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年始の振り返り

神奈川県にある妻の実家に帰省した年始の事を振り返っていく。

・1月1日

朝起床し、義母が作ったお雑煮を食べた。
三つ葉と柚子が入った上品なお雑煮。私の実家のものより好きだ。

義理の妹が上大岡に向かうというので車に乗せて貰った。
京急 上大岡駅で降ろしてもらい、京急 鶴見駅へ。
お昼過ぎにユーランド鶴見で友人のおひやさん、編集者の追っかけ漏れ太郎さんと会う約束があったのだ。
時間に余裕があった事、天気が良かった事が決め手になり駅から歩いて目的地へ。

やはり知らぬ街を歩くのは楽しい。労働の香りがする街。
100円均一の自販機がある地域は好きだ。

目的地に向かう途中、犬猫病院と名乗る動物病院があったんだけれど看板のキャラクターは猫だった。
院長は猫派なのだろう。私はあなたを支持します、と正月休み中の看板に念を送った。

到着した私はおひやさんとまずはサウナを堪能。
調べてみたらユーランド鶴見には2年ぶりの訪問だった。
暑くてしっかりと汗がでるサウナ室だからこそ12度の水風呂もゆったりと入る事が出来る。
今後訪問頻度上げないといけないなぁ、と思った。
次回は川崎ロック座と併せて来よう。

その後漏れ太郎さんが到着し、2セットを共にした。
彼の汗の出方が見事だな、と惚れ惚れした。気持ち良さそうにドバドバ汗をかく人を見ると羨ましくなっちゃうね。

食堂に移り、本の事を中心にあれこれ話した。
彼が関わる作家、その作品が好きだ。
最近は神社に行くと、漏れ太郎さんの関わる作家さんの更なる大成と健康を願うようにもなった。
2019年も私をワクワクさせる作品、待っている。

漏れ太郎さんに面白いと思ってもらえるエッセイを5月の文学フリマで出したい。
でも、カッコつけたって良いものは出来ないから自分自身が面白いじゃん、って思える作品目指して頑張るぞ。

また一緒にサウナに入れる日を楽しみにしつつ妻の実家に帰った。

取引先から買った豚肉でしゃぶしゃぶを食べた。
野菜もたくさん摂れるし良いよな〜。
連日脂っこいものを食べていたから余計に美味しく感じた。

夜中には妻、義理の妹と三人で東名厚木健康センターに。
妹は私達とサウナに行く事を毎回喜んでいるし、私も同じ気持ちだ。
彼女の子供を寝かしつけてから出掛けるのでガキよ、はよ寝てくれって思っちゃう。

東名厚木健康センターは湯乃泉グループで唯一水風呂にバイブラが無いので好きだ。
深夜2時半、ガールたちを待ちながらカレーを食べる。
初めて食べたけど美味しかった。

湯乃泉グループではまんしゅうきつこ先生の実録サウナ漫画 湯遊ワンダーランドが売られていて、おまけにコラボステッカーも付いてくるので当然購入。
めっちゃくちゃ面白い漫画なので一人でも多くの人に読んでもらいたいと本気で思っている。

サウナのおかげか、ぐっすりと眠る事が出来た。

・1月2日


義理の妹が元日に嫁ぎ先へ行っていたため、この日におせちを食べた。
義理の父は食事には割とコストを掛けてくれるので好きだ。
年々おせちが美味しいと思えてくるね。
チビチビ酒飲みながら摘むの良いよなぁ。

14時頃、単身逗子駅に向かいTakiさん、ガールちゃんと合流。
ツイッターを通じて仲良くなった友人夫婦だ。先月も私の妻を加えた4人で仙台を満喫してきた。
家族ぐるみでの付き合い嬉しい。

しばしガールちゃんと別れてTakiさんと横須賀中央のサウナトーホーに。

コンパクトながら必要なものが全て揃った素敵なサウナ。
サウナ室も20分毎のオートロウリュによってよく汗がかける。
お客さんも落ち着いているし、食堂のカウンターにはおでん鍋があるし一気に好きになってしまった。
翌朝は三崎港にもヒョイっといけるよ、という悪魔的プランを知り得たので今度は泊まりで来たい。

ガールちゃんと再合流し鎌倉にあるお店に。
Takiさん夫婦が昔からよく行くお店なんだけど、そこの店員さんが私の高校の同級生である事が判明し連れてきてもらった。
加えて私の大学で同じゼミに所属していた友人が現在鎌倉に住んでいる事が判明したので彼にも来てもらった。

不思議な縁もあったものだ、と思っちゃうよね。

最近よく会う顔、懐かしい顔に囲まれて飲むのはとても楽しい。

友人の母さんに送ってもらったというはりはり漬けも美味しかった。
私の地元のはりはり漬けは、輪切りの切り干し大根にスルメや昆布、数の子とニンジンとだだちゃ豆を混ぜたもので粘り成分が少なめ。
ずっとこれがスタンダードだと思っていたけど、はりはり漬けにも色々あるんだね。きっとこの組み合わせが一番美味しいと思う。
正月といえばこれなので、年末年始感を頭でなく心で理解出来たぜ。

大学の友人には湯遊ワンダーランド1巻を、高校の友人には1巻を持っているとの事で2巻をプレゼントした。
今度サウナに行こう!と互いに言い合った。
これは社交辞令ではなく、きっと実現するんだと思っている。

良い気分のまま、Takiさんの実家へ。
調子に乗っていたので家に着くなりお母さんに熱いお茶を要求してしまったが、とっても美味しかった。

お父さんお母さん、弟さんみんな良い人だった。
彼が伸び伸びと育った事がよく伝わる温かさがあった。

・1月3日

ぐっすりと眠り目覚めるとTakiさん夫婦はまだ起きていなかった。
お父さんが豆をミルで挽いてからコーヒーを淹れてくれた。
良い香りに包まれながら他人の実家で箱根駅伝を観ている状況に少しウケた。

またお会いしたいステキ家族だったな。

妻の実家に戻り、みんなで墓参りに行った。
妻も亡くなったじいさんの戦争手記を元に本を作り5月の文学フリマに出店する。
良い作品になりますように、これからも見守ってくださいと語りかけた。


帰省最後のご飯として南林間の珍満でホルモンを食べた。
義父が高校生の頃からあるお店らしい。
桜ユッケと義母が頼んだ焼きそばが思いがけず美味しかった。

ツイッターで雪が積もった私の地元の写真をふと見かけ、猛烈に帰りたくなくなった。
思えば帰省中の6日間はずっと天気が良かった。飼い猫と会えない日々に怯えていたけれど帰省が充実していたため意外とへっちゃらだった。

上野の寿湯と迷ったが最後の〆はスカイスパ で。
夜のスカイスパ は比較的空いていて良かった。

夜景を最大限楽しむため、人が居なくなるのを見計らってサウナ室の大きな窓の水滴をタオルで拭き取った。
うん、こっちの方がずっと良い。

アウフグースが無くてもここでじっくりと蒸されるのも良いじゃん。
今年もまた何度も来るぞ、と心に決めて地元に帰った。

雪国に戻ったら思ったよりも積もっていなかった。
飼い猫と離れた6日間は意外とへっちゃらだったと言ったものの、会ったら愛おしさが爆発した。

私はあなたが居るからまだまだ人生を楽しめる。
愛する人と共にあなたを愛する日々は、驚く程に幸せだ。

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