コワさを忘れず気にしない勇気2
パート1の投稿から、少し時間が経ってしまいました。(パート1はコチラ→「コワさを忘れず気にしない勇気」)
さて、何はともあれ、上半身の運動やってみよう!
キッカケは突然に
しかし何から始めようか、、、?と思っていた時に、父親が転倒しました。足腰が弱ってきたとはいえ、まだまだ現役で仕事もしている父が近所の歯医者に行くときに転倒。。。と聞くと急に心配になりました。聞けば、私が知らなかっただけで、それが初めての転倒じゃなかったんです。ますます不安になりました。とはいえ、人間にはそれぞれに生活があります。ずっと父のことだけを見ているわけにはいかないというのが現状です。
むしろ能動的に、父親の運動能力を維持(あわよくば向上)できないだろうか?と考えを巡らせ始めました。
しかし物事に対して、ただでさえ積極性が以前ほどは無くなってきてる父に「何か新しいことを日常に取り入れる」というのは簡単ではありません。とりあえず実用的に、比較的リーズナブルに準備できるな、と思ったのはいわゆる「杖」でした。杖で少しでも動くことへの積極性が増やせるならアリだし、歯医者に行く時にも使えるだろうし、と。でも、歩く時に片手だけ杖をつくのも、なんとなく心もとない気もしました。もっと安定したサポートになるようなものは。。?と、思案していたら、その時たまたま「ウォーキングポール」を手に持ち、歩く人を見かけました。「おお!これなら"四つ足"!」しかも、単品で見ると、ゴルフのシャフトのようでもあるし、登山トレーニングのようでもあるからカッコいいし、これ良くない?と、とりあえずオーダーしてみました。
が、父、人目につくことはしたくないタイプ。歯医者に行く時にこれではちょっと。。。「いや、お父さん、誰も気にしてないって」と説得はしたものの、日常的に使ってもらうことは、まだ出来ていません。結局そのポールは、母がストレッチに使っています。笑
でもウォーキングポールについて調べれば調べるほど、その「効能」に惹かれ「まずは私が使ってみようかな?」と思い始めました。
ウォーキングポールとノルディックポール
杖のようなものと思っていたんです。「転倒予防の杖の延長線上にあるもの」これが最初のイメージです。が、これがまったく違った!ポールを持って歩くことで楽になるのかな?と思っていたら、むしろ逆で。運動量を増やすものでした。上半身を効率よく利用して歩くことに繋げていくので、上半身の強化につながる!
へえx100!
特に「ノルディックウォーキング」と言う先端が少し斜めになっているものは、さらに運動量が上がる。これって乳がん術後の患者さんで、リンパ浮腫を気にする人に素晴らしく最適な「筋力向上運動」なのでは???と思い、よし、これはまずは試さねばだな、と、そのノルディックタイプを自分用に購入しました。
地面に押しつけたポールが適度な刺激を腕に与えます。30分ほどノルディックポールで歩くと、絶妙な疲労感。筋肉痛になるわけでもない、けれどちゃんと「疲れている」とわかるほどの腕の重み。
リンパ浮腫に発症してしまうと、とにかく治療のためのいろいろが面倒そうと言うのが素直なところ。だから発症はさせたくない。けどこのまま体力が落ちていくのはイヤだなあ。。。そういう人は試してみる価値があるのでは?と思います。もちろん、やり過ぎると、ちょっと指のあたりが「パーン」となるので、やりすぎ厳禁ですが、自分の「今の限界」を知るのに、とても良い道具だと思いました。
とにかく地道
日に日に腕も軽くなると、距離も延びます。それはイコール、腕の筋力の上昇傾向ということです。「鉄アレー何キロ持てた!」というのに比べると、判りやすさはまったく無いので、確認は地味です。地道です。でも、むしろあんまりそこは気にせずに「疲れたな」を基準にしたらマイペースも保てます。
なるほど、この調子で選んでいけば「乳がん術後患者用筋トレ」も、思いのほか、あるのではないか。。。?
というわけで、またそのうち書くパート3へ続きます。(そのうち、とは次回ではないということです笑)