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泳がせ釣りの餌の管理方法とサビキの重要性

泳がせ釣りで重要なのは餌となる魚を健康な状態で生かしておく事です。

伊豆諸島では餌にムロアジが使われますが非常に弱い魚なので長く生かしておくという発想は捨てた方がよくその日使う分だけスカリで管理するのがいいでしょう。

ちょうどいいサイズのムロアジ
ムロアジを元気に管理する難しさ

ただ突っ込みやすい魚なので目の大きなスカリだとすぐに全滅します。島の人は慣れていますが離島に大魚を求めてやってきた内地の釣り師はムロアジを管理し切れずせっかく釣っても死なせてしまう事が多いです。

入れ食いの状態であればわざわざスカリに入れなくてもその都度サビキで確保すればいいですが時合いがはっきりしている場合はムロアジの管理技術を身に付けるしかありません。

まずは目の細かい大型のスカリを用意しましょう。高いお金を出せばスカリは購入できますが上部が開いている状態のそれは市販されておらず私は園芸用品と防鳥ネットで自作しました。

直径100cm/深さ200cm 製作費2000円

次に運搬時には大型のクーラーボックスが必要となります。水温を安定させるために大型のクーラーを使うのですがそれに加えてエアポンプで酸素を送り続ける事も大切です。

そこまで大型のクーラーがない場合は海水氷かペットボトルに入った氷で冷やしてあげるといいです。ただそれも冷え過ぎると弱るのでムロアジを海中から出して以降は細心の注意を払う事が求められます。

この管理ができないと泳がせても元気がないのでお目当ての大型回遊魚が食う確率は下がってしまいます。つまり伊豆諸島の泳がせ釣りはムロアジを扱う事が全てなので島の人は管理技術も高いですし何よりサビキが上手です。

なんだかサビキは初心者の釣法とされがちですが泳がせ釣りをする人はこれが上手くないと話になりません。およがせ釣りとサビキはセットなのです。

棒ムロはハリス0.8とかだと切られる事も

先に扱いの難しいムロアジについて話しましたがマアジの扱いはそれほど難しいものではありません。

春や秋など気温が安定している時期は釣ったアジをバケツに入れ酸素を送り込んでおけばしばらく生きていますが夏や冬は温度管理を徹底しないといけません。

クーラーボックスや発泡スチロールを使用するかスカリに入れて海底に沈めておくのがいいです。この“海底”というのが大切な要素で水温が安定していると共に干満の影響を受けないのです。

私も失敗経験があり適当に中層辺りに沈めておいたら干満差が非常に激しい潮だったようで水面上にスカリが浮かんで全滅させてしまいました。

アジは大魚への特急券!
時折良型のメバルが釣れたりして…

そんな風にアジを長生きさせるポイントはいくつかありますがやはり釣りたてのアジを使うのが一番で泳がせ釣りの現場で当日アジを確保するのがいいです。前日や前々日からスカリで管理しているアジよりも当日のアジの方が食いも良く大型の魚も正直なものです。

泳がせていたアジがすっぽり入っていた
必ずベイトチェックをするがこれはコハダかな?
キビレさえも食う時は食う様です…

泳がせ釣りは自然界の食物連鎖にそっと針を紛れ込ませる原始的な釣りです。大型フィッシュイーターに普段の捕食行動をとってもらうためには違和感のある泳がせ方をする訳にはいきません。

水中カメラでも仕掛けている訳ではないので海中の事は分かりませんが、少しでも自然な演出を高めるために餌の管理や仕掛けを工夫していくのです。そしてその餌を釣るためのサビキの精進、これが重要でしょう。






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