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中小企業診断士 一次試験の勉強方法は?

みなさま、こんにちは。
中小企業診断士の tabito です。

中小企業診断士の勉強を開始する際に、まずやることは
「実際の過去問を解いてみること」と最初の記事で書きました。

まず過去問をやってみて、合格という目的地が現在地からどれだけ離れているかをある程度、実感・把握したとします。
さて次に、実際の勉強はどのように行っていくのが良いでしょうか。

ここからは、中小企業診断士試験の科目や時間等々の基本の基本情報についてはご存じの前提で書いていきます。
もしまだ調べていなければ、色々とネット検索するよりも(こんなネット記事を書いておいて何ですが・・・)、一次情報を確認することが鉄則です。


試験の基本情報は「中小企業診断士協会」サイトの公式情報を確認しましょう。



中小企業診断士の一次試験は7科目あります。これは人によって全く異なるでしょうが、得意、不得意、あるいは現在の知識の有無については、科目ごとにある程度は差異があることでしょう。

全科目合計で6割以上の正解が合格基準、ただし各科目で4割未満は足切りとなります。(個別科目合格制度が有りますが、制度詳細は割愛します。ともかく一発合格を狙うならば、各科目4割以上を必須と考えましょう。)

そこで少し作戦、というか各科目の目指す点数を考えることになります。とはいっても、あまり過度に最初から綿密な計画を立てるのは無駄ですので、心づもりくらいで良いと思います。なぜなら、勉強していくうちに意外と最初に思っていたのことは変わってくるからです。例えば、勉強する前から「企業経営理論」が4割程度は正解できたので、この科目で7割以上を目指そうと目標を立てても、6割程度が安定して取れるようになってからの7割までの1割がとてつもなく遠かったりします。逆に最初は2割(ほぼ全くわからない)の「経営法務」が、これまた意外と壁を越えると7割くらい安定して取れるようになるかもしれません。このあたりは勉強前にはピンとこなくても、ある程度勉強すれば実感してくることでしょう。

では、いよいよ、勉強方法についてです。

7科目をひたすらテキスト読んで、テキスト一巡してから、次は過去問を、といったやり方はまず無理です。お勧めしません。
あなたが大学生くらいなら別かもしれませんが、中小企業診断士の試験を始める多くの方は30代以上だと思って書いています。年齢もそうですし、仕事をしながらであればなおさら、もうひたすら詰め込むような勉強法は無理なのです。穴の開いたバケツに必死に水を注ぐようなもので、バケツが満タンになることはありません。


中小企業診断士 一次試験の勉強は、アウトプットしながらインプットする高効率勉強法にチャレンジしましょう。


アウトプットに適するのは下の問題集です。
「過去問題集」ではありませんので、ご注意ください。さすがに「過去問題集」はある程度のインプットが溜まってからにすべきですし、もっと言うと「過去問題集」は実力確認のためであって、勉強そのものには効率が悪いです。

長くなってきましたので、記事を分けてもう少し詳細に説明しますね。
今回はこのあたりで。
ご参考になれば幸いです。


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