【盛岡市菜園】老舗酒店「いとう酒店」でもっきり呑みながら昔話をした
大通のクロステラスや七十七銀行の交差点を菜園側へ曲がって進むと、菜園通の交差点に「いとう酒店」があります。
道路拡幅工事で数メートルほど菜園側に引っ込んだ形になりますが、「青柿坊(セシボン)」という喫茶店併設となっています。
店内に進むとお年を召したお母さんが一人迎えてくれます。「もっきりしてく?」「あ、はい、したいです」「そこにお酒とグラスあるから、好きに注いで」とやりとりします。
「わしの尾 金印 250円」をもらうことにし、お母さんの前のテーブルでなみなみと注がせてもらい、250円支払います。
わたしもお母さんの前に腰を下ろし、もっきり酒を呑みながら、世間話をします。近頃は遠方からの客や海外からの客ももっきりを求めて入店してくるとか。
この界隈の昔話に花が咲きます。100年以上前に創業した「いとう酒店」は、この街の変遷をこの場所で、ずっと見守ってきたそうです。
「冷蔵庫の缶ビールとかも呑んでいいですか?」
「いいの、いいの、好きなの呑んでいいよ」
もっきり酒だけでなく、「アサヒ スーパードライ」「キリン 一番搾り」などの350ml缶もあります。
日本酒は、もっきり酒「わしの尾」「あさ開」「夢灯り」のほか、冷蔵庫にはカップ酒「あさ開」「堀の井」などもあります。ソフトドリンクも冷えてますので、お酒がダメな方はコーラやアクエリアス、お茶類をどーぞ。
観光の方も、ちょっと一息つきたいときに寄って、柔らかい南部弁のお母さんとおしゃべりしても、楽しいでしょう。
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