京都から最短の港町 小浜の商家・茶屋町と酔っ払いサバ
重要伝統的建造物保存地区にも登録
文化庁が指定する「重要伝統的建造物保存地区一覧」(43道府県、合計123地区)には、馬籠宿や妻籠宿、白川郷、京都産寧坂、倉敷川畔など名だたる場所が含まれていますが、福井県からは鯖街道の宿場町熊川宿と街道出発点である小浜市の小浜西組が商家町・茶屋町として指定されています。JR小浜駅からは1.2kmほどのところにあります。
商家町・茶屋町 小浜市小浜西組~三丁町の風景
小浜は中世の頃、京都に最も近い日本海側の港町として栄え、1522年には若狭武田氏が町を整備、江戸時代には京極氏が小浜城を築所して町づくりを進め、武家と町人混在の町から町人地として整備され、東・中・西の3組に分けられました。現在の小浜西組の町並みは、1888年の大火以降の建物が主体となっています。詳細は下記の記事を見てください。
小浜よっぱらいサバ(小浜の養殖鯖+京都の酒粕)
若狭湾の鯖は、焼き鯖やへしこなども有名ですが、小浜にきたら「よっぱらいサバ」がおすすめです。京都の酒蔵で製造された酒粕入りの餌で育っていて、お刺身なのにたしかに臭みがなく、酒粕に含まれるアミノ酸による旨味のようなものを感じました。(詳細は下の画像をクリック)
焼き鯖やへしこのように昔からあったものかと思ったら、実は2016年にひとりの漁師の方の試験養殖から始まったそうです。
小浜市内でよっぱらいサバを食べられる場所が何ヵ所かありますが、今回は小浜西組から1.4kmほどの若狭フィッシャーマンズワーフのレストランでいただきました。
小浜市のその他の情報
食祭海道若狭路 人と自然のおもてなし湖西 ぐるっと周遊まんぞくマップ⇩
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