マガジンのカバー画像

一人旅マガジン やっぱりいい。北海道バイクとキャンプ旅

25
2021年夏。北海道を旅したエッセイの連載です。 ツーリングと焚火と、ときどきお酒。 旅慣れたようで不器用な、年月を経て改めて感じること。 通勤電車の中で、息抜きがてらカフェで、…
運営しているクリエイター

#キャンプツーリング

#25 フラれてフラれて千歳まで

 R274は徐々に標高を下げ、夕張を過ぎた頃には樹海、山といった雰囲気は薄れ、ポツポツと納屋…

TOMoki
2年前
1

#5 日本海オロロンライン①

 日本海オロロンラインはときどき、海抜数メートルほどのところを海に沿って走る。道は退屈だ…

TOMoki
2年前
5

#8 サロベツ原野 ライダー憧れの地

 3日目の朝。周りのキャンパーがテントを撤収する音で起きる。少し頭がポーっとする。昨夜は…

TOMoki
2年前

#9 クッチャロ湖~サロマ湖 あの時の姐さん

 クッチャロ湖は、オホーツク海側を北の果てまでもう一息の、町のすぐ近くにありながら観光地…

TOMoki
2年前
1

#11 網走~斜里 雨のはじまり

 4日目の朝は、ミスティな雨で始まった。わかってはいても、やはり雨は嫌なものだ。他のテン…

TOMoki
2年前
2

#12 知床半島 晴れのち雨・雨

 まだ雨の心配があった斜里から知床まで走ってきたが、どうやらこちらは天気がいい。合羽を脱…

TOMoki
2年前

#21 帯広 また飲みたくなる店

 ジーパンの乾燥を待つ間、1階のカフェ&バーの店員に、付近でおススメの店をいくつか訊く。ぼくの仕事柄、日本酒のメニューが豊富な店が気になるが、どうもそこはバー使いのような店だった。腹が減っており、しっかり食べて飲める店となると限られる。その中で、いくらか日本酒がありそうな店をネットでも調べたが、いまいち様子がわからなかった。3軒に電話を掛け、一人でも食べられそうなメニューとカウンター席の有無を確認し、そのうちの1軒に予約を入れた。  乾いたジーパンに履き替え、ホテルを出るとき

#22 十勝平野 広域農道の楽しみ

 7日目。起きて、何の気なしにリモコンを手にとり、テレビを付ける。せっかくキャンプ脳にな…

TOMoki
2年前

#23 樹海ロード日高 長い焚火

 今夜泊るのは、日高山脈を越えて少し行った、R237とR274が交差する道の駅 樹海ロード日高に…

TOMoki
2年前
1

#24 石勝樹海ロード ゆく人・帰る人

 8日目。明け方にサーっとひと雨降り、そのまま厚い雲が覆う。最終日の今日は、テントをしっ…

TOMoki
2年前