見出し画像

身体は考える

>「論理よりも感覚の方がはるかに優れている」
>状況を改善させるためには「感覚の再獲得」が重要な鍵
>不可欠になってくるのが「身体感覚」です。
なぜなら、体が先行して考え、切り拓いてくれるからです。

物事が細分化してマニュアルだらけになっている昨今。
このように書かれていて安心しました。

一方、

>「知の外部委託」
>「知の家畜化」
>嫌悪の向こう側を切り拓こうとする「想像力」と、嫌悪のままにそれを潰そうとする「獣性」の綱引き
>「欲望」や「負の感情」は直感に偽装しやすい

など、ありがちな罠について書かれていて、自分自身を全うするために自分や周囲を常に観察することが大切だと改めて思います。

甲野善紀氏との対談部分も深みがあります。
手元に置いて時々読み直したい本です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?