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「三方よしの精神」で仕事を行う

「三方よし」とは、近江商人の経営哲学のひとつで、商売をする際に、自分、相手、社会の三方すべてが幸せになるような経営を目指すことを指します。この哲学は、長期的な視野と利益の共有を重視し、社会的責任を果たすことを目的としています。

今日のビジネス界では、CSR(企業の社会的責任)が重要なキーワードとなっていますが、「三方よし」は、その精神的な原点と言えるかと思います。自分たちの利益だけでなく、相手と社会の幸福を考えたビジネスを展開することが、長期的な成功をもたらすという考え方です。

近江商人たちは、「三方よし」の精神をもとに、商いを通じて地域社会に貢献し、多くの人々に愛される存在となりました。

ビジネス書や雑誌、新聞などもよく出てく言葉ではあり、改めて、私も、近江商人の経営哲学に学び、自分たちのビジネスに取り入れていくことが大切だと思いました。

加えて著名な経営者の方のインタビュー記事などからは「善い会社」というキーワードが出てきます。私も自分の会社を「善い会社」にしたいと思って主人と二人三脚で経営していますが 「三方よし」の考え方が「善い会社」にする軸となる考え方であると思います。

私が経営している会社は、広告写真の撮影を通じて、企業やブランドのイメージ向上に貢献することを目的としています。撮影にあたっては、依頼主の要望やニーズをしっかりと理解することから始め、それに基づいた最適な撮影プランを提案し、撮影本番までの進行管理もしっかり行います。撮影当日は代表カメラマンの主人が他のカメラマンやスタッフを束ね、それぞれの技術力を活かして、依頼主の想定を超える高品質な写真を提供できることを念頭に作業を行っています。

繰り返しになりますが、私たちは顧客目線を大切にし、依頼主がターゲットとするお客様に合わせたサービスを提供することを心掛けてています。例えば、商品やサービスの魅力をより効果的に伝えるためのアイデアや演出など、依頼主のビジネスに貢献できるような提案も積極的に行うのです。その商品の売り上げがアップしたり、サービスが評判になることを自分たちのことのように嬉しく思います。

また、私たちはカメラマンに適正な報酬を支払い、やりがいのある仕事を提供することで、彼らの技術力やスキルアップにも繋がる環境を整えています。これにより、高品質な写真を提供するだけでなく、カメラマンの技術力向上や、撮影現場でのコミュニケーションの円滑化など、より良い撮影体験を実現することができます。スポットで提携しているフリーのヘアメイクアップアーティストやフードコーディネーターの方にも同じようにより良い環境で存分に力を発揮してもらえるようと思っています。

そして、私たちが提供するサービスが依頼主の売上アップに貢献し、それが結果的に社会的な経済活動の一助となり、カメラマンの活躍の場を広げることによって、職業選択の拡充や職業的地位の確立にもつながると考えています。私たちは、顧客満足度を高めることを目指し、ビジネスの成功につながる価値ある写真を提供することで、社会に貢献していきたいと考えています。

「三方よし」にも「四方よし」にも繋がるような仕事を日々、着実に行っていきたいと思っています。


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