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【2024/5/31アップデート】Meta Horizon WorkroomsをMetaQuest3で使ってみた

先日、Meta Horizon Workroomsについての記事を書きました。

2024/5/31にアップデートが入るということでしたが、更新後に開いてみたところかなり大幅に変わっていた(レビューにも、改悪だ!という声がたくさん)ので、改めてレビューしてみます。

Mogura VRさんでも記事がありました。

Horizon Workroomsとは、Meta社の提供するバーチャルオフィス・ミーティングシステムです。ベータ版なので色々コロコロ変わります。

前回のレビューでは、バーチャルデスクトップ手とキーボードのトラッキング、メタバース内での会議やホワイトボード、チャットなどなど様々な機能がありましたが…

なんとアップデートで、、、

バーチャルオフィスとシンプルな会議室しかなくなってる!!!!!

自分のバーチャルオフィスでは、アバターは同じようにいるものの、湖畔のスペースで作業できるだけの機能になっていました。

バーチャルデスクトップは3枚使えるものの、キーボードのトラッキング環境の着せ替え機能などはさっぱり消え失せています

3枚までなのは同じ

会議を開いても、ホワイトボードはなく、レイアウトや環境の変更もできません。画面共有のみという感じ。

予告通りとは言え悲しいですね、、

画面共有すると中心に大きなモニターが浮かぶが、それだけ
会議に関しては、ルームというものを作る必要がなくなったらしいが、普段から使っていたわけではないので、恩恵がよくわからない

挙手機能、席移動、アバターのリップシンクは残っていました。


代わりに現れたのは、デスクパススルーと、デスクトップのサイズ・位置変更機能

デスクパススルー

トラッキングキーボード機能はなくなり、机の上だけパススルーにできるようになってました。(多分この機能はなかった、気がします)

バーチャル空間にぽっかりと穴が

パススルーなので、画質はめちゃくちゃ良いとは言えませんが、キーボードを見るだけなら十分でしょう。immersedとかにもあった機能な気がします。

現在の技術ではキーボードと手をトラッキングするよりもそこだけ現実を切り取って写した方が良いと思ったのでしょうか。

確かにキーボードは見えるようになりましたし、飲み物とかも迷いなく掴めそうですが、手元だけなんか暗くて現実が見えているのは没入感を損なっているなあと個人的には感じます。


デスクトップのサイズ・位置変更機能

それから、バーチャルデスクトップのサイズ・位置変更機能

immersedの利点としてよく書かれていた機能が、こちらにも実装されました!🎉

四隅と下のバーを掴んで、デスクトップの大きさと位置をかなり自由に変えられます。

四隅にカーソルを当てると動かせそうなバーが出現
めっちゃ小さくするとこんな感じ
最大化してめっちゃ近づけるとこんな感じ。ちょっと近すぎて全体は一見できない、くらいまでは近づけられる
左右も、視野角分くらいは動かせる

操作UIは、MetaQuest立ち上げた時のホームのメニューと同じ感じです。上下左右だけでなく手前と奥も動かせました。

そういえばこの機能はなかったんですね。Quest3のホームで慣れた操作なので、気づきませんでした、、


まとめ:バーチャル環境を着せ替えできないのは悲しい

アップデートにより、機能が大幅に減ったMeta Horizon Workroomsをレビューしました。

ホワイトボードに関しては、Miloとかを画面共有すれば済む話で、機能開発や維持は大変だということかもしれません。コントローラーの向きを変えて持つという点で動作が不安定なところもありましたし。

キーボードトラッキングも、感動はしましたが、必須かと言われるとそんなこともない気がします。

ですが、環境(や会議室のレイアウト)の変更ができなくなったのは個人的にいただけません…!!

素敵な湖畔、の環境しかない

QuestというHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使う以上、環境は大事です。

いろんな環境に行けるというのはVRを使う上で大事なポイントだと思います。私が初めてQuestをつけたときは、1時間くらいホームの環境をいろんなのに着せ替えて遊んでいました。

数は少なくても良いので、環境は何種類かあると、お気に入りが見つけられて良いと思います。

もしMeta社の方が読んでくださっていたらご検討お願い致します!!




ここまで読んでくださりありがとうございます。

スキしてくれるととても喜びます。

アップデート前のMeta Horizon Worldsのレビュー記事はこちら



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