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【インド人はとっても親切】南インドで宿を探して三千里したお話

こんばんは! 
突然ですが、旅好きなあなた、旅先で泊まる宿、どうしてますか?

今日は、そんな宿へたどり着く時の話。インド編です。

インドって広い。
インド人って地図弱い。
歩きじゃ宿にたどり着かん。
はい、タクシーで迷子確定、大失敗です。

え?なに?お前がドジでバカなんやって?

それではぷぷっ〜ざま〜っと笑ってやってください。

宿に着くまで三千里〜
なんの因果でこんなに苦労を…

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南インドを旅した時のお話。

いや〜、宿に着くまで苦労しましたよ〜。
インド南部の都市、マドライ。

くたくたになりながらバスターミナルに着いたんです。
Google マップによれば宿まで5km。
へい、リキシャーですよ。
リキシャー?インド版ミニタクシーです。

リキシャー運転手にしてみれば外国人なんでカモ…
ごほん、上客ですから10人くらいワラワラと。
1人に絞るだけで大変です。運転手同士でケンカまでしだします。
一人一人に断る理由を告げないと引き下がらないんですよ〜。

すでに体力ゲージゼロの状態で料金交渉ですね。
半額(70ルピー=140円)まで落ちたところでGOです。
それでもちょっと高いんだよね。

さて、運転手にGoogle マップを見せて
「OK、ラジャー」
これで一安心、ホテルで寝ようって思うじゃないですか。

走って1分。いきなりリキシャー停車。
売店のおばちゃんに駆け寄る運転手。手にはスマホ。
こりゃ道きいてるな。

おばちゃんが示したのはもと来た方向。
やっぱりね。こいつ目的地知らん。
ボクが断ったリキシャー達のたまり場へもどってきました。
客は取り合うが、場所探しは協力するというのが
リキシャー運転手の生態。
みんなで周りの人に聞きまくってる様子。

はい出発。また着かない。んで聞き込み。
3回繰り返したところでなぜかスムーズに長距離走り出して
宿へ到着。いや〜疲れました。

そうそう、マドライってどこ? ですよね。
南インドにある100万都市です。

ちなみに在日インド大使館職員も知らないそうです。
あんま有名じゃないのかな。
でっかい世界遺産ミナクシ寺院があるんだけどな〜。

とっても便利で親切?〜
リキシャーについて説明させてください

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南インドのタクシー、リキシャー。
インド人が運転する(インドだから当然かw)三輪タクシーのこと。

リキシャー、とっても便利で親切で使えない乗り物!
“便利で親切”なのに使えないって、頭にウジわいてんの?
って話ですが、本音です。

♡♡ ここが便利!インドのリキシャー ♡♡
・客には10人は運転手が群がります。乗る前に体力ゲージ0にしてくれます
・値段は親切な交渉制。言い値は相場の2倍以上。お客様はカモ様です
・仲間の運転手は道を教えてくれます。50%の確率で間違ってますが

♡♡ ここが親切!インドのリキシャー ♡♡
・目的地もわからないので迷い散らかしてくれます
・地図も読めないのに頑張ります。客が出した地図は無視します
・街の人に道を聞きまくり、同じところをウロウロします

ほら、便利で親切でしょう。
が、たどり着くんですよ。なぜか。
着いてから、逆方向走ってたよね〜とか思うんですけどね。


はて?親切とは?
インド流親切の定義を考える

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♡💢♡ インド流親切の流儀 ♡💢♡
・人に頼られたら必ず助けなさい。たとえ分からなくても
・困ったら、人に助けてもらいなさい。相手の迷惑?知らん
・せっかくの外国人はもみくちゃにしておもてなし。予定?ないがな

いやはや、親切の定義が我々日本人とは違うらしいのです。
でもね、めっちゃ楽しかったですよ。
そ〜ゆ〜もんだと思ってアトラクションと思うんです。
あ〜またインド人劇場見せられてる〜と

なんでも効率重視では心がカピカピになってしまいますもんね。

インド人はとっても親切心が強いのです〜
あと好奇心もね。それは疲れ果てるほどにw

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そして、街中の人々もアトラクションです。
インド人はとっても写真好き。
若い子はみんな、外国人であるボクのスマホを指して
撮って〜って言うんです。
写真の子のスマホにボクは写ってません。

これね、撮られ好きなん?って思ってたんです。
が、しかし、これも親切心の現れなんだそう。
「遠来の客人。ボクという思い出を写真に残せば喜ぶだろう」
こんな気持ちなんだって。

インド人は押しかけモデルになるのが流行ってるのかと思ってたらまさか親切だったとは。
おみそれしました。
インド人が言ってたので間違いありません。

本音とまとめ〜
インドは旅のエッセンスが詰まってるのね

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世界中、いろんな条件に暮らす人がいて、
いろんな面白い人がいます。

インド人も日本のモノサシで測ると
すごく変わった、思い通りにならん人たちじゃ。
ってなるんですけど、これもインドならではの個性なんですね。
世界の常識とも大きくかけ離れてはいますが…。

旅に出ているからには違った個性を楽しむのが醍醐味だと
思うんです。
だから、いろんなサービスに対しても個性を楽しむ。
これが旅を楽しめるかどうかの分岐点だと思うんですよね〜。

まとめますと、インドは個性たっぷりすぎて、楽しい!!
そしてイライラするんです!!(笑)

最後まで読んでいただきましたあなた。最高です。
ありがとうございました!


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