【う〇こは肥料になる】アラサー(ほぼ)ニートのnoteフェス報告①

こんにちは、おり子です。

noteフェスというものに初めて参加しています。なんていうか、おもしろい人いっぱいいますね。←上から目線

画像は内容に一切関係ありません。いつもこれいいなぁって思ったのをチョイスしてます。ポケモンはゲームボーイの銀ver.しかやったことないしルギアかっこいいしゲンガーの丸いフォルムかわいいしあの目つきとのギャップがたまらん。

note CREATOR FESTIVAL Day1①『暮らしをクリエイトする』

☆お話されたのはこの方☆

◎坂口恭平さん:建築家・作家
料理本『cook』を刊行し、最近は畑で野菜を育てている
◎有賀薫さん:スープ作家
スープレシピを日々発案しさまざまなメディアで活躍している

⇑noteフェスの動画紹介文を抜粋してちょっとつぎはぎしました。

https://www.youtube.com/watch?v=7luyPsf8RGo

こんな風に伝えたいポイントを抑えて短く紹介文書けるってすごいなぁうらやましなぁ。私いつもあれこれ詰め込みたくなって文が長くなっちゃうから見習わねば!←webライター目線

同動画紹介文によりますと、この対談のテーマは、

つねに新しいことに挑戦するおふたりに、「暮らし」という大きなテーマから、暮らしを楽しむアイデアや、彼らの「創作」に対する考え方について、日々の生活をより楽しむヒントをお聞きしました。

とのこと。

お恥ずかしながら、私、どちらの方も存じあげず…。前知識のない状態で聞けるのでまあいいか。

対談は、坂口さんと有賀さんの紹介タイムからスタートしていきました。

有賀さん、3000日以上毎日スープを作り続けてるだんって。すご。3000日って約10年ですよね、私がまだ華の女子高生だったころから毎日スープ作ってるの?私が女子高生の頃から毎日やってることってごはん食べることと寝ることと起きることくらいだよ。おふろさぼっちゃうこともあるし部屋着のままいちにち過ごしちゃって着替えないこともあるし。いやめっちゃ忙しくしてた頃の休日の話だよ、ふだんはちゃんとしてるよさすがに、そんな汚らわしいもの見るような目で見ないで。

優しいお母さんって感じの話し方をされる有賀さん。同じことを毎日10年近くも継続できるんだからきっときっちりしているんだろうと思ったら、コロナのステイホーム期間などはかなりの夜型になっていたんだそう。親近感!

視聴者の方から有賀さんへの質問に「その包容力はどうやって培われているんですか」というものがあって。有賀さんは笑って、

んー、わたし、包容力あるのかなぁ。あんまり、話聞いてないのかもしれない。自分と違う意見を聞いていないから、そもそも気にならないのかも。

とおっしゃっていました。坂口さんも有賀さんはガードがないよねと話していて、「好きなことをやっている人は、他の人がやっていることに頓着しないんだよね」ってところに着陸していました。

確かに。好きなことをやっていると、心が満たされているから他の人のことが気にならなくなる。他の人が気になるのは、他の人と自分を比べちゃっていたり、他の人に自分を認めてほしいとき。比べているときや認めてほしいと強く感じるときって、自分に自信がなかったり、心が満たされていないときだよね。

noteフェスから話が逸れちゃって申し訳ないのですが、私、以前あっちゃんのYouTubeにはまっていたことがあって。そのあっちゃんの動画に『7つの習慣』って本を紹介しるものがあるんです。その中で「人生において長期的持続的に成功したいなら、主体的に、大切なことを優先すべし」って話があったのを思い出しました。

自分のやりたいことを楽しんで、心満たされている状態は、まさに「主体的に大切なことを優先した状態」だなぁ。

ちなみに、『7つの習慣』の中で謳われている「人生における長期的で持続的な成功」というのはお金持ちになるとか有名になるとかそういうことじゃなく、「自分のお葬式に自分の愛した人たちや自分を慕ってくれる人たちが来て、自分にとってとても嬉しい弔辞を読んでもらえるような人生を送る」ことです。

さてさて。話を戻しましょう。

坂口さんは、ルポ、小説、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの本を出版しているんだとか。幅広い。自分も心の病気に苦しんでいたらしく、2012年からは自分の携帯番号を公表して生き方に苦しんでる人との対話を行っているそう。このプロフィール聞いたとき、優しくて慈善活動がんばってて世界を変えなきゃってがんばってる人なのかなって思ったんだけど、見た目が全然そんな感じじゃない(←失礼)。失礼ついでに言うと話し方も「優しい」とか「慈善活動」って感じじゃない。ディスってません。

坂口さんはやりたいことを自由に楽しんでいるだけみたい。対談を聞いた私なりの解釈なので、違っていたらごめんなさい。

いろんなジャンルの書籍を発表しているのも、自分が楽しみたいことを楽しんでいるから。電話番号公表しているのも、慈善活動っていうよりは自分でこうしたいと思ったからやっているって感じ。ご本人も「相手の話はまともに聞いていなくて、声で判断している。ときどき「適当に聞いてるでしょ」「まじめに聞いてよ」ってキレられてケンカになることもよくある」っておっしゃってました。

ケンカになったとき「じゃあ電話切れよ」って言うけど、おもしろいことに相手は絶対に切らないんだって。まあそうだよね。寂しくて電話してきてるんだもの。隣に彼氏が寝ているのに坂口さんに電話してくる人、両親にめいっぱい愛されて育てられたのに両親からの褒め言葉を待っている私。世の中の「ふつうの」人たちは、どうやって寂しさを埋めているのかな。

見た目も話し方も対照的に見える有賀さんと坂口さんですが、やりたいことを楽しんでいるという点は同じみたい。

そんなお二人の「クリエイト」に対する考え方がとってもおもしろかった。

好きにアウトプットすればいい。みんな毎日う〇こするでしょ?noteとかインスタとか、いいねが増えないとか良いのが作れなかったから今日は投稿しないとか言ってる人いるけど、う〇こにいいねする人いないでしょ?今日は良いう〇こ出ないから出さないとか、そんな人いる?

人に見てもらう前に、アウトプットを心から楽しめばいい。つくるとか書くとか、なんでもいいから。

うんうん。みなさん「クリエイト」っていうとどうしても「つくる」ってことに目が行くけど、作る前の「聞いたり」「感じたり」「観察したり」することの方が大切かもしれない。

ごはんだって、食べれば出るのは当然のこと。聞くとか感じるとか観察っていう「食べる」をして、食べたことを体に取り込んで栄養にして、そして出せばいい。

ふむふむ。これは今まで考えたことのない言葉でした。webライターしているときも、ブログ書いているときも、地元を活性化する活動を考えているときも、どうやったらいいものができるか、どうやったら人を集められるかばかり考えていました。

でも、確かに、例えば人間でも、何かを思いっきり楽しんでいる人の周りには「あの人なんか楽しそう」って人が集まってくるけど、「○○がいかに楽しいか」を一生懸命説明している人の周りには、話を聞いて共感する人もいるかもしれないけど、鬱陶しがられることも多い。実績もスキルもない人が「私がんばってるんです!だから私の話きいてください!」って言っても、哀れまれて終わっちゃいそう。

自分が良いと思ったことを思いっきり楽しむこと。そうして「あの人なんか楽しそう」って集まってきた人を巻き込んでみんなで楽しむ。

そのためには、楽しそう、おもしろそう、これはなんだろう、どうしてこうなっちゃったんだろうってことをたくさん見つけて、観察したり体験したりして「食べる」。食べて、血肉にして、う〇こをアウトプットして、アウトプットしたう〇こを肥料にして、その畑で「クリエイト」する。

畑でクリエイトすることを楽しんでいるうちに人が集まって一緒にクリエイトするようになって、おいしいねって笑う。

最高。

とりあえず、いいう〇こを出せるように、いいものをたくさん食べないといけませんね。今食べているものは、クラウドワークスのwebライター検定対策講座、来週からはランサーズブートキャンプ、地元自治体が行っている起業サポートプロジェクトのレポート執筆、makoto willという会社さんの起業特化型E-learning受講、そしてnote30dayチャレンジ。

ううむ。もう少し「聞く」を食べたいですね。コロナのおかげでいろんなイベントに家にいながら参加できるようになった。noteフェスはもちろん、先日参加させてもらったオンラインプレゼン大会みたいな、いろんな人、今まで接する機会のなかったような人たちの話を聞く経験をもっと積もう。そんで、聞いて、考えて、今までの経験と照らし合わせたりして自分の血肉にして、いいう〇こをアウトプットして、未来を育てる畑の肥料にしよう。

汚い言葉、連呼してごめんなさいでした。