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「PERFECT BLUE」を鑑賞〜こういうのがお好きなんでしょう

先日の「千年女優」に引き続き、今敏監督の「PERFECT BLUE」リバイバル上映をシアタス心斎橋で鑑賞した。

終了後にそこそこ若そうな男子が「夢と現実だけならまだわかるけど、ドラマ要素も入ってくるから難しいわ、ドゥフフ」というようなことを言っていて楽しそうだった。大変共感した。

アニメーション映画ということで、予告編もアニメが多く、千年女優を2回観た時と通算して同じ映画ドラえもんの予告編を観る機会も3回となった。
物心ついてから映画ドラえもんを卒業するまで大山ドラに親しんだ身としてはいまだに新ドラという感覚が抜けないが、もう20年近く経つのか。
そして予告編3回目にして、その新ドラ映画の音楽をブギウギの服部隆之さんが担当しているということに気づいた。

話は少し飛ぶが、ブギウギを観ていて大好きなドラマ「のだめカンタービレ」を思い出すことがよくあった。
音楽を志す登場人物が多かったり、水川あさみさんが出演していたりするからだろうかと思っていたが、BGMがなにやら似ているような気がして調べてみると服部隆之さんが劇中曲(クラシックも多く使われているが、オリジナルも使われていた)を担当されていた。

また最近で言うとドラマ「いちばんすきな花」の音楽が「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」と雰囲気が似ている気がして、調べてみると同じ得田真裕さんが担当されていた。

たまたまそういった共通項に気づく時はなんとなく答え合わせができて嬉しいような、まんまとこういうのがお好きなんでしょう、というマーケティングに乗せられて悔しいような気持ちが入り混じる。

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