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理想の小説家(奇跡を起こす)

 署の面会室で3人になると、男はなんか切ないね。でも3人はスキな気持ちで繋がっている。一緒に生活をシェアするのは今の状況ではまずい、望む世界が詰まっている秘密基地も見合わせないといけないねと伝えた。男と女は直ぐにデイケアで会う事が可能で、心理士の先生と自分史と絵を書く事を話した。

 女性の事を男と女は何も語らない。3人には何も始まっておらず、終わってもいない。誰も裏切られておらず、3週間後に女性がデイケアに参加した。3人は目を合わせると笑った、少し不謹慎でしたけど女性は女に迷惑かけてごめんねと話す。男はまた秘密基地したいなと女性に言う。女性は痩せて見えた。

 女性は再び始める奇跡を起こすのに男と女に感謝していた、周囲に救って欲しいと祈る。無心にデイケアに通院する、悩みを忘れる為です。誰に対してもエゴを捨て、親切に接している。きっと3人の生活を取り戻せると信じていて、女性の心が再びドライフラワーと向き合えるなら子供の生活支援をしたい。

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