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見てきたトイレ事情

ママうさぎと申します。今はとっても普通のママが、一人で世界を旅をしていた頃の話を自分の子どもたちに残しておきたくて創めました。少しでも気に入っていただけたら、嬉しいです。

今日は、トイレの話をしようと思います。女性に、トイレは重要です。バックパックを担いで、どんなに汚かろうと、トイレはきれいなところに入りたいです。トイレが汚いと、服が汚れ、気分も最悪になります。中国には行ったことがないので、中国のよく聞く、用を足しながら、周りの人と話す必要があるようなトイレには入ったことはないので、私の中での最悪のトイレは、皆さんもよくご存じのある団体の付き添い要員として働いた海外のある島のトイレでした。

日本人男性50人程度の中で、唯一の女性として働いていたのですが、ずっとそこには男性トイレしかなく、毎日、仕事が終わるまでほんの10時間ほどトイレにいけない、という恐ろしい職場でした。今なら、大騒ぎになることでしょうが、全然誰も気にしていませんでした。

ある日、とうとう限界の日があり、使ってもいい、ということで。サスティナビリティだとかなんだとかで、微生物分解するトイレのはずが、利用頻度が高すぎて、いろいろがトイレ内にあふれている、というすさまじい状況でした。あれは史上最強に厳しかったです。その日以降、入らずに済むように努力しました。エリート日本人男性の中で仕事をするということはそういうことです。

逆に、きれいなトイレといえば、バリ島のレストランのトイレは、いろいろに趣向がきいていいます。トイレの下がガラス張りで魚が泳いでいて、一瞬、下水が入らないのだろうか?と不安になったりしましたが、大丈夫です。他にも、花だらけになっていて、トイレとは思えない空間に作り上げられていたりします。ぜひ、バリ島に行かれたら、素敵なレストランでは、トイレに行ってみてください。

トイレが無い状態で苦労したのは、アフリカのセネガルでの乗り合いタクシーに乗った時のことです。まったく、距離感がない場所の移動で、朝乗って、夜に着くような状況は、かなり厳しいです。トイレ休憩があっても、タクシーから降りたら最後、もう乗れない可能性があります。それで、真ん中の席に座ってしまったら、身動きもとれません。あんなタクシーに固まった状態で10時間以上耐えられた自分がすごいと、あの日は思ったものです。サハラ砂漠では、汗だく、砂ぼこり、空腹が日常の旅で、どこで用を足してもいいような気がするのですが、私には、その勇気がなかなかありませんでした。

東南アジアでよく見る、日本の和式トイレに近い便器はどちら向きがあっているのか、いまだにわかりません。いろいろ聞いてみるのですが、みんな恥ずかしがって教えてくれないのです。そして、紙の用意はなく、ひしゃくで水をすくって洗う、という仕組みなのはわかるのですが、どうしたら、一切濡れずに洗えるのかも、いまだにわかりません。こちらは教えてもらったような気がするのですが、やってみても、うまくいきません。都会では洋式のトイレが多くなってきたので、気にすることはないのですが、時々、田舎の村まで足を延ばして、トイレに行きたくなると、悩むわけです。スカートはどうにかなりますががズボンを履いていると、困ってしまいます。

東南アジアの素敵なビラなどは今でも下水施設がしっかりしていないので、かなり頻繁にトイレが詰まり、逆流します。便器の排出口への圧への対応で直るのですが、宿泊先のスタッフを呼ぶことになるのは、気分的にめんどうです。途上国では、あまり紙を流さないことがポイントです。紙を流すと詰まります。日本の下水施設はとてもすばらしいシステムですが、それと同じ感覚では通用しません。もう一つの問題は、水が出ない、水が流れ続ける問題です。原因は、水タンクです。水タンクの中の作りが適当なため、水に浮いて水量を調整するはずの浮きがうまく作動していないことがあります。浮きの位置を直すだけで、正常化することも多いので、お試しください。

うろついていた頃に、シンガポールで、友人宅に泊めてもらったときは、高層階で、トイレの水も少量しか使えず、紙を流すなんてもってのほかでした。トイレは終始、臭う場所で、つい控えたくなったものです。今はどうなのでしょう。乾燥した土地のメキシコでも同じでした。台湾は今でも、紙を流してはいけないルールですよね。トイレに紙をガンガン流しても問題ないのは、日本の素晴らしいところです。

快適に過ごすためには、ウォッシュレットは重要です。日本の生活で慣れてしまっているから、という感じですが、熱帯のリゾートでrは、日本のような快適さではないですが、水道の栓のようなものが便器の脇についていて、それを回すと良い位置から水がでるものもあります。水しか出ませんが、水圧を簡単に調整できるので、快適です。あとは、ホースが便座脇についていて、手動でハンドルをにぎって水をだすもの。あれは、水圧が強いところが多いので、最初に使うときには注意する必要があります。

トイレはきれいなのことがとても大事ですが、囲いがあることが、一人旅をしているときは最低限の望みでした。着替えたりすることもあったり、そもそも、囲いがしっかりしていないと、すべてに緊張してしまいます。でるものも出ない感じでした。

今日のトイレの話は、これでおしまいです。最後まで聞いていただき、ありがとうございました。では、また、次回!

https://youtu.be/UgdaDXQlj-4

↑ 動画もやってみました。









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