清明。
今日も1日ずーっと雨だってさ。寒いしもううんざり。
本日は二十四節気の清明です⚪
なぜか昼からずっと寒山拾得(かんざんじっとく)のことを考えていて、Pinterestで画像検索したり森鴎外の「寒山拾得」を青空文庫で読んだり。
寒山の詩も一行物で探して読んだりした流れで、清明に関する詩も検索してみたらちょうど今日の天気にぴったりはまるものがありましたよ皆さん。
これです👇️
清明 杜牧(とぼく)
清明時節雨粉粉
路上行人欲斷魂
借問酒家何處在
牧童遙指杏花村
・書き下し文
清明の時節雨粉粉
路上の行人魂を斷たんと欲す
借問す酒家何れの處にか在る
牧童遙かに指さす杏花の村
・現代語訳
清明の時節というのにいやな雨が降っている
道行く旅人である私は気が滅入ってしまいそうだ
一杯やって気分を変えようと酒屋はどちらにあるか尋ねれば
牧童は遙か向こうの杏花咲く村を指差した
🌸杜牧が1000年以上前にこの詩を詠んだ時も今日と同じ雨で、今日の私と同じように「清明なのに雨かよ」と文句言ってたんだと思うと勝手に感慨深いですね。
明日からは気温も上がり過ごしやすくなるみたいです⚪
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