理由も無く悪く言う訳がない

ちょっとTwitterで暴れていたので、いろんな反応があった。
時系列順に説明していこうと思う。

これに関しては、本来は牧場が言うことではないということ。それなのに「なぜ言うか?」を分からなければ、話にならない。
毎年のように、話題を提供してくれる所なのだから、何かを言って今さら変わることも無いと分かってること。だからこそライターが記事にすればいい。そして、それが当たり前じゃないとして欲しい。

これは人気がある山口ステーブルさんのツイートを引用した形だから、PV数は増えた。もちろん僕は収益化なんてしていないから、単に言いたいことを僕は言ってるだけなんだけど。
これは、山口さんの昔の呟き「Yogiboが嫌いになった」の理由について触れなきゃいけない。それは山口さんも説明していて、引退馬をお題目にしたクラウドファンディングが大量発生。そして、基本的に競走馬を扱う人間のことを悪と扱っていたのは、僕が記事にもして反論している通り。
以前、占い師のあらいちゅーさんがTCC関連の引退馬について語るイベントに出る為、松屋で朝食を食べていたときの呟きを山口さんが引用して「引退馬関連の団体やイベントに嫌悪感がすごくなった」などと言っていた背景がある。もちろんそうなった理由は過去にあるわけで、遡っていくと信念が見えてくる。

「Yogiboが嫌いになった」だけを切り取って「山口ステーブルはヴェルサイユリゾートファームが嫌い」「妬んでいる」とするのは間違っているし、言わない方が得をするのになぜ牧場のアカウントで言うのか?ってところを、情報を受け取る側の人間は考えないと、本質が理解出来ないと思っている。

この年の9月に、ヴェルサイユリゾートファームとYogiboがネーミングライツ契約を発表して、Yogibo ヴェルサイユリゾートファームになったから、山口さんはYogiboのことを嫌いになったと呟いたのだろう。

その背景には、先ほど説明した引退馬のクラウドファンディングが大量発生して、競走馬に関わる人を貶すことが多かったこと。
競りで売れ残った馬を救うとか言うクラウドファンディングで募集が集まらなかったら、産廃のように処分される馬を作っておいて、このクラウドファンディングに出資しないのは無責任だ。というようなツイートがあったこと。
そして、競りで売れ残った馬を救うというクラウドファンディングに、ヴェルサイユファームが馬を提供したこと。
後述しているが、その競りで買った馬の輸送をヴェルサイユリゾートファームが行っていたこと。もっと言えば、アドマイヤジャパンなどのリトレーニングを請け負ったのはその競りで売れ残りを救うとか言ってた馬事学院の連中であること。

だからこそ、山口さんが「そいつら」と一括りにして呼称しているのに、ヴェルサイユリゾートファームは殺処分と言ってないとか、山口ステーブルのことを嫌いになったなど、と悪口をいろいろと言われている様子を目にしたけど、確かに、そこまで知らなきゃ分からないことかもしれない。ただ、それはいちいち説明することでもないし、僕みたいな物好きは暇だから説明するけど、忙しい人はそんなことをしない。

そう発信する背景はなにか?というのは自分で調べるしかない。だから「過去を知ってないとその場その場の切り取りじゃ何も本質は分からない」と呟いた。

そして、僕のツイートを引用する形で、日高の生産者は陰湿だ。みたいなことを言われてしまったが、大勢で叩こう・世間にアピールしてきたのはどっちか? そもそも、僕は日高の生産者とカテゴライズされる人間ではないけど、それを説明したとて理解が得られることはない。
要するに「無駄」だけど、立場を表明しておかないとこいつは日高のシンパだと思われても面倒なので、書いておきます。

まず、クラウドファンディングを好き勝手にやっていたのに、それにカネを出さなかったら「無関心」だと呟いたこと、そもそも馬が競りで売れ残ったら殺処分という嘘八百のデタラメをクラウドファンディングを通じて世間に広め、未だにそのページは削除されないこと。
それこそが、競馬界に対する攻撃であると思っている。
それなのに今でも地方競馬で馬を使うのもよく分からないポイントのひとつだし、競りで売れ残りを買うのは善行であり、売れ残りの産廃を作るような競走馬の生産者は悪です。というようなことを言った「最初」は誰だ?という話になるのだけれど、僕のツイートを引用した人は2023年の9月にTwitterを始めた人。そんな人には、この背景が分からないことだと思う。
素直に、相手への理解力が乏しかった。
反省します。もっと噛み砕いて教えなければいけなかった。(でも、文字数は間違いなく足りないなと改めて思う)

ただ、僕の固定ツイートを見て記事を見て貰えたならば、ヴェルサイユファームから提供馬がいたことは分かるわけで、それから派生した他の記事を見て貰えば、肥育場から救うと謳う人が、ヴェルサイユリゾートファームに馬を2頭預けて、生産をやっている。とか、もっと言えば、競りで売れ残った馬を買って輸送を担当したのは馬運車を持つ専門の会社ではなく、なぜかヴェルサイユの馬運車で行ったとか、そのあたりの理由も含めて分かって貰えたはずだと思う。素直に反省。

この事も、僕は昔から知っていた。
情報提供を貰ったのもあるんだけど、やってることがあくどい。バレないようにカフェだけはやってる。基礎工事の写真を載せたら、そこに上物が建つと「普通は」思うけれど「引退馬ビジネスの風雲児」は違うらしい。

今さら触れたところで仕方ないんで、僕がこう触れて終わり。あとは信者が気付くかどうか?

まぁ、気付かないと思うんですが。気付かないことは幸せですよね。あと、気が付かないならば外野が何を言っても無駄でしょう?そして、定期的に外へ話題を提供してネットの世界を賑わせることで、敵を作る。
外野からの印象で、ヴェルサイユリゾートファームは引退馬のことを真剣に考えて立派なことやってるのに責められて可哀想…と思って貰えたらビジネスチャンス。という印象を僕は抱いています。そうすると信者は、耳の痛い意見を無視し始めますから。

これについては完全に別件。
今は情報収集期間ということで…

こっちも話題になって欲しいのに、なかなか話題にならないやつです。

みんなほんと興味ないよね。
クラウドファンディングが成立しても実行されてなかったり、嘘があったりなんてのはザラにある話。それなのに、クラウドファンディングを有り難がる気持ちも分からない。
収支報告書等を提出しなくていいから、どれだけカネを浮かせられるか?それが狙いなんだろう、きっと。

カネ出せば馬が助かる?そんなわけ無いだろ生き物だぞという話。施設がちゃんと作られないと、そして人がいないと馬が普通の生活を送れる訳がないのに、カネさえ出せばなんとかなる。と考えてる人が多すぎる現実をなんとかして変えたい。そうなることを願ってこの記事を締め括る。

2500文字程度の文章、長々とお付き合い頂きありがとうございました。

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