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ひとり旅のすすめ1

11/11-11/12にかけてひとり旅に出かけた。
ひとりで旅行なんて10年以上はしていない。
しかも金曜日は平日、子供(小学生)も学校、中々のチャレンジ。
でもどうしてもひとり旅をしたい動機があった。

自分の閉じてる部分を開きたい、世界を信頼したい、自分が世界と繋がっている感覚を掴みたい、という感覚的な動機。

その為に大雑把な目的地だけを決めて、その後どうするかや宿も現地についてから探すつもりでいた。

私が決めたのは、淡路島に行く、まずおのころ島神社に行ってみる、だけ。
新幹線も5年ぶりくらいで、乗り換えにドキドキしながら14時前には淡路島に着いた。
降りたところは南あわじ市の榎列(バス停名)、そこからGoogleマップを頼りに歩いて神社を探す。

めちゃくちゃ普通の田畑の中にあった(笑)
勝手に凄い神秘的な神社をイメージしていて、「想像と違った」というのが正直な印象。
せっかく来たのだからご挨拶して、すぐ横に御神木があったのでそっちにも。
個人的にはこの御神木がすごく可哀想というか、無い、と思ってしまった。
御神木といっても朽ちた木の根本みたいな「木だった一部」なんだけれど、柵の手前に賽銭箱があるにも関わらず御神木に投げ銭してある。木の中にも周りにも汚れた小銭が積もっててこれはいただけない思いだった。
ちょっと想像と違って残念。

とにかくお参りを済ませて、次にどうしようか、と考えるも周りは田畑、バス停も疎ら、どこに行ったら良いのか分からない。
宿の予約もしてないのにGoogleの使いすぎで充電がヤバい!
とにかくひとまず充電をしたいがコンビニもファミレスもない。焦る。
せめて情報集めに市役所に行こうと歩き、バス停を見つけて待つ。
すると道路向こうのバス停(反対周りの循環)に停まったバスのおじさんが声をかけてくれて乗ることができた。

バスの中でおじさんとおしゃべり。(現地の人に積極的に声をかけることもひとり旅のテーマの一つだった)
電車が走ってないことを聞いてみたら、昭和の時代には南北に線路が通っていたのだけど廃止されてしまったとのこと。今の若い人たちは電車が走ってたことも知らない、この道路が線路の跡だよ、と。
線路がないとは知らなかった、車がないと暮らせないのね。

15時半頃に無事に市役所に着いたものの、とても充電できそうなスペースはないし、コンセントを貸してくださいと言う勇気もない。充電はわずかで焦る。
藁をもすがる思いで入った公衆トイレにコンセントが!神様‼︎
さてもう宿が決まらないことには不安で動けない。
とりあえず充電しながらGoogleで宿を探して市内の施設に電話をするも2軒続けて満室で断られる。まさか…
平日なのに空きが無いなんて。
とにかく田舎に降りてしまったので旅館そのものが少ない。
3軒目はもう市内を諦めて隣市(洲本)でバス停から近い旅館を探して電話をした。そうしたらなんと1室だけ空きがあると。でもそのバス停までの乗り換えがわからない。
今度こそ市役所の方に声をかけて尋ねると、何と目の前のバス停から直で行けるじゃありませんか!神様‼︎

そんなラッキーで一泊させていただいたのが海月館さん。
部屋でまず飲んだ緑茶の美味しかったこと。

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