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世界の人々の幸せを考える(2)

 僕は4年前のつい最近まで健常人として社会で働いていた。

 僕は仕事をするのが好きだった、しかし自分の体調がついていけない事を感じていた。

 両親が心配して、かかりつけの病院へ連れて行ったのだ。

 僕は「体調を崩しているので、病院で回復させたい」とMさんに伝えた。

 Mさんは「デイケアにいらして下さい」

 「働かなくて大丈夫でしょうか?」

 「もう心配しなくて良いですよ、安心して下さい」と答えてくれた。



 僕は再びデイケアに通院を始めて、Mさんと1年に渡り心理面接を行った。

 生まれてから今までの事を伝えた。

 内容は自分でも思いだしたくないことや認めたくない事もあったけど、これからの未来に向けて自分らしく生きる為に必要なことであったと思う。

 僕は「暫く仕事を休みたいんですよね」

 Mさん「どうしてでですか」

 僕は「皆んなについていけない事が多くなって」

 Mさん「どんな事ですか」

 「仲間と上手く関係性を作れないんですよね」

 「もう戻りたくないです」

 「分かりました」とMさんは答えた。

 Mさんは黙って聞いてくれて、理解してますよと言ってくれた。

 僕は救われた様な気がした。

 社会の中にいても良いですよと言ってくれる居場所が出来た気がした。

 もし、ここで幻聴が鎮ったら長い間お世話になろうと思った。

 子供の頃からの幻聴に影響されない生活が出来そうな気がした。



 僕はMさんと話した内容をnoteに投稿した。

 noteでも継続して記事を投稿する様になり、現在ではテキスト記事で今書いている様な内容の小説を書いている。

 最近では、基地問題について話してみようと思っている。


 僕は「沖縄から基地はなくならないの」と父に言う。

 父は「他の県が引き受けてくれるかな」

 「何の為に基地があるの、沖縄の人は苦しんでいる」

 「沖縄の人が犠牲になるの」と僕は話す。

 父は「日本だけじゃ対応できないかもしれないね」と伝えた。



 人が幸せに生きることは難しい。

 沖縄の人に、ずっと負担をかけている。

 世界の中には悪人がいる。

 その人から日本を守らないと。

 韓国・台湾の人と東アジアを守れないだろうか。

 もし、貧困が戦争を生むなら、解決する必要がある。

 僕は日本人として毎日支援を受けて生活が保障されている。

 今、世界の人の安心は守れていない。

 満足する支援をする事ができないのだ。



 僕は「豊かな国の人が発信するメッセージってどう言うものだろう」

 父は「日本人は身の回りで起こる5m圏内の事しか分からない」

 「最低限の生活を保障する事と基地問題は繋がっている」と父に伝えた。



 弱者を愛してあげる事ができれば、それは日本人が日常暮らしていて、自然に気づく想いを大切にしてあげる事である。

 日本人の中にある、沖縄の人へのすまないなと言う気持ちを何かに昇華する。

 それが東アジア全体を見る基地問題への解決へと繋がればいい。

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