見出し画像

“あわい”を生かす経営学

「あいだの探索・実践ラボ」主催【あいだの哲学道場】8時間耐久セミナー~大室先生の頭の中のあいだの旅~ に参加しました。
大室悦賀先生が話されたことの一部を以下に記載します。
共感が循環するeumoの世界と共通する考えが根底にあり、私自身が行っていることを肯定された気持ちになりました。ありがとうございました。

------------------

あわいの経営の創出。揺らいでいる状態が本質。
あわいとは二つの間のいずれでもなく、いずれでもある。
男性性と女性性、一人の人の中でいずれも必要。

複雑さをありのままに捉える。
地域のあり方を考える。
研究を民主化したい。

エコトーン(汽水域のような安定しない領域)とエコシステムの往還を考える。
社会的課題は切り出しているだけ。固定化している。
社会的課題を生んでいるシステムで社会的課題を解決できるのか。

部分最適(対処療法)ではなく全体最適(原因療法)。
経済は副作用として「満たされないもの」を常に創り出す。

ビジネスとは哲学である。哲学とは概念(コンセプト)を創造することだ。
ビジネスの世界ではすごく楽しいことと、すごく苦しいことが同時に起こる。
ビジネスは幸福への方法であるため世界中に広まった。

貨幣から逸脱する楽しさ。
利他性は様々なバイアスを抑制する。

芸術はそれ自体が思考するものだ。
自我を持っているといい作品にならない。
主体と客体が入れ替わる。創らされている。
創造性は不完全を維持できる脳に宿る。

苦悩と共感は一緒に現れる。矛盾の吸収。
苦悩はオキシトシンの分泌量を増やす。
矛盾を排除しない。わからないものを置いておく。
ありのまま分析せずに受け止める。分けないで、繊細にみる。

構造主義は無意識にやっていることを捉える。
身体そのものが多様。
マルチスピーシーズの概念。生物間で絡まり合って生きている。

本当のニーズは本人もわかっていない。
まずはやってみる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?