきっかけに、私の子育ては楽になった。生きていることがどれだけ大切かを知ったことで、その後の子育ての悩みは「元気で生きているからそれだけで大丈夫」と思えるようになった。
さらに自分のやりたいこと、理想に向けて走り出すことができた。

「冥王星」は、からだの中の働きでいうと、「外科手術」的なポジションになる。能動的にからだの状態を変化させ、決してもとには戻らない外科手術。私たちは阪神淡路大震災をきっかけに決してもとに戻ることはできない道を選択させられたのだ。

また、「冥王星」には、感染症への抵抗というテーマがあり、今のコロナに対応する新しい免疫力を確立するために、今は「やぎ座」に滞在して確かな抗体をつくるべく創造の時を司っているのだと思う。

こうなると2023年、冥王星が次の「みずがめ座」に移行するときには、
感染症に対する抗体の新たな形が生まれてくる
と言う希望も見えてきそうだ。

こうやって過去の星々からのメッセージは未来予測にも使える。新しい「風」の時代だからこそ、「空気を読める自分」でいたい。

あなたも一緒に未来予測していきませんか?

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