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正しい告知・宣伝とは

さて今日は
「正しい告知・宣伝とは」というお題です。

ヨガインストラクターは
ご自身のレッスンやイベントなどを実施する際
集客のために告知・宣伝をすることがある思います。

今回は告知・宣伝に対する
そもそもの考え方についてを書きました。


告知・宣伝は「悪」じゃない

・・・とは言われても
「私のレッスンの告知なんかを投稿するのは申し訳ない」
「ちょっと気が引ける」と思われる方も多いと思います。

その気持ち、とてもよくわかります。

僕自身
ヨガイベントの情報交換が出来る5000人くらいのFacebookグループ
に登録していた時期がありましたが
そこでウチの講座やイベントの情報を投稿するときは
かなり気が引けました。

ちょっと申し訳ないような気持ちや
皆さんの貴重な時間を奪ってしまうような気さえしていました。

ですが
僕はその5000人のグループ内で
何度か投稿させて頂きました。

なぜそのアクションを起こせたかと言うと
謙遜からくる申し訳なさよりも
「僕たちがやっているヨガは素晴らしいものだからみんなも知った方がいいよ」
というおせっかいオバサン的な愛とか自信が勝ったからです。

謙遜・申し訳ない < 愛・自信

このとき
謙遜・申し訳ない
が勝ってしまうと
「告知・宣伝は悪いものだから、やらない方がいい」
となってしまいがちです。

とは言うものの
告知・宣伝をしないと集客は出来ないので
「すみません、告知させてください・・・」
「宣伝になってしまって申し訳ないのですが・・・」
みたいな感じで
極端な下から目線になってしまうのです。

僕は
この謙遜は要らないと思っています。
自分が提供するサービスや商品が本当に素晴らしいもので
消費者や購買者にとって有益で
より豊かな未来に導いてくれるものなのであれば
告知・宣伝をする際に
下から目線になる必要なんてないし
一言謝罪を入れる必要などありません。

むしろ相手のためになる情報を提供しているのだという自信を持って
堂々と告知・宣伝するべきだと思います。


受けて側の目的

このように
告知・宣伝というのは基本的には相手のためになる行為なのですが
「それをいつ、誰に対してやるのか」を間違えてしまうと
逆効果になります。

例えば
僕は録画したテレビ番組を観る際
レコーダーにCMを飛ばせる機能が付いているので
必ずそのボタンを押して
CMを飛ばしながら観ています。

なぜなら
「このテレビ番組を観たい!」という目的で
テレビの前に座っているからです。
CMの時間は本来の目的にそぐわない時間なので
当然早送りをしたり
トイレに立ったりするのです。

告知・宣伝というのは
受け手側が今行っている(意識が向いている)目的からずれればずれるほど
邪魔モノ扱いされてしまいます。

キャンプ好きのみんなが集まる場で
キャンプギアの新商品を告知・宣伝するのは良いですが
急にスーツの告知・宣伝をされたら困りますよね。

こんな感じで
受け手側の本来の目的から離れすぎた告知・宣伝は
しないように気をつけましょう。



回数と配慮

最後に
告知・宣伝をする際は
「回数と配慮」が重要ですよという話です。

単純接触効果と呼ばれる
人の心理に基づくマーケティング手法があります。
これは受け手側との接点が多い方が
好感を持たれやすいというものです。

つまり
告知・宣伝は頻度を高めたり
定期的に実施する方が良いということです。

しかし
かと言ってやり過ぎてしまうと
「うざっ」と思われてしまいますよね。

なのでここには配慮が必要です。

例えば
告知・宣伝の内容を少しずつ変えてみたり
受けて側が有益な情報を得られるような内容にしてみたり。
こういった配慮が重要です。

しかし
この「配慮」というキーワードで
また下から目線の謝罪付き告知にならないように注意しましょう。

謝罪と配慮は全くの別物です。

以上
今日は告知・宣伝に対するそもそも話でした。

おわり

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