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誠に勝手ながらデスキャブ・ベンさまのラジオインタビューをまとめさせていただく #2

Death Cab for Cutieのギターボーカル、ベンさまことベン・ギバードのPodcastインタビューを、全国のデスキャブファンを代表して和訳まとめし始めました。


Death Cab for Cutie(デス・キャブ・フォー・キューティー)略してデスキャブ。アメリカ・シアトル出身のバンドです。とってもロマンチックでキレイな歌と、面白くてクセになるリズムやギターリフやベースラインそしてリズム。

左側で歌っているメガネでモッサいのがベンさまです。今ではマラソンと断酒に目覚めてシュッとしたイケメンに変わり果てていますが、まずはこのビジュアルのモサさと歌声の甘さのギャップをお楽しみください。


さてこのベンさまが、Podcastの番組に出演。

コメディアン、ピート・ホルムズのナビゲートで、2時間半に渡ってあれこれおっぴろげにお話しされています。

Podcastはこちらに公開されています↓


まとめをお読みになる前に、注意事項です:

・ただのファンが、ただただベンさまへの愛だけで誰にも断りなく勝手にやってます。
・ラジオ音源はネットで無料公開されてるので違法行為にはならないと思うのですが、偉い人から怒られたらすぐに消します。社会的に抹殺されたくない。
・一言一句の書き起こしはさすがにしんどいので、つまみつまみでトピックごとにまとめます。全文くまなく読みたい!という方はしかるべきところに発注してください。
・とか言いながら、愛が止まらずキュッとまとめられません。長文でごめんなさい。
・日本語として違和感なく読めるものを目指そうと思います。直訳ではなく、かなりの意訳になってますのでご了承ください。
・そこまで英語に自信があるわけではないので、ベンさまが本当にこんなことを言ってるのか信じるも信じないもあなた次第な感じでお願いします。番組を聞いた方で「ここは違うよ」とお気付きの方がいらっしゃいましたら、コメントください。
・繰り返しますが、ベンさまへの愛だけでやってますんで、それだけほんとご理解ください。


では、第二弾に入ります。今回はちょっと話があっちこち飛びがち。


#2 初ライブは中学生

(0:18〜0:30ぐらいまで)

ー 中学時代は「ザ・地方のバンド生活」

ピート:ビートルズとかをコピーしながら作曲を始めたところまで聞いたけど、じゃあ自分の曲について「これって良い曲なんじゃない?」って思い始めたのはいつ?

ベン:そう思えるまでには、けっこう時間がかかったんだよねぇ(笑)
最初は中学でバンドを組んで、人の曲のコピーをやったりオリジナル曲をやったりして。

ピート:そのバンドはどうやって組んだの? 友達を誘って楽器を始めさせたのか、楽器が弾ける人を誘ったのか?

ベン:ベースを持ってる子がいるってのを聞いて。よく知らない子だったんだけど、クラスで「あいつは持ってるよ」って。

ピート:うわー、それって当時の威厳だよね!「家にベースがある」って、金持ちの象徴。

ベン:そうそう(笑) 当時、僕もエレキギターを持ってたかは覚えてないけど、まぁ手に入れ始めてて、あとアンプもあれば一式揃う、ってところだった。

ピート:当時さ、カタログとかなかった? なんか安いメーカーのカタログ。それすっごく覚えてる。
廉価ブランドのカタログで、「Fender(有名ギターメーカー)」じゃなくて「Fonder」みたいな…。

ベン:わかるわかる、あったよね。
うちの地元に一つだけ楽器屋さんがあって、「Peavy(音響メーカー)」の機材だけを扱ってる店だったんだけど、それをみんな持ってた。当時、地元でライブをしたら、…って言っても数ドルで入れて7組ぐらい出るようなやつなんだけど、そこにずらっとPeavyの機材が並んで、「これ、俺のPeavyだと思うんだけど」「違うよ、これ俺のだよ」ってなるほど、それしか手に入らなかった(笑)ちゃんとしたかっこいい、マーシャルとかフェンダーとかのアンプはなくて。
これぞ「地方の音楽生活」だった。


ー ドラマー宅にて爆音練習

ピート:「ロード・オブ・ザ・リング」に例えるなら、君は主人公のホビットで、ワシントンの学校で育って、冒険に出てまずは剣を持ってる人を探す…みたいな感じだよね。君はまずベースを持ってる人を探す(笑)

ベン:そうなんだ。友達のクレイがベースを持ってるっていうから話を聞いたら、Joy Divisionとかマイナーなパンクロックとかを知ってて、それで一緒にやることにしたんだけどドラムがいない。
彼の家に練習に行くんだけど、ただベッドで座って2人で弾いてるだけ。もちろん、当時の自分たちなりに真面目に練習してるつもりだったんだけど。それから、チャドっていう子がドラムセットを持ってるって聞いて。それでようやく揃った。

ピート:聞いてもいい? …自分の思い出話ばかりで悪いんだけど、僕は自分が初めてドラムと合わせた時のことを覚えてるんだ。
自分の曲を弾いてたらドラムが入ってきて…その時もう、笑っちゃった。快感が爆発して。大したことない誰もが最初に叩くようなリズムなんだけど、ズンズンタッズタズタズンタ、みたいな…。

ベン: 誰もが通るよね、それが90年代のビートだった。

ピート:まさにそう! しかもすっごい音がでかいの。俺って別にうるさいのが好きなタイプでもなかったし、今までアンプの音量を10にしたこともなかったのに、突然、10になったって感じ。

ベン:わかるよ。
親が子供にドラムセットを買って、離れとかじゃなく家の中に置いてて、それを練習してるって、悪夢じゃない。振動がすごいし、家の中で演奏する上では最悪の楽器。

ピート:わかるよ。何度もこのPodcastで言ってるんだけど、何軒か隣にドラムを練習する奴がいて、もうね、殺意しか湧かない。しかもたぶんアレ一軒家じゃなくて、アパートなのに。

ベン:アパートはヤバイね。

ピート:ほんっとに頭おかしい! 「スタジオを借りる値段を言ってみな、ご近所さんから集めてカンパしてやる」って言ってやりたい(笑)

ベン:ほんとだね。でもさ、自分も子供の頃は窓も開けちゃって、近所中に下手くそなSex Pistolsの練習が聞こえてるって感じだったよ。

ピート:そうだね。
僕がやってた当時は大きいガレージが家の隣にあって、そこにドラムセットも置いて集まってたんだけど、アンプも最大音量にして、レンガ造りだったから反響もすごくて、そこで何時間もパンクロックをやってた。本当に近所迷惑。
ある時ついに、近所の人が「もうやめろ」って言いに来た。今だったらあの人の気持ちがわかるんだけど、当時はわからないんだよね。「聴かせてやろうぜ」ぐらいの。

ベン:そうだよね。
今思えば、チャドの家で練習してたんだけど、お母さんはたいてい家にいて、3人のバカが来て爆音を出させてくれるって、すごいことだったと思う。でもそれが、当時は楽しみだった。

ピート:そうだよ。やりがいがあるんだよね、何かを創り出すって。しかも、他の人と。
90年代って、サマーキャンプ以外ではバンドくらいしか「誰かと一緒に、力をあわせる」ってことがなかったもんね。だから僕はドラムが入って笑ったんだと思う。みんなで作り上げて、誰かがついてこれないと「熱意が足りない」って喧嘩して。僕は子供ながらに「もっと練習しなきゃ」っていうマネージャータイプだった。


ー 初めてのライブは、誕生日パーティー

ベン:僕は初めてのライブが、誰かの誕生日パーティーだった。ガレージにセットを組んで、2曲ぐらいやって。初めて女子に演奏を聴かれるっていうので、すごく興奮してたのを覚えてる。15〜6歳ぐらいって、まともに女子と話さないし。
その中には、学校で人気の女子もいたりして、その子に気に入られることはなくとも「バンドにいた子」って認識されるのが自分にとっては大事で。2曲やったら速攻でガレージのドアを閉められたんだけど(笑)

ピート:パンクをやってたの? うるさい系?

ベン:どうかなぁ。うるさい系で、お下劣だったかな。オリジナル曲もカバーもあったけど、いわゆる「学生バンド」って感じ。
あるでしょ、学生で初めてバンド組んだときの感じ。典型的な、「ドラムはテンポ担当ね」とか。当時は、ドラムが加入したから「よし、こいつに合わせるんだ」って思うんだけど、実際にやるとずっと難しい。多くの人が経験すると思うんだけど…。

ピート:わかるよ。たくさんの太鼓の後ろには生身の人間が座ってるんだもんね。

ベン:そうなんだよ。家のベッドの上で、ベースと一緒に練習して「良い感じじゃん!」ってなって、ドラムのところに行って「こう弾いて」って伝えるんだけど、「いやいや、俺はこう叩くから俺に合わせろよ」ってなるの。

ピート:そうそう、ドラマーが支配者、みたいなね。
あと、チューニングとかも初めての経験だね。誰かと合わせるにはチューニングを合わせないといけない。
そうやって成長していくんだ。練習して、でも下手くそで、でっかい音だけ出して。普通に考えたら恥ずかしいようなことをしてるのに、その時はそう感じなくて、後で気づく。

ベン:そうそう。そうやって練習していって、でも別にメンバーの誰かが「よし、シアトルでライブしようぜ」って発案したわけじゃないんだ。「これって本格的な曲だよ」「レコーディングしよう」なんてことはなかった。こういうことが、コメディの世界にも共通するのかわからないけど。

ピート:うん。コメディだけじゃなく、すべての芸能に通ずると思うよ。
尊大になりすぎちゃいけないんだけど、現実的すぎてもいけない。少しずつ成長してるって信じないといけない、もしかしたら悪くなっていってるかもしれないけどね(笑)

ベン:そう。だから、あの誕生日パーティーのガレージでライブすることになったのは、女神の囁きだったと思う。自分たちのやってる音楽が良いのかどうかはわからないけど、でも少なくとも誰かから「ライブして」って言われた。「じゃあやってみようよ」って言っただけ。
ピートの言うことは本当に正しいと思う。どんな芸であろうと人前で何かをやる時は、人が見てる前でやれるぐらいには自信はなきゃいけないけど、「俺が今日の主役だ」とまでは思い過ぎちゃいけない。


ー 第二弾、以上 ー

次回は、ライブや番組出演時に心がけていることなど、直近の話題です。お楽しみに!

元ネタのPodcast、リンク再掲↓


インタビュー当時の最新アルバムは"Kintsugi"、アルバム名だけでもうファンは泣いちゃうよね…。




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旅行記漫画家。海外ひとり旅の漫画を描いています。旅行者の方に役に立ちますように。

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DeathCabforCutieというアメリカのギターボーカル:ベン・ギバードのラジオインタビューの和訳まとめ記事です。デスキャブアンバサダーを自認するわたくしの愛と情熱だけで和訳しています。

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