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手作りブレッド

最初はバナナブレッドから始まった。それから、パンプキン、ブルーベリー&レモン、いちご、そしてシナモンと、娘が作る手作りブレッドの種類はどんどん増えている。ブレッドと言っても、パンではなくて、パウンドケーキのようなもの。

私が一番気に入ったのは、ブルーベリー&レモン。ブルーベリーがふんだんに入っていて、レモンの香りと風味がほのかにして、最高。でも、作るのが一番大変らしい。レモンの果汁を絞るだけでなく、皮をすりおろして入れるそうで、それが一苦労とのこと。私の誕生日には、その手間をかけて、私のために娘が作ってくれて感動した。

最新作は、ズッキーニブレッドだった。ズッキーニの味はほぼしないけど、ズッキーニの皮がちらほら見える。パンプキンブレッドのようにシナモンがきいていて、なかなかおいしかったけど、やっぱりブルーベリー&レモンが一番で、バナナが二番目のお気に入り。

さらにこの前は、小麦粉ではなく、玄米粉を使ってグルテンフリーにして、身体により良いものにしていた。次は一体どんな手作りブレッドが出てくるのか、ひそかに楽しみ。

料理はまったくしない娘が、なぜかはまっているブレッド作り。料理やお菓子作りは、作業に集中するので、無心になって不安や心配事を忘れられる上、出来上がったものを食べる喜び、さらには家族が食べて喜ぶのを見る嬉しさもあるから、精神的に良い気がする。

私は料理もお菓子作りも特に好きではないけれど、私にとっての掃除や片付けと似たようなものかもしれない。つまり、心の安定剤のようなもの。娘がそういうものを見つけてくれてよかった。心からそう思う。

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