人はなぜ出勤を続けるのか?
人って結局合理的に動けないんだよ
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前回の記事から一か月半が経ち。
コロナは、地域による程度の差こそあれ、日本だけでなく世界社会を変容させた。
ここで私が、ほぼ誰も見ていないブログ上で、誰かがやっているような考察や情報のまとめをしたって仕方がない。
だから、自分なりの切り口で随筆でも記そうかと思う。
誰も見ていないのだが、医療情報のミスなどそういったデリケートな部分には触れこまず、身近な社会をメインに取り上げていく。
前回の答え
これは、前回の記事である。コロナが爆発的に流行しだしたころ、新型インフルエンザが流行った昔を思い出して書いた。
その中には、
なぜ出勤を続けるのか?
という新卒の私には予測でしか出せない問いが立てられている。
この問いには二つの解釈を持たせることが出来る。
①(どう見ても緊急事態なのに)なぜ出勤を続けるのか?
②(緊急事態宣言が出されても)なぜ出勤を続けるのか?
今なら確証のある答えもいくつか出せる。
人はなぜ出勤を続けるのか?
数ある答えの中、先に①から答えていきたい。
会社を支えてきた中年の皆様にとっては自明のことであろうが、私には思いもよらなかった。きっと同じ考えの若輩者は多いと思うので、参照されたい。
A1.上からの指示が無ければ勝手な動きは許されない(というステレオタイプが染みついている)
なんてダサい理由なのだろうか。
書いていてむなしくなってくるし、このままいけば自分の将来像がこれなのだ。
なぜこの答えが導き出されたかというと、上からの指示があってようやく在宅勤務に移ることができたからである。数学でいう対偶は取っていない。
会社だって、行政の緊急事態宣言を受けてからこのような対処を取った。
そうでなければ、このまま出社を続けさせ感染のリスクを背負ったままであった。
つまり、会社という組織はやはり、社員のことを捨て駒に思っているフシがあるのだ。当たり前だが。拡大解釈をすれば、国の運営に携わる人々も、国民のことを捨て駒だと思っていると言えるのだろうか?言いすぎな気もするが。
以下は、主に②に対する答えである。
A2.家にいてもすることがないから。
そう。することがないのである。
これも何とも格好の付かない理由だ。そして自分の将来像なのだろう。
どうやら暇に耐えきれ無いらしい。
がしかし、これは中高年だけでなく20代の社員でも暇だと言っているから、会社にしがみついてきた方々を簡単に批判するわけにもいかない。
振り返ってみよう。
学生時代、授業と部活とバイトを取り上げられたとき、自分には何が残っていただろうか?一人で完結できて、かつ退廃的でもない何かを持っていただろうか?
何人がイエスと答えられるだろう。これにイエスと答えられる人はサラリーマンをしていないのかもしれない。
A3.家にいたくないから。
やっぱり冴えない理由で、どうしても避けたい事実である。
家にいると奥様が家事をやれとうるさいらしい。
A2.に対して世の主婦は怒っているかもしれない。
やることがない?家事は?育児は?と。参加しないのであれば邪魔だ、と。
家庭のために、会社のために粉骨砕身、滅私奉公してきた一家の大黒柱は、家にいると大きすぎて邪魔らしい。
書いていて嫌になったのだが、反面教師だと思って自分は自分の未来を作っていくしかない。同世代のみなさんにはぜひそのように読んでほしい。
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