トラックはまるで生きている様だ、確かに運転席には人が乗っている。窓が空いていて男の腕が見える。僕は貨物列車が通過するのを待っていた、ドーンと言う衝撃音が響き車が踏切内に押されていく。危ないと思い、僕は急いでギアをバックに入れてアクセルを踏んでいた。トラックは力を緩めようとしない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?