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【2021年度版】Buffaloルーターによる無線接続の切断が多い対処法まとめ

2021.06.24

みなさん、本日もお疲れ様です。

本記事では、Buffaloルーターでの無線接続が繋がっているのに、頻繁に切断されてしまう症状の対処法についてまとめていきます。


症状の概要

引っ越しに伴い新しいBuffalo製ルーター(WSR-2533DHPL2/NB)を購入しました。有線接続は問題なく動作していますが、無線接続(5GHz、2.4GHz帯)になると、Wi-Fiは接続されているのに、ネットワークにつながらない状況です。具体的な症状は、ゲームのダウンロード画面でダウンロードが止まってしまう、動画を見ていると途中でロードがされなくなる、Twitterが更新されないといったような症状です。(Wi-FiをON/OFFすると接続されます)

使用しているネットワーク情報と購入したルーターについて記載します。

プロバイダ : So-net 光 プラス
契約プラン : ネクストファミリーSHS隼
通信速度 : 上下最大1Gbps
Wi-Fiルーター : WSR-2533DHPL2/NB


Buffaloエアステーション(設定画面)を開く方法

まずはこの手順に沿って以下画像のようなルーターの設定画面を開いてみてください。

1. ONUとルーターをLANケーブルで接続、電源接続
2. ルーターのディップスイッチを「ROUTER」にする
3. スマホのWi-Fi設定より対象ルーターに接続する(SSIDおよびパスワードはルーター本体のシールに記載されています)
4. スマートフォンのWebブラウザ(Safari, Chrome, Google)で192.168.11.1と入力する
5. 設定画面には、ルーター本体に記載されている本機ログイン用ID(admin)とパスワードでログインできます
6. 設定は基本的に下にある詳細設定を使用します

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試してほしい対処法

自分が行った対処法を記載していきます。該当しなければ次の項目を試して行ってみてください。そもそもインターネットに繋がっていないという場合は、こちらで設定してください。


1.ファームウェア更新
Wi-Fiルーター本体のバージョンを新しくします。ネットワーク接続が必要なのでネットワークの接続ができたらまずはこれをしておきましょう。

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2. 無線の種類
無線の種類には5GHz、2.4GHz帯の2種類があります。特徴を示すので環境に合わせて使用してみてください。

5GHz帯(11ac/n/a)は、電波干渉が少ない、壁などの障害物に弱い
2.4GHZ帯(11n/g/b)は、電子レンジやBluetoothなどと電波干渉を起こす、障害物に強いので遠くまで届く、隣の部屋、下の階などでもOK

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3.無線チャンネルの設定
無線は、周波数帯域をチャンネルで区画して利用しています。マンションなど様々な電波が干渉される場所では、チャンネルを自動で設定してくれる方が良いと思いますので、自動を選択します。(手動にしても解決せず)


4. IPアドレスの取得方法を調べる
ステータス>システム よりIPアドレスの取得方法を確認できます。
インターネット@スタートによるPPPoE接続を行っている場合は、v6接続に設定変更します。(So-net光プラスではIPv6プランが無償で提供されています)

[設定手順]
Internet > IPv6 > IPv6接続方法 よりインターネット@スタートを行うを選択、下にある設定を押す
Internet > Internet > IPアドレス取得方法より、v6プラスを使用するを選択、下にある設定を押す

一度ネットワークが切断され再設定されます。
ネットワーク接続完了後、ステータス>システム よりIPアドレスの取得方法がv6プラスに変更されているかを確認します。

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5. セキュリティの脆弱性対応
iPhoneでWi-Fiに接続した際に、安全性の低いセキュリティ(iOS14)と表示される場合の対応です。

認証方法で以下を使用していると表示されるようです。
・WPA-PSK
・WPA Personal

・WPA/WPA2-mixed mode PSK (AES)
・WPA/WPA2 Personal
(TKIP/AES mixed mode, iOS 14以降)

本記事で紹介しているルーターはWPA3の認証方式は非対応なので、以下を行います。(ここからはPCでのみの操作となるそうです、無線機器しかない場合はこちらをご確認ください)

[設定手順]
無線設定>AOSSより、AOSS接続を無効にする(AOSSアイコンがある場合は有効ですのでアイコンをクリックして無効にする)
無線設定> 5GHz/2.4GHz > SSID1 の認証方式にWPA2 Personalを選択する
下の設定を押す


詳しい手順については、Buffalo公式の「iPhoneをWi-Fiルーターに無線接続すると「安全性の低いセキュリティ」と表示されます(iOS 14)」を御覧ください。


対処後

今のところ、無線が頻繁に切断されることはなくなりました。原因としては、IPアドレスの取得方法が悪さをしていたと推測します。ルーターがインターネット簡易接続をした際、IPアドレスの取得で自動的にIPv6 IPoE接続を選択できていなかったのだと思います。以前まではIPv4のPPPoE接続を使用しており、通信が不安定になっていた可能性があります。

最後に余談ですが、iPhoneでの接続状況を記述しましたが、Nintendo Switchの無線接続についても頻繁に切断する症状がありました。(スプラトゥーン2で2回に1度くらい追い出されました)  現在Switchは、有線接続に変更してしまったので問題は解決済みですが、無線接続をする機会があれば無線接続状況を追記したいと思います。



最後に

5GHz帯を使用したWi-Fi通信速度は、平日AM2時で下り300Mbps、上り420Mbpsでした。使用しているLANケーブルはCat.5e。有線だともうちょっとでます。660くらい。

マンションなどで回線引くの困っている人は、ネット回線を担当している管理会社の部署に電話して、マンションに傷をつけないように光回線を引きたいといえば紹介してくれます。NURO光が断然お得で早いと思いますが、管理会社とのバチバチがあるかもなので注意、、、。

少しでも気になっていただけたら幸いです!今後もよろしくお願いします。