見出し画像

けんいちさんの作品を読んで。

今日のBGM



おはようございます。

今日はですね。
作家仲間であり飲み友達、
けんいちさんの商業本をひとまず読み終えたので、
感想を書いていきたいと思います。




↓この本です。



へい。
まぁ。

ぶっちゃけ。



当たり前にいい本すぎて書くことない(笑)



というのが率直な感想です。












ごめんなさい。
ちゃんと書きます。てへぺろ。




僕がこの本を読んで、
率直に感じたのは。


こんなに人柄がそのまんま出てる本って、
中々ないよな、ということです。



いや。マジです。




これは僕が、
けんいちさんのひととなりを知っている、
からかもしれません。

しかし。
僕もそれなりの数のKindle作家さんを知っていて、
その方々の作品を読んできた実績があります。


もちろんですね。
他の作家さんの作品が脚色されているとか、
そういう話ではありませんよ。


この書籍が突き抜けてるだけ、という話です。


なんていうんだろうなぁ。


書き方も、
テーマも、
けんいちさんの人柄も。


全部が一直線だったんですよね。
とにかく。



僕はそこに美しさすら、感じました。

まるで一本の絹糸のよう。
誇張ゼロでそう思います。




これはですね。
めちゃくちゃ感覚的な話で、
さっきも書きましたが、
僕がけんいちさんを多少なりとも
知っているからでもあり、
あまり参考にならないかもしれません。

(もちろん書籍としてのレベルはめっちゃ高いので、
それはそれでいい作品であることは間違いありません)







ですが。
そんなところを省いて、
あえて感性で書くとですね。








これまで読んだ作品の中で、
ぶっちぎりで澄みきった作品だと感じました。



僕はカウンセラーとしての知識も多少あるんですけど。


この作品から「自己一致」の匂いがしたんです。
これは「純粋性」とも言われる概念。
僕はこれが、文章からも醸し出せるとは微塵も思っていませんでしたよ。



簡単に書くと、
自分の気持ちを受け入れ、
それをそのまま言葉にしている、
態度に表れている、ということです。

そして、そこに一片の曇りもない、
ということです。




そういうものがですね。
文章からにじみ出ていると思いました。






これってすごいことだと僕は思うのです。

誰だっていろんなことを学んで、
経験して、大人になります。
ましてや、本を出版するとなれば、
ちょっとぐらい見栄を張ったり、
付け焼き刃だとしても知識を披露したり。

そんな、
「下心」があると思うんですよ。


それだけじゃありません。

例え学んだことであっても。
どこかこう。
「培ったもの」感があるんですよ、普通は。




でも。
この作品からはそんなものは、
全く感じませんでした。
(実際の有無は別として笑)

「培ったもの」感がないのは、
本当に細胞の隅まで、
知識を落とし込んでいるからだと思います。




さすが、アドラー心理学ガチ勢です。




こんなことをした。
こんなことがあった。
こんなふうに思った。
こんなことも知っておくといいよ。



ものすごくシンプルに書けば、
こういう作品なのですけども。




ほんとですね。
そのまんまです。えぇ。
びっくりするぐらいそのまんま。

本を読んでいるはずなのに、
普通に飲みながら、話してるみたいです。





だから中身も、
スッと入ってくる。


「いやいやこれは言い過ぎじゃないかい?」

みたいなことは、一切感じませんでした。


ということでですね。











ベタ褒めしちゃいました(笑)


いや、ベタ褒めするしかないよ。
この作品は。

マジですんごい。


正直ですね。
いろんな人が関わっているから、
けんいちさんの色が薄れてるんじゃないか、
と僕はどこか疑っていました。




ところがどっこい。


逆に研ぎ澄まされてるレベル。

この作品に関わった人は、
全員もれなくすごい人なんだなーと。

そんなことを心底感じた次第です。


手直しとか、色々あったかと思うんですけど。
ちゃんとけんいちさんのことをリスペクトして、
それが果汁100%ジュースみたいに、
しっかり書籍になってるのではないでしょうか。




マジでっせ。



本当はですね。
多少なりともけんいちさんのことを知っているから、
ダメ出しの一つもしてやろうかな、なんて思っていたんですけど。





僕ごときが太刀打ちできるはずがなかった、というオチです。
ウェッヘッヘ。



ほんと。
そんな感じ。







おすすめすぎる一冊です。



よしなに。
TACK

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?