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天草☆塩作り見学

少し前になるのですが・・
友人からの誘いを受けて、天草町大江へ塩作りの見学へ行ってきました!
まず私たちを待ち受けていたのは、木造りのこちらの物体。

巨大な機織り機のよう。
上から海水がチョロチョロと流れ落ちている

海から汲み上げられた海水が、このネットを繰り返し通ることで、水分が蒸発して塩分濃度が高くなっていく。
お日様と風の力ってすごい!

川のせせらぎみたいに海水が
流れていて心地いい。
海水(塩分濃度3%)が濃く(約10%)なってタンクの中へ

【釜だき塩】
お日様と風で濃縮された海水をさらに煮詰めるために、お次は薪で炊きます。

釜だき

塩分濃度の濃い海水をつぎ足し継ぎ足しで一週間ほど煮詰める。

かなりの量の薪が必要、!
結晶化させる最後の仕上げの日は16時間(夜中の12時から!)付きっきりで火を炊くそう(夜勤やん!)🔥🔥🔥
夏は暑そうー(*´Д`)

出来上がったお塩はにがりに漬け込む。
年代物の杉の樽
出来上がった釜炊き塩
キラキラして綺麗⁂

【天日塩】
濃縮された海水をお日様の力だけで蒸発させて結晶化させていきます。

三角の温室

薪代など費用はかからないけれど、ゆっくり、じっくり。。
天候次第(お日様だより)で時間をかけて出来上がる。

温室なので、こちらも暑い!
真夏は早朝でないと中に入ることができないそう。
少し大きめの結晶。ゆっくりと蒸発させると大きな結晶になるのだそう。
大きなシンボルツリーと加工場

お塩づくりって体力勝負だなぁ、と思っていたら、包装する前には不純物がないか丁寧に虫眼鏡で見て選別するという作業があるそう。。😎

作り手を知って、お塩のできるまでの生い立ちを知ったら、お塩に対して愛おしさが生まれました。

しょっぱさの中に甘みがあって、すっきりしている美味しいお塩。
オーナーのめぐみさんの雰囲気と似ているような・・

「自分が食べて、美味しいと思うお塩を作っているだけ」
という言葉が心に残りました。

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