客室乗務員の福利厚生:飛行機にタダで乗れる夢の真実とは!?
こんにちは!タビ子です。
今日は、誰もが気になる客室乗務員の「福利厚生」についてお話ししたいと思います。「客室乗務員になると飛行機にタダで乗れる!」なんて噂を聞いたことがある方も多いはず。でも果たして、その夢は本当なのでしょうか?飛行機のチケット代は高いので、頻繁に旅行するのは難しいですよね。では、実際のところはどうなのか、詳しく見ていきましょう!
夢の福利厚生、詳細はコレだ!
航空会社ごとに福利厚生は異なりますが、私が働いていた中東系の航空会社の制度についてお話しますね。以下が私の会社の社割についての内容です!
従業員本人は、90%または50%割引の自社便航空券を回数無制限で予約可能!
他社便も同様に、90%または50%割引で回数無制限!
家族や友人も割引あり(ただし回数制限あり)。
さらに、年に1回、無料で自社便の往復航空券をゲット!
これを聞くと、「素晴らしい!」と思うかもしれませんが、実は「空席がある場合のみ」という条件が付きます。つまり、空席がないとチケットは取れないのです。ドキドキしながら、空席情報を見に行く日々が続くのです。
「年功序列」の驚くべきシステム
飛行機に乗れるかどうかは、実は年功序列が関係しています。例えば、東京行きのフライトに空席が5席しかない場合、7人の従業員が社割チケットを選ぶとどうなるでしょうか?入社年数が長い順に席が割り振られるので、早い者勝ちではないのです!
そして、特典の1つに、年に1度、空席状況を気にせず確実に席を押さえられる無料チケットがあり、これは本当にありがたいプレゼントです。特別な旅を計画するときは、このチケットを利用させてもらっていました!
迷う割引率!90%引きと50%引きの秘密
割引率も気になりますよね?90%引きに目が行きがちですが、実は50%引きのチケットにすることで、座席確保の優先順位を上げることができるのです!もし、周りの同僚が全員90%引きのチケットを持っていても、あなたは50%引きで序列が高くなるので、確実に席をゲットできる可能性が高くなります。
つまり安心をお金で買う・・ということですね!(50%引きのチケットでも空席がなければ飛行機に乗れないなんてこともありますが・・。)
自社便と他社便:どの航空会社も対象?
「自社便」と「他社便」という風に分かれています。自社便は当然自分の会社の運航便。ただし他社便の場合は、提携している航空会社の便も割引して利用可能です。私が働いていた会社は多くの航空会社と提携していたので、社割で旅行できる幅が広がっていました。これは嬉しいポイントですよね!
家族や友達用チケットの回数制限って?
家族や友達用チケットには回数制限がありますが、具体的には、1年間で1人10枚ほどのチケットが買えるというのが一般的です。1枚は例えば「東京-ドバイ-ナイロビ-ドバイ-東京」といった4セクター利用可能です。
また、このチケットは事前にパスポート情報を登録しておかなければいけない、枚数制限も10〜30枚、友人は50%割引チケットしか使えない、など会社によって規定はそれぞれです。
ビジネスクラスやファーストクラスは割引で乗れる?
気になるビジネスクラスやファーストクラスの割引チケット!これは「ランク」によります。責任者のランクに昇進すればビジネスクラスのチケットも手にできたり、パイロットなら家族もファーストクラスに乗れたり。。など会社によってそれぞれ。
タビ子が働いていた会社は、ビジネスクラスで働くクルーに昇級した場合、年に1度のプレゼントチケットでビジネスクラスに乗れるチャンスがありました!
無料でビジネスクラスに乗れたら…それは素晴らしい経験ですよね!
実際の費用はどう?
90%引きや50%引きとは言え、具体的にどれくらいの金額になるのか気になりますよね。中東から東京までの通常料金は約10万円ですが、社割であれば片道1万円程度。なんと、約10時間のフライトが1万円で体験できるのです!
タビ子はパリから電車で約3時間でいくことができるルクセンブルクにも、LUX Airと言うルクセンブルクの航空会社を使って約1時間弱で行ったことがあります。なぜなら社割チケットを使えば飛行機の方が電車より安いからです!
*ちなみに90%と50%の割引は空港使用税には適用しません。そのため空港使用税が高い空港を使用する場合は90%引きでも割高になったりすることも・・!
まとめ
今回は、客室乗務員の福利厚生の中でも特にお得な社割チケットについてご紹介しました!旅行が好きな人にとって、この制度は魅力的ですよね。私が働いていた航空会社では、皆がこのチケットを使って、休みにはさまざまな場所に旅行に行くのが当たり前でした。
今はその職を離れてしまいましたが、社割の便利さに慣れてしまうと、普通の航空券が高く感じてしまいます(笑)。
もしもあなたが客室乗務員になる機会があれば、この素晴らしい福利厚生を存分に活用して、たくさんの旅を楽しんでくださいね!✈️😁