見出し画像

「やりたいこと」って必要?・・・からのルーティーンの話の続き

こんにちは、タビィです。

今日のトピックは、

自分らしく幸福になるために、「やりたいこと」ってなきゃいけないの?

をとっかかりにしています。

と言っても、「ルーティーンを定義する」と「疲れた心にこそルーティーン」で書ききれなかったこと、予告したのに触れられなかったことなんかを、続けて書き連ねています。上記の2件の投稿と重複する部分もあるかと思いますが、私自身、「自動着火装置」としてのルーティーンを見直して確立することで、人生軽やかになってグングン前進したので、気の済むまで語らせてもらいます。

(ちなみに、今回のブログエントリーは2600字超えてるので、動画の方は、このブログ原稿をチラ見しながら、ちょっと早口で頑張りました。)

で、まずは、幸福を実感するために、やりたいことって必要なの?でしたね。

シンプルにお答えすると、

結論、特に必要ではない

です。

理由です↓

それが叶った状態は、自分の本質が拡張した(=自己実現している状態)上に成り立っているのではなくて、自分の現状(と現状にある自分)を否定した先にあるものだった場合、必ずしも幸福感に貢献しないからです。

しかも・・
やりたいことがある、これが好き(に違いない)!っていう勘違い・思い込みもありますから、「やりたいことがある」「やりたいことに取りくんでいる」という状態が必ずしも、幸福感に貢献するとは限りません。むしろ現状からの逃避行動であるケースもあるので、

なんでこんな話を最初にしたかというと、「それでもルーティーンは必要!」ということを強調したかったからです。

なぜ、やりたいことが特になくて、特に厳しく日々の動線管理して行動につなげる必要がなくても、ルーティーンが大切かを強調したいかというと、

好きなこと・やりたいことが出てきた時に、すでに日常的にエンジンかかってる・すぐにかかる状態でいることができるからです。

そして、疲れた心には、やりたいこと、やりたいこと探しよりも、ルーティーンが必要です。
これは、「疲れた心にこそルーティーン、なぜ?」というタイトルで、ブログ動画両方で投稿してあります。まだの方は、観たり読んだりしてみてください。

ルーティーンを(ざっくりでも)確立させるのと、やりたいことを見つけるのと、どっちが先かと言われれば、通常は、「同じ山頂を目指す、別の登山口だから、どちらからでもいいのでは?」となっただろうと思いますが、生きづらいとか、親や、かつての環境に対して、強烈な毒を帯びた感情を成仏させきれていないとか、そんな場合で、かつ、好きなこと、やりたいことが、もうわかんない・・・みたいなときは、まずは絶対ルーティーンの方が大事です。

上にあげたような、スタートダッシュの面での利点もありますが、ルーティーンが定まっていることで、朝起きて「今日は何するんだっけ?」という非常に脳が疲れることを考えて、しかも答えは出ないので、さらに心身が疲弊して、目覚めて数分で気力が削がれて、そのままダラダラとネットなどの娯楽に逃避して1日を無為に過ごすという結末(というか、そういう罪悪感)の元を根こそぎ避けられます。

やりたいことも目標もその達成のための行動計画もないのに、どうやってルーティーンを組むの?

わかりますわかります。

そういう場合は、まず「起床直後のルーティーンの初期型を決めてしまう」ことをお勧めします。初期型というか、「原型」と言ってもいいかもしれませんね。最後にルーティーンを見直したのは、いつですか?最後にルーティーンを「ちゃんと」決めたのはいつですか?

もしかして、遠い遠い昔の小学校入学時の雛形以来じゃないですか?
そしてライフステージとともに変遷し、いつの間にか今の形になってた・・・みたいな?

私は何十年もそうでした。

でも、出だしはそれでいいんです。ただ改良する上で、なんとなくじゃなくて、「意識向ける」「自覚する」が大事です。必要に迫られて増えている項目もあるかもしれませんが、いらない項目もそのままになっているかもしれません。

そして!何を持って「ルーティーンを改良」とするかの目安は、「いかに爽快で積極的な気分で1日をスタートできるか」くらいのところにしておきましょう、というのが、わたしの提案です。その状態に、起床後どれくらいで、どれくらいの成功率でなれるのか、そのあたりが改善の目安です。そこが、初期ルーティーンの照準、改良基準です。

そのうちに気がつくと思います。
*前より二度寝しなくなったな、
*夜になって、また1日時間を無駄にした・・っていう焦りと罪悪感がなくなったかも、
*朝起抜けの、曇った感じの、出口も手がかりもない感じの気分が遠ざかったかも・・
などなど

ルーティーンを、無意識に体が動くまで最適化&継続することによって、心身のエネルギーが温存された結果、やりたいことを自分から探りに行く気力・やりたいことがひらめいたら行動に出る積極性も生まれます。

多少、失敗しようが拒絶されようが恥をかこうが、さほど気にならなくなります。だって、ルーティーンが、頭の中のノイズを吸い取ることで心のスタミナのロスを防いでくれて、そのおかげで、心身のエネルギーが温存されてるから。なので、午後も集中力が続きます。午後に集中力が途切れないような、サブルーティーンというか、息継ぎのような、仕切り直しのようなルーティーンを入れるという手もあります。

1日のスタートをいかに「爽快で積極的」にするかは、もしかしたら、前夜の就寝前のルーティーンにかかっているかもしれません。(←わたしはそうでした)

もしかしたら、メニューも順序もあってるけど、スピード感が合わないだけかもしれません。10分であえて急いでささっと終わらせるべき作業に、20分くらい割り振っているがために、どうでもいいことや毎日必ずしもやらなくていいことまで時間かけて頑張ってしまって、結局、朝のルーティーンを終えたら休憩が必要・・なんて本末転倒みたいなこともあります。(←わたしはそうでした)

しかも、休憩のつもりが、何時間もネットとか、出勤途中もズルズル動画見るとか・・・(←わたしはそうでした)

とにかくルーティーンです。
頭でやりたいことを考えても、モチベーションを上げようとしても、人間そうはできていませんとにかく体を動かして、自分に最適な動線を作ってください。

ルーティーン=自分に最適な動線=エンジンです。
爽快な気分で積極的に自分全開・・・そこがまずは照準です。

毎日が実験と練習です。
楽しんでください。
あなただけの楽しみにしてください。

では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?