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日常的郷愁メドレー(歌詞まとめ)

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早いとこ曲をつけてあげたい
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2022年7月の記事一覧

[トラム・インビテーション]

シティートラムで ハイカラ・プレシジョン 目抜き通りの 市中ジャムセッション 端から端さ 乗っけてよ ジサマの秘密ば聞かせてよ 湯船の名残香さ say bye bye wow wow rat-rattle-lala 転ばないよに rat-rattle-lala 君ば乗せるよ おいで 函館さ来たんだば 行がねかふたり 窓の中 カルチャークラブと さかさまペンタゴン いつかの花見 界隈さクラクション 端から端ば 見せたげる 僕の秘密は 忘れたよ 校章の柏葉さ say bye

[江差ば浴びれ]

北前坂下らねけさ あたら大儀なwinding 切石ば転げ落ちてさ 鴎のテッペンさ 笹山稲荷上らねけさ あたら羆の冬寝床 えぞだての橋渡ってさ 鳥居の公園さ 空地の土管何だべと 羊羹さ学んだ 人んちのご飯めなめなと 姥神さ学んだ俺ら 江戸さもネ 繁次郎下らねけさ あたら怪訝な落書き 国道脇さそれてさ 草葉の陰ッコさ 中歌段々上らねけさ あたら荘厳なお東 中村さんから九艘川 あとは爾志役場さ 空地の土管何だべと 羊羹さ学んだ 人んちのご飯めなめなと 姥神さ学んだ俺ら 江

[海辺ごっこ]

アカクラゲのイタズラ ヒョウモンダコのテマネキ とどのつまり紅が刺すのを 僕だけが知っている 白波が立つのを恐れてか 君はパラソルの下 海面下生命活動の何たるかを 僕だけが知っている 探らないでおくれ 何だか左足をさするけど 触らないでおくれ 浜辺の君はミザリな話 ウミガラスは髪を 繰りたがるのだろう 海賤あれば山賤もあるだろ 君だけが知っていなよ 変わらないでおくれ 何だか君は察するけど 騒がないでおくれ 定めの時が来たりとは無し 探らないでおくれ 何だか左足をさ

[HAMADE]

ゴキゲン斜めの海峡宥めて 巴印が見えたところさ 海の千里と山の千里を 思えば長くなったけど 「何一ついいこと無かったな」 オマエが灰色の空に問う 笑えない 残飯のジョーク 笑い飛ばせるさ 今日だけは Let's talk あの日を語ろうぜ Let's get back HAMADEが見えたなら 明日に怯むのは忘れてさ 白昼夢さ駆けだそう Let's play! 殻一つ破いたぐらいで 世界が何色に染まるなんて 限りない嘘に流しなよ 変わりゆく季節の潮時に Let's t

[故郷の夢]

海は綺麗だ 故郷の海 濁っているのが 澄み切っているな 浜辺も船も 向こう岸も 誰かの交わり それかイルカだな 時を放してよ 気の早い夏の朝日が どうか時を放してよ 下海岸を撫でる 海は綺麗だ 故郷の海 凪ぎの無音が 掻き立つようだな 潮騒のパフューム 街を漂う 君との波打ち それかイルカだな Love, love me do... You know I love you... 一度きりだが 故郷を忘れた 背を向けたのが 預けていたな 縦横の糸 ダイヤログも 解れて置

[象の歌]

いつも一人ぼっちの 朝の七時で じりじり 灼熱の 寒々 サバンナで 一番近く 目の前のあなたと 不思議だね 同じ香りがした 行ったり来たりの 往復何キロ 言葉もいいけど 隣が欲しい あなたをいつも香っていられないの 静かに見上げる 象の歌 依然一人ぼっちの 朝の七時で ぴりぴり 胸を焦がして 到々 飛び越えて 一番大きな 象の体を 不思議だね あなたは包み込む ちっとも変わらず 往復何キロ それでもいいよ 隣にいるよ 一番小さな 象の心は 不思議だね 強くて弱いの

[独活の大木]

123 街の大木 123 切り落とされる どこぞのトラブルメーカーかと思えば トップダウンの指令らしい 123 君の計画 123 日々追いかける どこかに幸せ見つけたと思えば 皺寄せを三日後に直すばかり もしかして 袋綴を探したつもりかい それ見たこと 切り取り線は真っ赤な嘘だ Hey Guys, Take On Me 君の人生はみんな知ってるんだから Hey Girl, Take Me On 今更 捨て去ること無いさ 僕は世のため人のためを願いながら 結論は15平米の

[宙海月]

二人ゆく旅 離れていて 交差する度 寄り添って 標の月に 口づけるよりも 瞬いて 宙海月 再会のサイン 昔 僕たち 離れていて  交差する為に どれほど経ったのかと 月に問いかけるけど そんなこと まるで知らないみたいに 宇海月 上ってくよ つわつわ 音が聞こえるように 天の川 煌々 少し湿っぽく 輝いてよ 君が涙を零す程に Starting Over 甘美な魔法の杖がまた 二人 繋ぐのさ 道が離れたっていいさ Just Like Starting Over 君が見つめ

[ふたり時計]

蝉の声 秒刻みが 会えない僕らを 焦らすよう お日様 沈めば静寂が 少し電話してもいい? 右手に文明の利器 早まる鼓動で呼び出し 左手で君を抱き 夜空を飛び越えよう あべこべ 地球が回っても 僕らだけの時計 ネジを巻こう 仔牛の物語を紡いだり おどけて歌を 歌ってね 凹凸パズル 嵌ったなら ベッドは神話に変わるけど 始まりの前夜祭 それもいいじゃない? 右手に文明の利器 数え合った 瞬き 左手で君を抱き 隣より近い場所に行こう 君の声 秒刻みが 僕の情動を 焦らすよ

[われらの世界]

皆の衆 これより告げる 公然と猥褻であれ 踏み絵を蹴散らしてやれ いまいちど白を塗り直せ It's a revolution 僕らは虚数に生きていた Just an education 首輪を引き倒すだけさ あんよは判決 待ちわびる挙動 様式美を踏み抜こう 愛を作ると書いて寄越せば 少しは分かってくれるかな 箱の中 古文書を読み解いて したり顔のコメンテーター 百利あって一害無いんだ 見せつけてやるのさ 純然 善行の一つさ そうだろ? 治外法権を打ち破る暴動 六畳間

[おとめ座の君へ]

今夜は君を想いながら 丘の上で星座を数えてた 雲に隠れているときだって ちゃんと見つめていたいから ふたつの星座を見つけたら ひとつき隣の君と僕 たとえ遠くにいるときだって ほんとは寄り添っているのさ 真夜中 街の隅っこで 瑞星 輝くように 受話器を置いても僕ら 夢の中 きっと会える お月様が光を増せば 君との一日もほら 輝石みたいだ 同じ宇宙の下 同じ明日が待っていますように 今夜も君へ歌いながら 丘の上で星座を数えてた 夜の空は暗くて遠くて 時々 途方に暮れるけど

[叡智]

精一杯吸い込んだら 言葉のかけら 1つッきりも出てこなかった 正解なんて無いな しがらんでた 1人ッきりを恵みとすら思った "縛られちゃいけない" 煽りの題字 そんなものから逃げられずに ツツジの植木の花 懐かしげに 佇んでいたら お前もいた いつものやり取りはキスに任せて お前を全部セキララに教えてくれ 街は暮れゆく 孤独なら照らすほどもない足元に お前を見つけておくための 灯火1つ 変わらないものを熱情と呼べば 炎よ消えないで 間違いなんて無いよ しどろもどろ

[安らぎの冬]

傘を持たずに 歩いてた 僕は濡れても 平気だから たかが霜焼けと思ってた 濡れ雪が沁みる 痛みを半ば 諦めたような肩の上 凍えがふいに止んでいく 隣を見れば 傘を持つ手 小声で僕を融かしてく 素敵な出会いが訪れた 一粒だけの 初雪みたいな 小さな出会いがくれたのは 幸せという名の 新たな季節 乾いた街の香りの中で 輝くような路地ひとつ 僕を導いた ほんの一瞬が 風雪だったなら それもまた 白に霞んでゆく街も あなたがいるなら ほら 微かな色彩が 二人の行く先へと 拡がっ