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教育に役立ちそうなこと

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小学校の学級担任や子育てをしている方が読んで役立ちそうな記事を集めたマガジンです。子どもたちをもっと笑顔にしたい、成長の手助けをしたいいう方におすすめです。一人ひとりそれぞれ違う…
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2020年3月の記事一覧

4月から仕事をはじめる人たちへ②(若手の先生向け)

これは、新任や若手の先生向けに特化した記事になっています。 1、4月スタートするにあたって(前回) 2、伸びる若手、信頼される若手について(今回) 3、子どもが来る前にやっておきたいこと(次回) 以下、 2、伸びる若手、信頼される若手について 書いていきます。 伸びる若手、信頼される若手とはどういった行動をする人でしょうか。 今回は、2つの行動について書いていきます。 それは、 ・〈成長や信頼につながる行動〉 ・〈誰も嬉しくないNG行動〉 です。 それぞれについて詳

4月から仕事をはじめる人たちへ①(若手の先生向け)

今回は、新任や若手の先生向けに特化した記事にしたいと思います。 内容は、以下の通りです。 1、4月スタートするにあたって 2、伸びる若手、信頼される若手について 3、子どもが来る前にやっておきたいこと 今回は、 1、4月スタートするにあたって について書いていきます。 3つのお願いが4月スタートするにあたってあります。 それは、 ・【理想をもってやってほしい】 ・【変化と成長を楽しんでほしい】 ・【自分も周りの人も大切にしてほしい】 ということです。 それぞれについて詳

スタートの時期にやるべき同僚との共通理解

先日、4月のはじめに同僚とすべきことで共通理解を図るのが大切だと書きました。 今回は、同僚との共通理解を図るために何をすればいいか書いていきたいと思います。 学年主任、一般の担任、専科の担当等々、立場は色々あると思うので全ては生かせないかもしれませんが、視点は役に立つと思うので、お読みいただければ幸いです。 私は学年主任をしていますので、その立場で書いていきます。 共通理解を図るために大切だと思うのは以下の3点についての話合いです。 ①学年の経営について ②学年の教員

的確に認めることの大切さ

今回は、最近の実体験を交えながら、認める【褒める】ことの大切さについて書いていこうと思います。 人は、褒められると嬉しい気持ちになります。 自分もそうです。 特に、 ・努力したことを認めてもらうことの嬉しさ。 ・結果が出たという喜び。 は格別です。 認められることを目指しているわけではないですが、その道の人に認める声かけをしてもらうと嬉しいものだなと思います。 私は、小学校教員。教育のプロとして、子どもや保護者と接しています。 やはり、プロの端くれとして、私が教育に関

スマホを使った書類整理術(書類の多い4月に向けて)

今回は、皆さんが持ち歩いている スマホを使った書類の整理術について書きたいと思います。 (私はiPhoneユーザーですが、他のケータイでも似たようなことができると思いますので、参考にしていただければと思います。) 生活が激変する(良いほうに)ので、皆さんも試してみてください。 スマホを使った書類整理術1 写真で書類をとってデータ化。 2 メモ(iPhone)を使って、書類をデータ化して整理 1について書類を写真でとって保存する。これだけです。 気軽にできてとても

相手が迷惑しないような話しかけ方

みなさんは、集中している時に人に話しかけられて嫌な気持ちになったり、逆に人の集中を途切れさせてしまったなという経験はありませんか? 今回は、 相手が迷惑しないような話しかけ方について書いていきたいと思います。 雑談がてら、周りの人に、実際にリサーチをしてみました(30人程ですが…) リサーチの結果、多くの人が迷惑だなと感じることの要因は主に3つ。 **1つ目 忙しい時に話しかけられた時2つ目 集中しているときに話しかけられた時 3つ目 何を言いたいことがよく分からない

4月までに身に付けたい雑談スキル

今回は、4月から役に立つ雑談スキルについてご紹介します。 先日、同僚との共通理解を図るのが大切という記事を書きましたが、 共通理解を図っていく上で大切なのが、 相手との会話です。 相手とコミュニケーションをいかにとっていくかで、 4月からの職場での過ごしやすさがグッと変わると思います。 雑談に関しては、色々なスキルがありますが、 4月から特に役立ちそうで、簡単に意識してできることを2つ今回は、書いていこうと思います。 まずは、 1つ目 あいさつするときに、少

仕事はじめに気を付けるべき同僚との関わり

あと2週間ほどで、新年度のスタートとなります。 今回は、世の中的にも大変な中でのスタートとなるため、柔軟に対応できるような準備が必要ですね。 さて、今回は、 4月のスタートに同僚とすべきこと を書いていきます。下記のことは、学年主任さんは、必ず注意するべきことだと思います。 さて、私は、子どもや保護者との対応より 同僚とのやりとりや関係にストレスがたまることが多いです。ゆっくりと振り返ってみると、 そのストレスの大半は、共通理解のなさが生み出していることに気付きまし

要確認!校務分掌の安請け合いについて

今回は、4月のはじめに決める、 校務分掌についてです。 まず、自分の今年度の校務分掌の仕事について振り返ってみましょう。 もっと思い出してみてください。 4月のはじめに、 分掌の内容も考えず、なんでもかんでも「やります。やります。」と安請け合いしすぎていなかったでしょうか。1年という時間でみると、 分掌の安請け合いをしたことで、自分の日々の業務が必要以上に圧迫されるということは、しばしば起こり得ます。 みなさんは、振り返ってみて、いかがでしょうか。 やる気に満

学校にティール組織の考え方を

ティール組織の考え方との出会い 1年半ほど前、ティール組織というものについて初めて知りました。(コンサルタントの大学の先輩に教えてもらいました。) 本を読んで、見方が広がり、私は、その考え方を学校のクラス作りに生かしていきたいと考え、実践をしています。 参考文献:英治出版 ティール組織 著 フレデリック・ラルー 解釈が間違っていたら恐縮ですが、 ティール組織とは、組織を一つの生命体のようにとらえた新たな組織形態のことです。 ティール組織では、下記の3つのことが重視され