いつまで経っても開業しない「のんびりファーム」について

以前、ツイートで問題提起した「のんびりファーム」について。

大きな話題にはならないと思うが、問題提起をしておく。
クラウドファンディングでカネを集めておきながら、養老牧場が今でも作られていない。

ツイートでも書いているが、オープン時期は2020年12月の予定とあったのが2021年7月にズレ込み、そして今もなお開業していないのは事実だ。

誰も問題視しないし、クラウドファンディングで集めたのはたかが100万円。そもそも100万集めたところで何が出来るの?という話だから、元からオープンする気はなかったのかもしれないと考えざるを得ないこのクラウドファンディング。

もっと言えば、養老牧場を作る!として資金を集めていた訳だが、その後に計画変更があって牧場を開業するのを諦め、馬を2頭受け入れられる体制を整えるとしていたのも、解せない理由のひとつ。養老牧場と称するものが出来ないのに返金はしません、計画は変更しますというのは、今考えてみるとおかしいはずだが、誰も問題視しなかった。それくらい注目されていないからこそここまで話題にならなかったことでもある。

そして、僕以外にも開業していないこと・馬を受け入れていないことについて問題視する人がいたけれど、そういう人の意見に耳を貸さず、今日に至るまで馬を受け入れた形跡がないこと。
クラウドファンディングを実行し資金を提供してもらっておきながら、実際に行動を起こしていないというのは明らかだから、この記事を作るに至った。

今回この記事を書く前に、まずはクラウドファンディングの運営元に問い合わせを行った。その時に貰った答えが「必要な対応を検討する」だったことにも触れておきたい。

なぜちゃんと実行しているか?問題はないか?を確認していないのか。
今さら言っても仕方ないことではあるけれど、以前こんな事件が起きた。

こんなのは、氷山の一角だろう。
これが発覚した経緯は「たまたまプロジェクトを見かけた病院関係者が警察に相談して発覚した」と記載されていた記事がある。

個人的意見だが、過去の教訓が生かされていないと感じる。詐欺を見抜くのは難しいが、やろうとしていたプロジェクトが出来ていなくて終了報告もない以上やってないのは明らかなのに、なぜ運営元は「対応を検討」でとどめるのか。
そもそもちゃんとクラウドファンディングの運営元がしっかりと対応していれば、僕はこんな記事を作らなくても良かった。

今回、しっかりと対応をしていないというのがよく分かったからこそ、クラウドファンディングで実行者の終了報告が無いものは全て怪しいとしか思えないようになった。
そもそも終了報告の必要がないから、やらなかったとしてもバレない。

以前、記事やツイートをした件でもそうだ。

クラウドファンディングで資金を集め、カフェを作りますといって基礎工事の写真を掲載したが、実際に出来たカフェからは基礎工事の場所がそのまま残っているのが見えてしまった。
じゃあ基礎工事は何のためにやったの?という話で、目的外のことにクラウドファンディングで得た資金を使用していたら問題になる。実際に上記の記事で書かれているが、和歌山市のガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税)が問題になった。
これと同じようなことは、話題にならないだけでよく起きていることだと思っている。

今は誰もがクラウドファンディングを提案出来る時代で、支援金が集まりやすいようにわざわざマイナスプロモーションをするわけもなく、良いところしか書かない。
だから、結果的に嘘が見つかって「騙された」ということもあるのが現状だと思う。返金対応をするか?はまた別の話だけれど、皆が手軽に資金を提供し過ぎてる。しっかりと確認して少しでも怪しいと思えば資金を提供しないというのが、自己防衛でもあるしそれが正しいことだと思っている。

もちろんクラウドファンディングだから、プロジェクトが失敗することもある。
それを責めている訳ではなく、やっていないことをこの記事では責めている。やっていないことをやった風にする・しているのはどうかしてると思わざるを得ない。

それを気付いておきながら放置している・されている現状に警鐘を鳴らすこの記事です。
バレたときや問題になった時に「確認してませんでした」は通らないと今から警告して、この記事を締め括る。

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