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実践するドラッカー・思考編(2) 2010.01 佐藤等 編著
私たちは、自らの能力を開発し、最も能力を発揮する、あるいは伸ばすにふさわしい環境を探さなければなりません。適材適所を自分で行うのです。それには三つの基準が必要です。
・自らの強み
・仕事の仕方
・価値観
成果は、機会と強みの両方がそろったときに生まれるものです。「予期せぬ成功」の裏に、自分が気づいていない強みが発揮されていたかどうか、確認してみてください。
「予期せぬ失敗」は、自分の強みをベースに成功を当て込んでいたからこそ発生するのです。どこに問題があったのか、徹底して分析しましょう。ほんの一部を修正するだけで、大きな成果を生み出すことは十分にありえます。
大切なのは、出し惜しみしないことです。すべて出し尽くすと、不思議なことに、空になったスペースに最新の知識や情報がするすると入ってくるのです。
教えることは、成長するための強力な道具です。自分の持てる最高のものを伝えようと努力することで、自然に強みも磨かれていくからです。
ポイントは、定期的に検証と反省を行うことです。
・優れた仕事は何か
・一生懸命やった仕事は何か
・一生懸命やらなかった仕事は何か
・お粗末な仕事や失敗した仕事は何か
・集中すべきことは何か
・改善すべきことは何か
・勉強すべきことは何か
何によって憶えられたいか
1.人とは違う何かをもつこと。違いを生み出すこと。
2.違いを生み出すために、日々実践して成果をあげ続けること。
3.他人に影響を与えること。「あの人のおかげで」というとき、長く記憶にとどめられるのです。
「何によって憶えられたいか」。この問いが「強みを生かし、卓越性を磨く」ことに通じている。
☆「予期せぬ失敗」を振り返ることから自分の強みがわかる、というのは実感できます。
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