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お江戸超低山さんぽリベンジを振り返る

 2020年9月21日(月)~23日(水)にかけて挑戦した『お江戸超低山さんぽリベンジするよ』を振り返ります。
 当時、おーぷん2ちゃんねるにて実況しつつ、時にツイッターにて発信していましたが、歩き旅だった為、なかなか1つひとつの事柄に対して述べるという事が出来ませんでした。
 また写真も結構な枚数を撮りましたが、スレに載せたのは一部分。
なので、この機会に...というか振り返りがしたくてnoteを開設したので書きます。
 挑戦後、書かねば…書かねば…と気がつけば3週間。記憶が薄れゆく中、どこまで書けるか、振り返れるか正直分かりませんが、とりあえず自分の為に文章として残したいと思います。スレや写真を見て、「あぁ…こんなんだった」と想い出す事を期待して書いていきたいと思います。

と言いつつ、今回は挑戦の経緯を書いていきたいと思います。

遡ること5年前。
 
 1冊の本との出会いから始まりました。(画像左
当時はアウトドアに興味を持ち始めていた頃で、高尾山や筑波山に登ってみたい!と思っていた時期でした。
そんな中、図書館の登山コーナーを眺めていたら『お江戸超低山さんぽ』という不思議な、とても惹かれる題の本と出会いました。

以前から『ちい散歩』『ブラタモリ』『キンシオ』といった街歩きの番組が好きでよく見ていました。その延長で当時大学では、地域史学習に興味を持ち、学びを深めていました。
 自分は生まれも育ちも東京な為、自然のある風景・生活に強い憧れを抱いていました。しかし番組を見たり、地域史などを学ぶうちに、外も良いけど、自分の住んでいる地域、東京に、内に目を向けて見ようと。

 意識が変わりました。
東京都心はビルばかりで自然が無いなんて思っていましたが、全然そんな事は無くて、自然も歴史も溢れているんだってことに気がつく事が出来ました。
 
 そして『お江戸超低山さんぽ』との出会いです。
「たしかに都内にも~山とつく地名はたくさんあるよな」って疑問に思った事はあった。でも歴史・成り立ちまで調べようとは思わなかった。でもこの本を通して、そういうことだったのか。と楽しく学ぶ事が出来ました。しかも都内だから巡りやすい。

ちょうど、その時期にNHKにて、日本100名山を一筆書きするという『グレート・トラバース』の放送があり、「なにこれ凄い番組!」と、
とても興味深く見ていました。

 そんな番組に感化され、当初は電車にて巡るつもりであった超低山めぐりを、出発の数時間前まで悩んだ末、謎のテンションにて「俺も超低山、一筆書きするぜ!」と踏破する事を決めました。(数週間前から歩くかもと思いルートは作成していました。)

 当時はおーぷん2ちゃんねるにて実況するといった考えは無く、ひたすらに己との戦い、低山を巡っていました。
 15時間に及ぶ挑戦の末、無事に帰宅できたものの、本に記載されていた「池田山」(時間外の為、公園内に入れず。)
「品川富士」(夜だった為、富士塚を見つけられなかった)
の登頂が出来ず、一筆書きとはいきませんでした。

 一筆書き出来なかった悔しい想いはありましたが、達成感は確かにありました。しかしこの頃は、長時間歩いた経験が無かった為、挑戦中はもちろん、終えてからも足の痛みが2週間くらい引きませんでした。
(病院へ行くほどに痛かった…)

この辛くも楽しい達成感が、歩き旅の魅力にハマるキッカケとなりました。

そうして5年後の今に至る。

 リベンジ案件として、いつかはまたという想いは抱いていたものの、同じルートを巡る事に対して、モチベーションが上がらずにいました。
そんな中、同じ作者さんの『東京まちなか超低山』(画像右)が2018年に出版されていました。
 こちらは『お江戸超低山さんぽ』に記載されていた山に加え、都内の低山・富士塚、さらに郊外にある山や富士塚も追加され、都会100名山と称し、かなりパワーアップした内容となっていました。 

 県を越えての旅を心からは楽しめない中、都内で旅をする…となるとこれはもう5年前のリベンジするには絶好の機会だよねという考えに至りました。
 そこで道中が同じなら、以前から漠然と構想を練っていた「徒歩で東京十社めぐり」も一緒に巡ってしまおうという事になり、結果として、

 ・お江戸超低山さんぽリベンジ 11座 
 ・東京まちなか超低山     28座
 ・東京十社めぐり       10社

 
それぞれ単独企画であったのを1つにまとめ、一筆書きにて挑戦したのが、
『お江戸超低山さんぽリベンジするよ』
なのです。

と、長くなりましたがこういった経緯があっての挑戦でした。
次回からはこの挑戦の振り返りをしていきたいと思います。

それでは。