あぁ、昭和の文豪みたいに生きてぇ。
このnoteは、
たまにKindleを書いたり書かなかったりしている僕の「人間性」を知ってもらうために存在します。
「どんだけ自己中なんだこいつは!」そう思う方。
どうか許してください。
おっしゃる通り、僕は自己中です。
僕は、Kindleの作品を作って公開する上で、
「どんなヤツが作っているのか?」は大事な要素だと思っています。
だから、それを少しずつ、あなたに知ってもらいたいなと。
そういう理屈があるので、このような形で思いを垂れ流しています。
僕は、このnoteにアップする全ての記事に関しては、
ストレートに自分の気持ちを綴ることを誓っています。
だからどうか許してください。
僕に興味を持っている人なんて、きっと多くはないのだろうけれど。
僕は書かずにはいられないのです。
明日の自分のために。今の自分を表現するために。
そんな悲しきモンスターが書いた声なき声だと思っていただけたら、
とても嬉しいです。
突然だが僕には、なりたい職業がある。
それは俗に言う「ノマドワーカー」というやつだ。
果たして職業と言えるかは謎だ。「生き方」とも表現できるだろう。
ノマドワーカーとは、
会社に依存せずに、自分の力で、好きな場所で、好きな仕事を選んで、
極力他人に縛られることなく仕事をしていくスタイルのこと。
ノマドとは遊牧民を指す言葉らしい。
パソコン一台で、
ライターやWeb関連の仕事、
フリーのプログラマなどで生計を立てる人が多い、とのことだ。
思わぬ夢は叶わない。だから僕は宣言することにしている。
僕は「ノマドワーカー」を目指している。
こんな話をすると。
何言ってんだ馬鹿野郎!
男は黙って正社員!
若いから現実が見えていない!
そう考える人がきっといると思う。
そして、決まり文句のような反論のセリフもちゃんとある。
「そんな時代は、もう終わっているんだ!これからは個人の時代だ!」
この記事に目を通してくれたあなたもそう思うのではないだろうか。
note民、Twitter民の向上心は総じて高い。
僕はそれを、正しいと思う。
人の考えを否定するつもりはないので、
このやりとりに口を挟むことはしない。
ただ僕は、正確には。
「正社員の時代は別に終わってなんかいない、と思っている」
少なくとも自分を取り巻く環境を見れば、だけど。
大手を除けば倒産のリスクなんてものは昔からあったわけだし。
基本的な社会のシステムが根底から変わることは、そうそうない。
欧米型の考えは広まってきているので、今後の働き方として、
「会社に縛られない、自分のスキルで生き抜く」
といった考え方が大事になっていくのは言うまでもない事実だ。
だが、それでも。
正社員が持つ福利厚生、社会保険のメリットだって、決して小さくはない。
中小企業だろうと、その場所で黙って働いておけば、
食うに困らない程度の収入にはなる。
それで投資なんかをすれば、まずまず生きていける。
仕事をしながらスキルを磨けば、
ある程度のリスクにも対応できるし。
今は本業をしつつの副業だって選択肢の上位に食い込む。
うまい具合に転職して、いい条件で働くことだってできるだろう。
正社員にこだわらない人が多少なりとも増えたがゆえの「隙間」があって。
それが実は、正社員万歳な人の居場所となっている背景は確実にある。
何より、日本人の大好きな「世間体」も守られるわけで。
僕みたいな凡人には、
正社員という働き方の持つメリットはことさら、大きい。
しかし僕はそんな考えを持った上で、
それでも「ノマドワーカー」を目指している。
僕は社会に向いてないんだと思う。人間的に。絶望的なまでに。
理由のひとつを端的に書くと、
今、自分が生きている環境が嫌で仕方ないのだ。
だからひとつの会社に依存したくない。
そもそも今の居住地に1秒たりとも留まっていたくない。
面倒な事情があるから住んでいるだけだ。
今の環境から抜け出せるチャンスが巡ってきた瞬間に、
「秒」で動き出せるようにしておきたい。
そんな思いが強いから、
「依存」という足枷の外れた生き方に憧れている。
そしてもうひとつ、僕がノマドワーカーに憧れる理由がある。
僕のイメージでは、「昭和の文豪」がノマドワーカーとリンクする。
編集者が呼び鈴を鳴らし、玄関のドアを叩く。
ドンドンドン!
「先生!今日が締め切りですよ!居留守やめて出てきてください!」
「先生なら、先ほど出発なさいましたよ。山形のなんとかっていう旅館に行くとか……」
お隣さんが窓から顔を出し、告げる。
「な、なにいー!またかよ!いつもありがとうございます!」
編集者はお礼を言い、駅の方向へ駆け出した。
みたいなね。
そんな、気まぐれな文豪のイメージ。
好きな場所で、好きなように。
他者を振り回して生きる。
そんな生き方が、楽しい気がする。
ていうか、かっこええ。
もちろんそれは時代背景ありきで、
現代ではなかなかあり得ない話かもしれないけれど。
ノマドワーカーという生き方は、
「好き勝手やっても、それ以上の何かを提供できる人材」
だからこそできる。
日本古来の正社員という肩書きをかなぐり捨てて。
己の力でのし上がる。
そんな生き方の象徴のように、僕の目には映るのだ。
僕はちっぽけだ。
僕はまだまだ、
誰かの心を動かせる文章は書けないかもしれない。
未熟者だ。
カッコつけて言うなれば、
深山の岩肌の隙間からチョロっとしみ出した、
湧き水みたいなものだと思っている。
人里から離れ、誰にも気づかれることのない「それ」は、
近場の草木を濡らし、すぐに乾いてしまう。
でも、もしかしたら。
いつしか大海へと力強く流れる、清流になるかもしれない。
これは誰にも否定できない。
全て僕のこれからの行いにかかっている。
せめて地元のヤンキーが、
川べりでBBQをしばける程度の川幅は目指したいものだ。
正直言って、これが僕の今の野望でもある。
もちろん、先に書いたように。
昭和の文豪のイメージよろしく、
好き勝手にも生きられるようにもなりたい。
だから。
これからも、宣言していくつもりだ。
僕が僕で、あり続けるために。
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