機材の限界を教えてくれた一匹
私は不必要な釣具は買わない。分相応不相応があって小型の魚しか釣らないのであれば立派な機材は必要ないと思っているからだ。
マグロ狙いの釣りでは上位機種が必要となるのでCERTATE SW 18000-HとGARA MONSTER(12-49遠投)を使用しているが、鰤や大型のヒラメを狙う時は下記の様な機材を使用する。
REVROS LT5000 D-CH
LEGALIS LT5000 D-CXH
DAIWAの中でもかなり下位機材でREVROS LT5000 D-CHやLEGALIS LT5000 D-CXHはイナダやワラサ程度の中型魚を対象にしているのではないだろうか。
これで鰤を釣るというのは少し無理があるというのが一般的な考え方だが今までこれで鰤を何十本と釣り上げてきたし、ヒラメの最高記録88cm/7.0kgも問題なく獲れている。
ヒラマサやカンパチとなるとまた別だが90cm未満の鰤であればこの辺りの機種で何の問題もなかった。
しかし今回の山口鰤釣り遠征で初めて勝負にならない一匹を掛けた。ナイロン8号を100mしか巻いていないがそれでも鰤釣りで困った事はない。ただその一匹に関しては走りを止める事ができないままラインが残り20mを切ったので一気に勝負をかけたがナイロン10号ハリスをぶった切って大海へ消えた。青物である事は間違いないのでメーター級の鰤だろう。
150mラインを巻いていれば分からないがはっきり言って100mしかないREVROS LT5000 D-CHやLEGALIS LT5000 D-CXHで勝負になる魚ではない。
私は魚と闘ってのされた事が一度もなかったが初めてそれを経験した。そしてそれがランク上の機材を買うタイミングだ。
現在、DAIWAのLEXA LT6000 D-Hを検討している。ナイロン8号で150m巻けるので2走りくらいされても何ら問題はない。
しかしREVROS LT5000 D-CHもLEGALIS LT5000 D-CXHもよくがんばってくれた。今回9本の鰤と闘い最後のモンスターにやられてガタガタなので今後は無理のない対象で使用していきたい。セミリタイアだ。
自分が狙う魚と機材の関係、すべき投資を判断するのは難しいが、この様な下位機種で釣れた魚、釣れなかった魚の情報はご参考頂きたい。
「そんなんじゃいざという時に困るから少しハイエンドなものを購入しておこう!」と考えるもよし「1万円以下の機材でもある程度までは技術次第で釣れるはずだ!」と限界に挑戦するのも潔い。
それぞれの考え方次第だが私は限界を知ったので次の機材に移行する。
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