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【社会的ニーズを考える】アラサー(ほぼ)ニートでも起業したい

こんにちは、おり子です。

現在、地元・福島県郡山市でプチ起業を企てており、郡山市が行っている起業や新規事業立ち上げ支援「スモスタ」に応募すべく、オンラインセミナーを受講してレポートを書いています。

今日の記事は、きのうの記事に引き続き、第1回オンラインセミナー『やりたいことを周りに理解してもらい仲間を増やそう』について。

きのうの記事 ↓↓↓

第1回オンラインセミナー『やりたいことを周りに理解してもらい仲間を増やそう』の講師は「株式会社エフライフ」の小笠原隼人さん。

当セミナーでは、小笠原さんの実体験を例にしながら、「やりたいことを周りに理解してもらい、仲間を増やすにはどうしたらいいのか」についてお話されています。

やりたいことを周りに理解してもらい、仲間を増やすにはどうしたらいいのか

その結論は、

仲間にしたい相手に、5つのwhyを伝える

「5つのwhy」とは、

①なぜ、あなたはそれをやりたいんですか?
②なぜ、それは地域/社会/世の中に必要なんですか?
③なぜ、それは(他の誰でもなく)あなたならできるのですか?
④なぜ、それをするために私(仲間にしたい相手)が必要なんですか?
⑤なぜ、それを私(仲間にしたい相手)はやりたくなるのですか?

きのうの記事では、①について考えました。

今日は②です!いってみよー!

【社会的ニーズ】②なぜ、それは地域/社会/世の中に必要なんですか?

ふたつめの「why」は、「それって必要なの?」ということ。

言い換えると、「何を伝えれば、“自分のやりたいこと”の必要性を相手に伝えることができるのか」という議題です。

小笠原さんは、“自分のやりたいこと”の必要性を相手に伝えるのに最適なテーマとして、以下の3つを例に挙げています。

⑴どんな人を具体的にどう喜ばせたいかのイメージ(顧客ペルソナ)
⑵ニーズがあることを示す客観的なデータ
⑶それをすることによって世界をどう変えたいかの世界観

⑴どんな人を具体的にどう喜ばせたいかのイメージ(顧客ペルソナ)

ううむ。
私のやりたいことは、

◆自由な生き方をする現実(デメリットもあるよということ)を伝えたい

誰に?

●自由な生き方をしたいと思っている人
●自由な生き方に憧れているけど、どうしたらいいのかわからない人
●自由な生き方をし始めたけど、理想とのギャップに苦しんでいる人

特に、若い子たち。高校生や中学生。
最近は「自由な働き方」「新しい働き方」がもてはやされているけれど、どういうところがメリットだと思う?デメリットはないかな?会社に入って定年退職するスタイルは古いことだと思う?会社辞めて世界一周することはかっこいいことだと思う?

私は、どちらも素敵だな、と思うよ。
アラサーでニートやってるやつに言われても、今が一番輝いてる子たちには響かないかもしれないけれど。

何がいいとか、何が間違ってるとか、考えてほしいのはそういうことじゃないんだよ。

君にとって、あなたにとって、幸せでいられる働き方をしてほしい。

私は中学生くらいまでは、いい大学に入って、いい会社に入って、有名な大企業に入って定年退職までバリバリ働くのがかっこいいと思ってた。
けど、勉強とか楽しくないことを努力するのがどうにも我慢できなくて(社会不適合者発言)、志望していた進学校の高校に合格するのはどうにも難しそうっていう現実を受け入れられなくて、壮大な現実逃避をしちゃったから。

兄や母のように、社会的地位の高い職業に就いて、まじめにコツコツ努力できる人間だったらよかったのに、と何回も思いました。

でも、私がずっと羨ましいと思っていた兄や母は、様々に思い悩み、私を羨ましいと言うことがあります。

もちろん、一切の悩みのない人生なんてありえないけれど、どの道なら思い悩んでも戦っていけるのか、自分はこの道を選んで良かったんだと思えるのか、若い子たちの「幸せの軸」を考える場をつくりたい。

そして、幸せは一生をかけて見つけていくものだから、一度や二度失敗しても大丈夫だよ、と伝えてあげたい。

Twitterやら何やらで見かける「やりたいことあるならやればいいんだ!仕事なんて今すぐやめてチャレンジするべき!」みたいなことを言いたいんじゃないよ。

一度は会社員として生きていきたいと思って会社に入ったけど、どうにも自分の人生に納得できないと感じるなら、何に対して納得できないのか、そこを明確にしないと。自分が何を求めていて、何に納得していないのかがわからないまま仕事だけ変えても、同じこと繰り返すだけだよ。

納得できないなら、何に納得できないのか、自分の勘違いじゃないのか、折り合いをつけることはできないのか、仕事を変えれば本当にその問題は解決されるのか。

やりたいことを見つけたなら、どうしてそれをやりたいのか、どうやったら実現できるのか、考えてから実行に移してほしい。一緒に考えてくれる大人はたくさんいるから。

ううむ、なんかこれ、私が昔「うるさいな」って思ってた母の言葉と同じだな…。お母さん、あの頃ちゃんと話聞かなくてごめん。今、お母さんの言っていたことの意味、よくわかるよ…。

⑵ニーズがあることを示す客観的なデータ

これを示すのは難しいなぁ。
各高校や中学校にアンケートのお願いしたいけど、アラサーニートが起業したいのでアンケートに答えてくださいって言って答えてもらえるかな?

会社員からフリーランスになりたい人にもノウハウ伝えたりしたいから、やっぱりランサーズとかクラウドワークスにお話伺えたらいいよなぁ。

ランサーズはいろんな企業との提携事業やってるし、勉強会にも参加させてもらってるから、問い合わせてみようかな。

⑶それをすることによって世界をどう変えたいかの世界観

これは、今はない価値観や、データすらない概念を広めたいときに伝えるべきことだそう。

例えば、アイフォン。
アイフォンが誕生する前は、ガラケーはあったけど「スマホ」の概念はなかった。

アイフォンがあることで世界はどう変わるのか、アイフォンで世界をどう変えたいのかをジョブスは伝えた(んだと思いますたぶん)。

私のやりたいことは、もう生まれている価値観だし、データもあることだけど、まだまだ既存の概念に比べると新しい価値観になるだろうから、それによって世界をどう変えたいか、は一考しておいた方がいいかも。

私は別に、世界を変えたいなんて大それたことは考えてない。ていうか世界は変えられない、流れにのって進んでいくだけのもの(『Think clearly』的な考え方です、世界で戦っている方を否定しているわけではなく、自分の現在の力量を見極めているんです)。

ただ自分の半径2メートルくらいの範囲を、いろんな価値観を認め合える場所にしたいだけ。

いろんな価値観を共有したいだけ。

「ふつう」や「あたりまえ」に疲れてしまった人たちや、将来背負うであろう「~でなくちゃ」に怯えたり不安に思った子たちの、休憩所や相談所をつくりたいだけ。

映画やドラマみたいに、一瞬で世界が変わることはない。

映画やドラマは長くても2時間だもの、変わる過程を一瞬にしないと尺に収まらないんだよ。

人生は、たくさんのことを積み上げて、少しずつ変わっていくもの。

その「たくさんのこと」の中に、私の思い描く「休憩所兼相談所」があればいいと思う。

「休憩所兼相談所」があったことで、ほんの少し、人生の積み上がり方が楽しい方向に変わったらいいな、と思う。


なんか柄にもなく真面目な話しちゃったぜ。

まとめると、

私のやりたいこと
◆自由な生き方をしたい人に、自由な生き方の現実を伝える場をつくりたい

その社会的ニーズ
◆「自由な生き方」ってかっこいいじゃん、というイメージのままに目指すにはハイリスクな世界だから
◆特に若い子たちには、ハイリスクな世界だという側面も理解してもらったうえで、働き方を自力で選べるような教育の機会が必要だから
◆「授業」という形よりも、そこで働いている人や多様な価値観の人とディスカッションしたり、実際に1週間でも体験してもらったほうが理解しやすいと思うから
◆このコミュニティから、多様な生き方、働き方を「自分の意志で選べる、選びやすい」地域の形成につなげていくことで、「あの街なら自分も働きやすい(生きやすい)かもしれない」と思う若者や、「自分の子供をあの街で育てたい」と思う親御さんが出てきてくれたらいいなぁ
→SDGsになるやん!

ほほう、私、こんな風に思っていたのか!
書き出してみるって大事ですね。