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YouTube撮影向きの泳がせ仕掛けとは? 青物が食うのが30秒前に分かる!

東扇島西公園(川崎市)での泳がせ釣り映像をYouTubeで公開しました。結論から言うと鯵を餌に大型の青物が釣れたのですが今日は私の仕掛けをご紹介したいと思います。

東扇島西公園では慣例なのかエレベーター仕掛けが普及しておりそれ以外の仕掛けで臨んでいる人をまず見た事がありません。つまりはそれが一番効果的だと信じられているのでしょうが私は状況によってはそうではないと思っていてぶっ込み仕掛けの採用率が高いです。

私は泳がせ釣りがメインで、エレベーター、ぶっ込み、フカセ、浮き仕掛け...  海の状況に合わせて何でもやります。

走られ難いので100mの糸巻きで十分


【エレベーター仕掛けのメリット】
・餌の魚にダメージを与える事なく沖に運べる
・様々な棚を泳ぐため釣れる魚種が多い

【エレベーター仕掛けのデメリット】
・青物が食う予兆がぶっ込みより伝わり難い
・メインラインに沿って魚が走ると反応が鈍い
・錘に到達するまでフッキングできない
・遠距離まで走られる可能性が高い(魚優位)


実はエレベーター仕掛けはデメリットも多く本当に大型の魚を狙うのには向いていません。それでも東扇島西公園でエレベーターが普及しているのは慣例と餌不足が原因だと思います。

冬が近付けば一晩中鯵釣りをしても2,3匹しか確保できない事も多く「鯵は神様」とばかりにキャストダメージがないエレベーター仕掛けが採用されます。

そういったシチュエーションではエレベーター仕掛けが相応しいですが現在の東扇島西公園ではまだ鯵もそれなりに釣れているのであまりエレベーターを採用する合理性が見当たりません。

走らせないので接岸まで2分程度


【ぶっ込み仕掛けのメリット】
・青物が食い付く予兆が繊細に伝わってくる
・食い付きからフッキングまでの速度が早い
・走られ過ぎず人間優位でファイトができる
・棚を確定させられる
・表層のフィッシュイーターに鯵が食われない
・どの棚で青物が食ったかエビデンスがとれる

【ぶっ込み仕掛けのデメリット】
・1匹の鯵で複数回のキャストはできない
・鯵にダメージを与えるので20m程度しかキャストできない

じっくり闘い過ぎるのは周りの迷惑 なる早で寄せる


私は海の状況によって釣法を分けていますが11月28日(火)の東扇島西公園の様子を見る限りではぶっ込みがいいと判断しました。そして予定通り72cmのワラサを釣る事ができたのです。

食い付きから接岸まで2分。それは魚を自由に走らせている時間が短いからで人間優位のファイトができている証拠です。

そして今回はYouTubeの撮影が入っているので余計にぶっ込み仕掛けの採用が重要になりました。青物が食い付く予兆がエレベーターより繊細に伝わってくるからです。

我々は6:00amから泳がせ釣りを始めましたがワラサが食ったのは9:10amです。3時間もずっとカメラを回している訳にはいかないし撮影のためにも“青物が食うタイミングが分かる仕掛け”である必要があったのです。

東扇島西公園関連のYouTubeは多いですが泳がせで青物を釣っている映像は以外に少なく、食い付きからランディングまで全て収録されている映像はほとんどありません。

毎度簡単に釣れる訳でもないしカメラマンの集中力やバッテリーの限界もあるという事でしょう。GoProを装着していても食い付く瞬間を事前に把握する事は難しく、そういった映像がYouTube上に少ないのかも知れません。

泳がせ釣りは偶然の釣りではないしフィッシュイーターが食い付く瞬間を予見できてなんぼのぶっ込み釣りです。そういった意味でぶっ込みは撮影向きと言えるでしょう。

先程もお話しした通り状況に合わせて釣法は変えていくべきです。一つの釣法のみで挑み続けると合理性を欠く瞬間があるのでベストな釣法を見極めていきたいものです。






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