#ポエム
霧の中の三峯神社〜未知なる水瓶座の時代に静かなる胸の高鳴りを感じて〜
3月21日 宇宙元旦を迎えた翌日
毎年ピーカン陽気の中の恒例参拝だった
三峯神社に初めての雨
霧の中の幻想的な空間
あまりの美しさに静かに心が躍る
アクエリアス(水瓶座)に誘われ始まった風の時代
霧雨の幻想的な三峯神社のシンボルは”未知”なるものの示唆・・かも
霧に煙る白い綿菓子の中の世界は
遠くからは何も見えない でも近づけば
見えなかった輪郭が浮かび上がってくる
それはよりクリアに
旅立ちの吸う息 そして始まりに吐く息
吸い込まれた息は、どこにいったのかな
陽子が最後に吸った息
その旅立ちの直前にまさかの茶目っ気で
私たちを泣き笑いさせた陽子
満足気にちょっと舌を出して微かに笑い
そしてゆっくり丁寧に吸いこんだ 最後の息
あの息は、どこにいったのだろう・・・
みおちゃんが綴るエッセイから
ふわっと切り抜かれて
私のそばにそっと寄り添ったさり気ない一節に
時が止まった
陽子の最後の息を見守ってから