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メンバーズカード・会員証の作り方ガイド - 会員証作成の手順とポイン

自分のお店のメンバーズカードを作りたい、会社のIDカードを作りたい、自分たちで作ったコミュニティで会員証を作りたいなどという場面が出てきた方にご参考にと思い、メンバーズ・会員証を作成する際の手順やポイントについてご紹介します。私も自分達の会社でカードを発行することになって色々と調べながら初めて作業をしたので、その経緯をまとめてみました。

まず、会員証やメンバーズカードの発行元するメリットとしては、会員データの収集と分析が挙げられます。会員証やメンバーズカードの発行により、会員の情報を収集することができ、会員の購入履歴や好み、利用パターンなどのデータを収集し、分析することで、顧客行動の洞察や傾向の把握が可能になります。これにより、より効果的なターゲティングやパーソナライズドなマーケティングを展開することが可能になります。
私たちの場合はIDカードのようなものだったので上記のような成果物まで求めるものではなかったのですが、一般的にメンバーズカードや会員証は情報収集、マーケティング、集客に繋がるものと考えます。

では具体的に手順をご説明します。

【ステップ1:業者の報酬と見積もり】 まずは、会員証を作成する業者を選びましょう。 インターネット検索や口コミなどを参考に信頼できる業者を見つけます。 複数の業者から見積もりを取り、価格や納期、品質などを比較しましょう。
私は3社ほど見積もりを依頼しました。発行枚数が少量だったということもあり、少ないロットでも対応可能な業者に絞りました。カードのサンプルが無料で取り寄せることができるのでどこか1社から取り寄せればいいと思います。しっかりとした厚みのあるカードが希望だったのでPVCカードにしました。3社の見積もり金額は、ほぼ同じでしたが、一番料金が安い業者さんではなく、メールの返信が一番早くて丁寧、わかりやすい業者さんにお願いすることにしました。わからないことも多かったのでそれらについてスピーディー且つ丁寧にご回答を頂けて安心感がありました。

【ステップ2:カードデザインの選択】 業者選定、支払いが終わったら、いよいよ、会員証の製作過程に移ります。
まずは会員証のデザインについて考えます。自分でデザインするか、業者に依頼するか決めましょう。

  • 自分でデザインする場合: デザインソフトウェアやオンラインツールを使用して、デザインテンプレートを作成、校了の状態で入稿します。校了とは、補正終了の略称で、そのまま印刷工程に移しても問題のない状態になることです。ここまで自分で仕上げるのは難しくもあり時間もかかりそうだったので、私は有償にはなりますが、後者の業者さんにデザインを依頼することにしました。

  • 業者にデザインを依頼する場合: 業者にデザインもお任せすることもできます。デザイナーがイメージや要望を元にカードデザインを作成し、最終的な仕上がりを確認します。イメージを伝えるには手書きでもWordでもどんな形でも大丈夫です。デザインのイメージ・印刷したい文字原稿をまとめて送ります。有償のデザイン料金は1万円前後です。

カードの色についても決めていきます。黒か白かグレーで迷っていたので用途を伝えてどの色が合うか担当のデザイナーさんに相談してみました。白とグレーの二択になりました。

デザイン案は1週間以内に届き、2パターン提案してくれました。色味の確認も合わせると白とグレーで合計4パターンのサジェスチョンでした。私は事前にデザインの修正など納得が行くまで相談できるかどうかを担当者の方に確認しておきました。

【ステップ3:可変項目の文字原稿の入稿】
会員証には、お客様の氏名や会員番号などの可変項目が含まれます。この文字原稿を提出しましょう。これらはオプションで追加料金が発生しますが見積もりの段階で料金の件は確認済みなので勿論、問題はありません。オプションには他に、ナンバリング加工、連番バーコード印刷、署名・サインを記入できるサインパネルなどがあります。業者はこの原稿を基に会員証の作成を行います。

【ステップ4: ベースカードの仕上がりと妥協の施工】 ベースカードの仕上がりまでには、通常2週間程度かかります。その後1週間後を目処に納品されます。

以上となります。

まだ納品はこれからなのですが、出来上がりが楽しみです!
業者さんの選定まで2ヶ月ほどかかってしまいましたが、決まると1ヶ月程度で作業や校了まで終わりました。

ご参考にして頂ければ幸いです。


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