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「今だけカネだけ自分だけ」の世界の片隅で

2022年参院議員選挙も終盤

今回はよしりん(参政党)を応援してます。
でもなんとまあアンチの多いこと(笑)
今日本で起こっている問題全てに共通する要因、その本質を見抜けば参政党なんか批判してる場合じゃないのになと思います。選挙は茶番。どの政党が勝っても結局何も変わらないです。

だって日本を支配し動かしているのは日本政府ですらない、国際金融資本、グローバリストだから。

アメリカの大資本は「今だけカネだけ自分だけ」

Netflixで話題になったEmily in Parisでは、フランス人からみたアメリカ人が特徴的に描かれています。利益率に厳しく、何でもお金で解決しようとする。実際どうなのか。アメリカの実態を何も知らなかった数年前は、

多様性に富み、人々が自分らしく生きている。形式に捉われず合理的で、新しいものを受け入れる柔軟性がある。まさに“自由の国”だ!

と思っていました。でもそんな“自由の国アメリカ”を支配しているのは、「今だけカネだけ自分だけ」で成り立つ巨大な金融資本。勉強すればするほど、その一部の大資本が利権を貪り、富を独占し、自国を超えて世界を支配しつつあることが分かってきました。

アメリカ国内での支配の仕方は例えばこんな感じです

  • 虚構の二大政党:実際は国際金融資本が支配していて二極対立なんかしていない

  • 金権政治:献金して政府を支配.政治はローリスクハイリターンな投資商品.オバマもバイデンもものすごい政治献金を受け取っていた

外国に対してはというと、

  • 国内株を所有して外部から力を持つ

  • 有識者会議に企業の人間を送り込んで法律を変え内部から侵蝕する

たぶん他にもたくさんやり方はあるんでしょう。

お金の流れを追うと社会の表裏がわかる

株式を所有することに関しては、日本を含む世界の大企業の主要株主を調べていくと、その関係はピラミッド状になっていて、最終的にはアメリカの3つの機関投資家に行き着くことがわかります。

日本の大企業の主要株主も彼らということになります。だから、日本のマスメディアが本当に大事なことをなぜ報道しないのかは、テレビ局や新聞社(特に日テレとフジ)の株主構成、外資の株主比率をみれば納得できます。

ジャーナリストの堤未果さんは、

「お金の流れを追えば社会の表裏がわかる」

と仰っていました。本当にその通りだと思います。株式という巧妙な仕組みで支配される資本主義社会ではお金が正義だから。

戦争すらもビジネスになる恐ろしい社会。
ロシアウクライナに始まったことではなくてイランイラク戦争もそう、ベトナム戦争もそう。アメリカが軍国主義をやめない理由はそこにあります。

日本が売られている

そんな国際金融資本は当然日本にも侵蝕してきています。支配するというよりもあらゆる資源・資産を奪いに来てるというイメージの方が強いかもです。例えばこんな感じで。

  • 郵政民営化:ゴールドマン・サックスがゆうちょ銀行の莫大な預金を狙った.

  • 年金の運用:8兆円の損失.GPIFは委託先14社に総額316億円の手数料.

  • 水道法改正:自治体が所有したまま水道の運営権は外国企業も買えるように.

  • 土地:外国資本が加速度的に日本の土地を購入.北海道だけじゃない.

  • 農地法改正:外国資本が日本の農地を買いやすくなった.農地は守るべき資源であり領土.

こうした動きは円の暴落でさらに進んでいると思います。

さらに追い打ちをかけるように起こっているコストプッシュインフレと、それによるスタグフレーション。こうなるともう日銀は打つ手がないのでこれ以上円安が進まないよう神に祈るしかない。

こういった資源・資産の流出の他に気になる問題をあげれば、除草剤、小麦、食品添加物の問題とか、アロパシー医学以外が排除されてる問題とか、そのせいで膨らみ続ける医療費の問題とか、あげれば本当にキリがないです。

一度出来上がってしまったものは簡単にはもとに戻らない。

それでも日本で暮らす人々が当事者意識を持ち、歴史を学び、日本をどうにか良くしたいというエネルギーを生み、その小さなエネルギーが集まってできた元気玉が、この国を本当に変えると思っています。

そんな世界の片隅から今できること

1.社会について学び正しい知識を持つ
2.真実を見抜く術を身に付ける
3.「今だけ自分だけ」から脱する

1.社会について学び正しい知識を持つ

「まずは知ることからはじめよう」

ってよく地下鉄のポスターで見かけますが、ほんとそれです。まずは今日本で起きていることを、少しずつでいいからメディア以外から情報を集めて勉強をすることが必要だと思います。

なんて偉そうなこと言ってますが、実は2年前までは本当になんにも知りませんでした。

NISAを始めたことがきっかけで、社会への興味と知識が増していった感じです。資産運用(塵ほどしかないけど笑)をはじめると、世界の出来事を追う必要がでてきます。そうすると、それまで遠い世界の話だった政治経済が急に身近な問題となり、社会に対する見方が変わっていきました。コロナと矛盾だらけの政策のおかげってのもあるかもしれない。笑

そして思うのは、正しい知識がないと正しい判断ができない。誰かが言ったことを鵜呑みにして、簡単に洗脳されてしまう。そうなると、もう自分の頭で考えられなくなってしまいます。今の日本のマスク問題がまさにこれだと思います。大人はもういいとして、子供に強制して強迫観念を植え付けないで欲しいです。

2.真実を見抜く術を身につける

何度も書きますが、マスメディアは本当のことを教えてくれません。フェイクニュースやひどければ嘘の報道ばかり。そんな中で真実を見抜くのは本当に難しいし知識が必要だと感じています。では知識をつけた後、ほかに何をすれば良いのでしょう?

・スピン報道を日常的に意識する
・直感力をみがく

スピン報道とは、政府に都合が悪い問題が起きた時、その問題から世間の注意を逸らすために違う問題を大きく取り上げることを指します。マスコミはこれの常習犯。なので注視しなければならないのは、

「何を報道していないか」

メディアがある事件一色に染まり出したら注意です。裏で何かが起きていることかもしれません。国民の意識をそらしたいってことだから。

そこに気がついたら国会のHPに飛んで今何が審議されているかを調べる。これを繰り返していると、だんだんフェイクニュースを見破るスキルが高くなっていくらしいです。

そしてもう一つ大事なのが、「なんか変」と思える感覚をみがくこと。

「なんか怪しい」「引っかかる」「嘘っぽい」

そういう感覚って日常的にもあると思いますが、この感覚に自信を持てるようにすることが大事だということです。
直感力の磨き方に関しては山ほど本が出ているので割愛しますが、とりあえずスマホを眺めていてもそういう感覚は絶対に身につかないっていうことだけは確かだと思います。

3.「今だけ自分だけ」から脱する

結局ここに行き着く(笑)

政党を変えても政治家を変えても、その場にいる人間がいつまでも「今だけカネだけ自分だけ」精神だったら何度選挙しても無駄。本音をいうとこの選挙制度やめてほしいんですがそれは今置いといて,この仕組みにおいては,誘惑や他人の利己的な価値観に引きずられることのない軸を持ち、正しいと思ったことを貫く強さを持った人間が必要なんだと思います。結局そういった一人一人の人間性にかかっている。

そして重要なのは、「今だけ金だけ自分だけ」で動く人間が、支配者側だけではないということ。なぜ日本が破断点を迎えようとしているのか。それは、「今だけカネだけ自分だけ」の彼らをジャッジする側の人間もそうであるからだと思います。

最近は「カネだけ」ではなく精神的な豊かさを求める方々が多いように感じますが、「今だけ自分だけ」のエゴの部分はどうでしょう。洋服一着買うにしても、その日食べるものにしても、家族との約束にしても、友人への発言にしても,ものすごく小さな言動一つ一つに、エゴが主体であるかどうかが問われています。

エゴが主体だからこそできる経験や学びもたくさんあるけれど、結局ひとりひとりが「今だけ自分だけ」で生きている限り社会は良くならない。

批判したり問題を取り上げることは簡単。それを超えて、自らの言動を省み、その主体が何であるかを知り、日々の小さな行動を通して人間力を磨いていくことが今できる最大限にして最強の努力だと思います。

そして、

生きとし生けるすべての命は平等であり、人間も万物の一部であるということ

天地のお恵みにより生かされているということ

先祖の方々が命を繋いでくださり今この瞬間に生があるということ

全ての存在が互いに支え合いながらおかげさまで生きているということ

こういった日本に古くから根ざすアニミズム的思想をもう一度思い起こし、人として正しと思うことを選択し、他者に誠実であり,正直でありたいです。この簡単なようで何よりも難しいことを日々積み重ねて魂を磨いていくことが、世の中を良くしていくと思うから。

鬼斬

最後まで読んでいただきありがとうございました。
生きるって素晴らしい!

熊谷七恵

※参考文献
[1]株式会社アメリカの日本解体計画/堤未果 
[2]戦争中毒〜アメリカが軍国主義をやめられない理由〜/ジョエル・アンドレアス(訳:きくちゆみ)
[3]2026年日本国破産/浅井隆

よく観るYouTubeチャンネル
TOOLANDVLOG,よしりんとチョーさんの人生健康サロンch,COTEN RADIOなど

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