伝説のDREAM Vol.8 太田崚介
こんにちは。TABIPPO学生支部のともかです!
今回は、昨年度の「世界一周の夢を叶えるコンテストDREAM」にてセミファイナルまで進んだ、太田崚介さんにインタビューさせて頂きました。太田さん自身の体験から生まれた、環境問題、そして夢に対する熱い想いに迫ります。
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■自己紹介
■DREAMに挑戦しようと思ったきっかけ
ーまずはじめに、このDREAMに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
太田さん:実は本当に些細なことがきっかけでした。当時、所属していたサークル活動でTABIPPO学生支部に所属していた友人がいて「こんなコンテストあるんだけど参加してみない?」と声をかけてもらったんです。一度は悩んだのですが、それからDREAMの存在が頭の片隅から離れなくて。自分が興味を持っている=やってみたいということに気付き、エントリーすることを決めました。周りの参加者とは違い、志みたいな立派なものは自分の中にはなかったんですよね(笑)それでも、自分の本当の気持ちに従いました。
■セミファイナルの感想
-ありがとうございます。では次に、セミファイナルの感想を聞かせて下さい。
太田さん:セミファイナルまでの道のりは800人→700人→40人→24人→8人と毎回緊張感がある状況で、コマを進めるごとに気持ちが高まっていくのが分かりました。実は、当日舞台に立って発表していた時の記憶はあまりないんです。でも、話せることを話しますね。
リハーサルの時は上手くいったのに、いざ本番ホールに人が集まると別世界に来たみたいで言葉では表せない気持ちになりました。その結果、緊張していたのもあり、あともう少し、ここを皆んなに伝えたいんだ!というラストスパートでほんの一瞬セリフが抜けて沈黙してしまったんです。なんとか話すことは出来たんですけど、皆に一番伝えたかった部分を伝えられなかったという悔しい気持ちが今でも残っています。気がついた時には楽屋にいて、みんなに抱きしめてられていました。多分、大泣きした後で顔がくしゃくしゃだった気がします(笑)
でも同時に、僕の発表を聞いてくれる人がこんなにもいたのだということに嬉しくもなりました。仲間など、当日足を運んでくれた人にはもちろん感謝したいですし、今まで応援してくれた全ての人に「ありがとう」と伝えたいです。また、このような機会を頂けたことは一生忘れません。
ーメンターとのエピソードを聞かせて下さい。
太田さん:沖縄のダイビングショップでアルバイトをしていたんですけど、メンターがわざわざ大阪から沖縄まで会いに来て一緒にプレゼンの練習に付き合ってくれたことがありました。それまでも、私が北海道に滞在していたり、各地を旅をしていたりしたのでミーティングはZOOMですることが多かったのですが、対面で会うのと変わらないくらい熱心に、そして楽しくサポートしてくれました。二人で切磋琢磨してきたからこそ、当日、自分の想いをステージで堂々と発表できました。
■世界一周のテーマ
-次に、太田さんの世界一周のテーマである「人と海の絆を結ぶ」にはどのような意味が込められているのですか?
太田さん:海が大好きなので海にまつわるテーマにすることは事前に決めていました。幼い頃から家族で釣りをしたり海水浴へ行ったりすることが楽しくて、海に対する強い愛着があったんです。そのため、大学ではダイビングサークルに所属していました。初めて海に潜った時、それまでは水族館でしか見られなかった綺麗な光景が目の前に広がっていることに対して、大きな感動を覚えました。ですが、同時に頻繁に目にするものがありました。それはごみでした。自分の大好きな海が汚染されている。その事実を知った時、ショックを受けました。
その日から海の環境問題について興味を持ち始めました。自分の力で少しでも海を綺麗にできたらと考え、実際に水中清浄ボランティアに参加しました。現在も時々参加しています。最終的に、自分が行動するだけではなく、この事実を多くの人に伝えたい、知ってほしいという強い願いからこのテーマを掲げました。
■DREAMに参加して今に活きていること
ー次に、DREAMに参加して今に活きていることを教えて下さい。
太田さん:大きく3つあります。1つ目は自分をアピールする大切さを学んだことです。DREAMに参加する前は、自分をアピールする機会がありませんでした。正直、自己表現することに対して人にどう思われるかを気にしていましたし、怖さがありました。3次審査のWEB投票の時、周りの参加者はSNSのフォロワーが多く、情報発信を積極的にしていました。そんな中で自分が発信しても、見てもらえないと思っていたんです。しかし、投票1日目が終わってみると、自分が予想していたよりも多くの方々が投票してくれていました。その投票数を見た時、とても嬉しかったです。ありのままの自分に応えてくれる人がいる、自分は自分でいいんだと思えるようになりました。
2つ目は伝えることの大切さを学んだことです。最近、就活を無事に終え、沖縄の離島で働かせていただくことが決まりました。毎日海を感じながら仕事することがとても楽しみです。将来は、海と関わっていくことをメインに活動できたらなと夢を膨らませています。自分がやりたいことを実現できたのは、「海が好き」という言葉を口に出し、誰かに伝えてきたからかもしれないと今になって思います。言葉には、言霊が宿ると言われるくらい大きな影響力があります。夢を堂々と伝えること、それが今の自分を導いてくれました。
3つ目は自分からよりアクションできるようになったことです。コンテスト参加中に、実際に行動したことが2つあります。北海道での住み込みヘルパーをしたことと、沖縄のダイビングショップで働かせていただいたことです。新しい体験をすることに不安を感じ迷っていたのですが、DREAMを通して、沢山旅をしている人達に刺激されて、私もやってみようと思い切って行動しました。普通に過ごしていれば経験することができなかったことを経験させていただき、本当に感謝しています。
■今年のDREAMに参加する人/参加するか迷っている人へメッセージ
ー最後に、今年のDREAMに参加する人や、参加するか迷っている人にひとことお願いします。
ー今年のDREAMに参加する人へ
太田さん:人生で、こんなにも自分がしたいと思えることを自由に発表できる機会はないと僕は思います。自分には無理だと思う気持ちは分かります。僕自身も初めはそうでした。気負わずに、ありのままを伝えて下さい。夢を貫き通して下さい。
ー参加することを迷っている人へ
太田さん:迷うということは何かそのことに対して思いがあるということだと僕は思います。一歩踏み出してみたら案外何でもできるんです。きっかけは些細なことでも何でもいいので挑戦してみて下さい。申し込みだけでもしてみて下さい。きっと、人生の何かが変わると思います。
■あとがき
今回は昨年度セミファイナリストの太田崚介さんにインタビューさせて頂きました。太田さんの一つ一つの言葉には熱がこもっていて、私自身、夢に対して熱くなると同時に深く考えさせられました。DREAMは、それだけ人に影響を与えるのだなと感じた瞬間でもありました。人生を変える出来事は多いようで実は少ないのかもしれません。そのためには自分から掴み取りに行く、決して簡単なことではないですが大切なことなのだと学びました。
■募集要項
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いかがだったでしょうか?この記事を持って、伝説のDREAMシリーズは終了となります。
次は、あなたが夢を語る番です。是非DREAMであなたの夢を聞かせてください。そして、いつかインタビューができる日を記事チーム一同楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、「運営陣の想い Vol.3 メンター」をお届けします。お楽しみに!
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