洋服のミニマル化
ミニマリスト/シンプリストに出会ってから、ずっと迷走していた洋服のミニマル化がようやく落ち着いて来た(と思う)ので、まとめてみたい。根っからのシンプリストの割りに、なぜか洋服だけには執着やこだわりがあり、ミニマルにするのに大苦戦だった。
色の統一
まず、簡単に手をつけられるのは、洋服の色を限定すること。3色がおすすめされていたので、私の場合は、黒・白・カーキ緑の3色を選び、それ以外の色の洋服を手放すことにした。でも、グレーも好きで手放せないことに気づいて、4色に変更。適切な色の数は、人それぞれということで…。
アウター
次に簡単にミニマルにできたのは、アウター。完全な車社会のアメリカ暮らしなので、基本的に分厚いアウターはあまり必要ない。重くてかさばるウールのコート類は手放し、軽いダウンジャケットのみ。きれいめにしたい時は、コール・ハーンのレインコートをトレンチコートのような感じで兼用することに。ブレザーと犬の散歩用のレインジャケットもキープして、肌寒い時に羽織る用に。色はすべて何にでも合う黒。
複数の季節に使える服
アウターもそうだけど、季節を限定する服は手放して、複数の季節に使えるものを残すように意識。そうすると、半袖なし、分厚いセーターなどもなしに。なくても全く問題なかった。トップスもボトムスも、春夏用と秋冬用が5着ずつくらいあれば十分。
部屋着
一番困ったのが部屋着(兼運動着)の存在。在宅勤務が週二、週末の休み二日で、お出かけ用より部屋着の方が使用頻度が高いくらい。でも、それぞれに同じくらいの量を持つのは多過ぎて嫌。その頃に旅行に行って、動きやすくてお出かけにも使える服として、レギンス&チュニックの組み合わせが大活躍したことで、そのスタイルを部屋着兼お出かけ着として採用することに。これで、部屋着のみの存在を排除できた。
オンライン購入にさよなら
ネット上で欲しい服を探す方が、お店に行って探すより楽だけれど、オンライン購入すると、思っていたより状態が悪かったり、色が違っていたり、素材が薄過ぎたり、サイズが小さ過ぎたり、大き過ぎたり、似合わなかったり。あまり気に入らないものは、もう持っておきたくない。そうなると、やっぱりこの目で見て、手に取って、試着できることに勝るものはなく、無駄な購入を避けるために、オンライン購入は基本的にやめることを決意。
洋服ミニマル化の効果
洋服をミニマル化してよかったことは、クローゼットがすっきり、きれいになる以外にも、お気に入りの服のみを揃えれたこと。ミニマルにすることで、自分に必要なお気に入りの服を知ることができた。
そして、新しい洋服を探す時に、選ぶ基準が明確になったので、無駄に迷わなくなったのもよかった。無駄な買い物が減って、節約となるかは今後に期待。
ただ、よく言われている「朝、着る服を選ぶのに迷わなくなった」というのは私には逆効果だったかも。なぜなら、どの組み合わせもありのものばかりなので、何を着ればいいのか逆に分からなくなってしまう。前は、このボトムスにはこのトップス、と決まっていたような気がする。何でも合うなら、何を選んでもいいのだけれど…。これは、そのうち慣れると思いたい。
最後に、何よりもよかったのは、お気に入りの洋服だけを着るようになったので、少しだけ幸せの度合いが上がった気がすること。洋服は毎日、常に身につけているものだから、自分を大切にするためにも、お気に入りのものだけにすることはとても大事。
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