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25日間世界一周③マチュピチュ 旅行者の試練その3:洗濯いつするの問題

Hakuchoです!

朝早かったため、ホテルで朝食をとることはできず、持っていたクラッカーで済ませます。旅行には毎回クラッカーを一箱持って行きます。朝食にもおやつにもなるので。

前日ホテルに頼んであったタクシーが来てくれて、マチュピチュ行きのバスが出る駅へ向かいます。

この時期は雨季のため、クスコからマチュピチュへの列車の一部がバスで代行されています。クスコから中間地点のオリャンタイタンボまではバス、そこから先は列車に乗り換えます。

マチュピチュとクスコの往復、マチュピチュでのガイド及び入場料、宿泊は旅行会社に頼んでありました。クスコのホテルでチケット類を受け取り、書かれた指示の通りに駅に向かうだけです。

かなりの数の外国人旅行者が一列になって外で並んでいます。駅から電車に乗るのではなく、外に停まっているバスに乗るわけですから。バスに乗るため、係員にチケットやパスポートを提示する必要があります。

一応駅もありましたが、中は狭く、チケット販売カウンターがあるのみです。売店があれば朝食を買えると期待したんですが、ありませんでした。

することもなく屋外に立っているだけなので、長い時間が経ったような気がしました。

トランクはバスの貨物室に入れて、手元にはリュックのみ。満席でバスが出発します。

オリャンタイタンボ までの間、一度だけトイレ休憩がありました。

オリャンタイタンボ では駅のちょっと手前で降ろされ、全員歩いて駅に向かいます。みんなマチュピチュ行きでしょうから。

駅前には道の両脇に個人でやっているような土産物屋が並んでいました。WCという看板も目に付きます。私はそのうちの1軒でお金を払ってトイレを利用しました。

ビスタドームという列車に乗りました。天井もガラス張りなので、景色が楽しめます。

テーブルを挟んで向かい合わせの席です。

私の向かいに座ったのは、団体客を連れている添乗員の人でした。乗客同士でお喋りしているので、添乗員さんは一人。私に話しかけてきます。確かペルー人って言っていました。仕事で観光客相手にしゃべっていながら、全然関係ない私のような観光客とまで話したがるなんて、意外に思いました。

しかし、私は時差ボケが治っておらず、景色の見られる観光仕様の列車なのに、テンションが上がりません。ひたすらだるいと思っていました。

マチュピチュ駅に着くと、真ん中に川が流れていて、谷に作られた町といった印象。その両側に駅、ホテル、レストランが並んでいます。この景色って・・・

定山渓ではないですか

※写真は定山渓観光協会公式サイトより

旅行会社が予約してくれていたホテルはリバーサイドでした。私の部屋もリバービューでした。常に川の流れる音が聞こえています。

さて・・・洗濯しますか

旅行者の試練といえば、いつ洗濯するのか問題。服が乾くには最低2日はかかるので、1泊2日しか泊まらない部屋で洗濯は無理。2泊3日あるマチュピチュで洗濯するしかないです。

マチュピチュは高い山の上にあるため、この麓からバスに乗って向かいます。人数制限のため、マチュピチュに入場できるの時刻はきっちり指定されていました。バス乗り場はすごい混雑です・・・。

バスから降りて、マチュピチュ入り口でガイドさんと会います。マチュピチュはガイドをつけないと入場できない決まりになっています。

ガイドさんは日本語を話す若いペルー人女性でした。ピンクの長袖シャツ、グローブ、キャップにサングラスをかけていました。

入り口の係員がガイドさんの頬にキスしました。ガイドさん曰く、これは友達の挨拶、ボーイフレンドじゃないよ、だそう。

写真撮影スポットと書いてある場所から撮ります。うーん、誰が撮っても同じに写るようです・・・。意気揚々とズームレンズに取り替えてみますが、遺跡全体が収まりきらない。撮影スポットって、標準レンズでちょうどいいスポットってことなんですね。

リネンの長袖シャツにジーンズで来ましたが、汗びっしょりです。これでも昨日より涼しいから過ごしやすい日なんだって言ってました。アップダウンの激しい山道を毎日歩いて、ガイドさんて大変だなって月並みな感想を持ちました。

せっかくなので、気になっていたことを聞いてみます。ガイドブックにネズミを食べるって書いてあったけど、本当?

地球の歩き方には丸焼きの写真とともに、

「アンデス地方で昔から食用とされているクイ(テンジクネズミ)。おなかにハーブを詰め込んで釜焼きするのが一般的だが、場所によっては油で揚げたり、開いて焼いたクイ・チャクダートもある。」

とあります。

ガイドさん「本当です、でも高いので誕生日などに食べるご馳走です。観光客をレストランに連れて行くと、注文して写真だけ撮って食べないことがよくあります。私はラッキーと思ってそれを食べます。」だそうです。

後日、食用に飼われているのを撮った写真がこちら。薄暗い小屋で飼われたネズミだと思うと不気味ですが、見た目はペットのモルモットそのものでかわいい。

マチュピチュにもかわいい動物がいます。

おとなしいので撫でても平気でした。

先ほどの撮影スポットより下の山の斜面はびっしりと段々畑になっています。あのよくある写真からは見えない部分ですが、この段々畑こそ、この土地で農作物を育てる姿がリアルに想像されて、なんでこんなところに暮らしていたんだろうと不思議に思えてきます。

遺跡にいられる時間も決まっていて、全てを見て回ることはできませんでした。明日また来ます。

帰りのバスに乗るための列は行きよりも更に混んでいました。日差しも強烈です。

どうやら今はペルーのゴールデンウィークのようなものらしく、だからこんなに混雑しているんだそうです。せっかく日本のゴールデンウィークを避けたのに。

ガイドさんのお友達の別のガイドさんが並んでいて、私たちを列の途中に入れてくれました。

ああっ、日本だったら横入りするな、と注意されるところじゃないでしょうか。

ガイドさんは私をホテルに送り届けるところまでが仕事のようです。

帰り道、インカ・マッサージの店を紹介してくれました。リュックが重くて疲れ切っていたので、頼んでみました。そういえばガイドさんは小さなポシェットひとつだけ。明日は絶対に軽いバッグにしてみせます。

夕飯はトリップアドバイザーで評価の高かったFull Houseという店へ。トリップアドバイザーの評価はかなり参考にします。

マスのセビーチェとピスコサワーを注文。セビーチェは他の方のブログでペルーで絶対に食べるべきと読んだので。ピスコサワーは列車で会った添乗員さんが紹介していたので。

お通しというのかわからないですが、お酒のおつまみとして、写真の奥に見えてるトウモロコシがまず出されました。

見た目、虫かと思いました。

セビーチェは甘い、酸っぱい、しょっぱい、辛いと全ての味がします!はじめて食べる味です・・・おいしい!


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▪️ホテル情報

Hostal Presidente

良かった点:隣でアイスクリームを売っていたり、近くの雰囲気が良い

悪かった点:特になく、いたって普通

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